>>455
パール判事の意見書によれば、この事件の起訴事実は次のものでした。
「南京市内に入った日本軍の兵士は、表に居る市民を無差別に射殺した。
日本軍は市を制圧すると、強姦・殺人・拷問・略奪を始めて、それが6週間も続いた。
最初の数日間で2万人以上が殺害され、6週間のうちに市内と周辺部で26〜30万人が
殺された。
この数字が正確であるのは、15.5万人以上の遺体を埋葬したとする慈善団体の紅卍会と
崇善堂の記録が示している。
この6週間に、日本兵によって中国人女性2万人が強姦された。 」
パール判事は、「この数字をそのまま認めるには無理がある」と述べました。
しかし、次のようにも述べています。
「南京における日本兵の行為は残虐であり、惨烈な蛮行が3週間におよび、6週間の残虐行為が続けられた事は否めない。」
パールは、『日本の政治指導者と、虐殺に関わった現地指導者たちの、どちらが犯罪責任を負うべきか』について、疑問を呈したのです。
否定派が一部分を引用しただけです。