>>129
今から30年以上前の話なので、当時の役員はもう引退しています。
自分自身、その後長い職業人生を経験し、さらに管理職になってみて身につまされる思いもしています。
高卒に仕事を依頼する(命ずる)場合にはマニュアル(又はこれに代わる文書を交付したうえで口頭で相手の理解度を確認しながらその時の作業範囲をしっかり指示しなければなりません。
そして終わったら仕上がりぶりを確認します。
二度目以降は最初と最後だけ確認すれば普通は大丈夫ですが、作業内容によっては手本を示すこともあります。
大卒者の場合は作業のレベルが高卒とは違うことが普通ですが、マニュアルのある場合は範囲を指定したうえで先ず読めと言って渡すと一読して自分の理解したこと腑に落ちないことなどを報告に来ますから効果的に仕事の指導ができます。
研究の補助に使う場合は大学の卒業研究の延長のようなものですから、仕事ぶりをちらりちらりと見てやるだけで充分です。思いがけないことが起こった時の対処でその新人の能力が判ります。
高卒をこのレベルまで育てるのはとても大変ですよ。