>>779
ここは駅伝部の成功がやっぱり大きい。
先ずは両角監督が強くする為にと自ら起伏のあるクロカンコースを作った。そして世界を目指すには日本一のチームと環境でと大迫のような志の高い選手がやってきて、大迫は実際に世界で戦える選手に成長してくれた。
大迫といえば佐久長聖、佐久長聖といえば駅伝の強豪というイメージが全国的に定着した。視聴率が30%近い箱根駅伝には長聖OBが毎年5、6人くらいは走るのでこの宣伝効果も大きい。また上野や佐藤といった息の長いベテランの存在もある。
これだけのチームに成長すると強引なスカウトをしなくても有望選手の方から希望して来てくれるから楽。日本一ハイレベルなチームなので相乗効果でまた全体にレベルが上がる。その集大成として吉岡→永原→濱口と、オリンピック出場を狙えるかもしれない選手がたて続けに登場してきている。
これと同じ事を今から野球でとなると強化費用が桁違いになる。やるならどこよりも先に、それこそ20年以上前からやってないとダメ。伝統を築くには10年掛かる。大阪桐蔭だっていきなり強くなったわけじゃない。また強さを維持する為には生半可な努力じゃ続かない。
野球に関しては長野県では、今も昔も伝統校松商。言い方を変えると野球でもっているのが松商。