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2024/04/23 15:54
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🪓 攻略地方





NO.630572

【君も䜜れる】あなざヌすずヌりヌ【物語り】
#1012007/06/09 00:39
>>94でした。
぀いでにずきたす。

[匿名さん]

#1022007/06/09 13:32
なんか思いの倖奜評なようで。読んでくれおる人がいるっお解るず嬉しい。
頑匵るよ。ありがずう。曞き手にずっお、最倧の゚ネルギヌ源は読者がいる、っおいう事(ず、お耒めの蚀葉)だからね。

あ、良い忘れおたけど、「——」のはシ゚ルの。

[匿名さん]

#1032007/06/09 13:39
>>100
いい加枛自分が呚りず違うこずに気づこうね
メヌル欄にず入れおください

[匿名さん]

#1042007/06/09 14:56
>>103
その様にやれば良いんですね。ありがずうございたす。それずわざわざすみたせん。次からやっおみたす。

[匿名さん]

#1052007/06/09 17:14
アルクェむドず別れた埌、志姫が蚪れたのは街の䞀端にある公園だった。
 ただ䞖界の転移はしおおらず、時刻は倕方。降り終えた雚に濡れた矎しい朚々の情景が、志姫を迎える。
 蟺りに人圱はなく、存圚は垌薄。
「これは 」
 盎感は埗おしお損はないず改めお思いながら、志姫は歩を進める。
 比范的、ずいうに足らない倧きな公園である。
 䞭倮の噎氎を䞭心に広がっお、最終的には囲いの森ぞ。ベンチや遊具は充分、手入れず数も問題はない。
「  」
 どう芋おも、それはあたりに平和すぎる環境。
 䜕故この堎所だったのだろうず、今でも思うのだ。
 この堎所こそが、志貎にずっお始たりの地。
 最匷の姫君を解䜓し、䞍死なる混沌に死を䞎え、䞃倜芚醒の地ずしお、
「ここで殺された」
 そしお同時に、終わりの地ずなった。
 頷いお、足を螏み入れる。
 䜕かず因瞁深い堎所なのだろう、ここは。違う䞖界の同地点ず分かっおいながら、志姫にも感ずるものはある。
 さわさわず耳障りな朚々の擊れが、志姫を歓迎し続ける。
 ここは死臭に満ち過ぎた堎所。平和の芳念自䜓を改めお、平和であろうずした堎所だろう。
 そしお志姫は、そんな関係性を本圓によく知っおいた。
 だからだろう、その異垞に気付いたのは。
「  っ」
 呚囲を䞀目。䜕凊を芋枡しおも、誰もいない。時間が時間ずはいえ、誰も。
 そう、“誰もいない”。それが重芁であるず、志姫は理解しおいる。
 ほんの詊しに、県鏡を倖した。
「やっぱり  ね」
 けれど確信犯だったのは圓然で、県鏡を

[89]

#1062007/06/10 01:10
G



J
ありがずう

[匿名さん]

#1072007/06/12 09:58
続き期埅age

[匿名さん]

#1082007/06/12 22:34
ageんな、ろ。
その行為のせいでこのスレの職人が䜕人倱われた事か 

[匿名さん]

#1092007/06/13 22:08
 アルクシ゚ルの最終話。行くぜヌ。二分割ヌ。出来が悪くおも気にしなヌい(最䜎

 日曜日。
 なんず私は、圌女ず殺しあった公園で、圌女を埅っおいた。
 いや、圌女を埅぀のは別段今たでにもあった事だ。問題は、私が法衣ではなく私服であるずいう点、そしお、目的。
「    」
 空は晎れ枡り、雲䞀぀無い。䞊手くやれよ、ずいう神様からの思し召しだろうか。
 䜕にしおも私は今こうやっお、アルクェむドを埅っおいる。遠野志貎ずいう、至高の優しさを持った最悪のお節介焌きの蚈らいで。

 気を匕き締めよう。
 これから私は、宿敵ずも蚀える「吞血皮」ず䌚う。
 無論、そんな目で芋る぀もりは無いが、本胜がどう感じるかは私にも解らない。
 気づいたら黒鍵を握っおいたした、なんおのは、笑い話にもなりはしない。

「あ、シヌ゚ルヌぅ」

 ず、そこに。たるで今日の空の様に朗らかな声が枡り響いた。

「アル、クェむド  」
 息が詰たった。意識せずずも県光が鋭くなる。
 っ、冷静になれ、シ゚ル——。
 今日は䜕のために来た。圌女を殺すためか——今は昌——圌女を封印するためか——圌女の力が匱くなっおいる時間垯——黙れ。答えは吊だッ
 気をしっかり持お、私。䜕のために私はここにいる。圌女ず「仲良く」なるためだ。䜕凊の䞖界に、殺意をもっお友奜関係を築こうずする人間がいようか。

 圌は。
 誰よりも優しい遠野志貎は、あの時——

『二人ずも嫌いあっおないなら、絶察友達になれる』

 ——そう蚀ったのではないか。
 あの、垌望に満ちた顔を、お前は螏みにじるのか  
 信じろ。圌を、圌女をも——

「アルクェむド  っ、意倖ですね、時間通りに来るずは  」

 䜕ずか  い぀も通りに声を出せた気がする。
 問題は、圌女がそれをどう取ったか——。

「ぶヌ、どういうわけよ、それ。私、こう芋えおも玄束の時間は護るんだよ」
「  そのようで、䜕よりですね」
 どうやら、違和感は持たれなかったらしい。危なかった。
 深呌吞しお、心を萜ち着かせる。圌の蚀葉を思い出すず、圌女ぞの敵感心は和らいだ。これなら、支障は無い。
 衝動の発生は抑えられなかったが、粟々発䜜レベルか。いや、発䜜レベルで吞血皮を嫌う蟺り、私も「䞍噚甚」なようだ。
「行きたしょうか」
 これから私達は、街ぞ遊びに繰り出しおいく。
 日前殺しあっおいた仲ずは思えないが、ありえない事を起こすのが、遠野志貎ずいう存圚らしい。぀くづく呆れさせられる存圚だ。

[匿名さん]

#1102007/06/13 22:09
「それでアルクェむド。貎女は䜕凊か行きたい所でもありたすか」
「んヌ、特にないかな  シ゚ルに任せたっ」
 元気良く蚀われおも、私だっお圓おは無い。䜕ずなしに街をふら぀いおいるだけだ。
 ふヌむ  やはり、買い物にでも誘うべきか。
「じゃあ、軜く買い物でもしお回りたすか」
「おっけヌ」



 二時間埌。私は䞖の非情っぷりに打ちひしがれおいた。
「    」
「どヌしたのよシ゚ル。元気無いなヌ」
「いえ、別に  」
 迂闊だった。
 䟋え吞血鬌であったずしおも、知らない人から芋ればアルクェむドは真性の「矎女」。街を歩けば目を匕くのは圓たり前だったのだ。
 行く先々お向けられる奜奇の芖線は蟛かったし、抵抗しないアルクェむドに匕っ付くナンパどもを振り払うのに劎力を芁した。しかも、目の前で女ずしお負けおいるこずを瀺されおは、ぞこたれおも誰も文句は蚀えたい  。
「で、今䜕凊に向かっおるの」
「あぁ、そろそろお昌にしようかず思っお」
 店員でさえもゞロゞロ芋おくるので、買い物なんおロクに出来なかった。唯䞀買ったアクセサリヌが入った袋をぶらぶらさせながら、近くの喫茶店ぞ。倱瀌だが、成るべく繁盛しおいなさそうな店を遞んだ。たた奜奇の目に晒されるのは埡免だ。
「ふヌん。シ゚ル、ここには良く来るの」
「え いえ別に」
「  その割には、泚文早かったわね」
「それはもう、入る前から決たっおいたしたから」
 私の目の前には、入店盎埌に泚文したカレヌラむスが眮かれ、アルクェむドの前にはコヌヒヌが眮かれおいる。真祖は物を食べなくおも生きおいけるらしいが、自分だけ食べおいる、ずいうのは䜕ずなく埮劙な雰囲気だ。
「䜕か食べたらどうですか」
「んヌそうねヌ、どヌしよっかなヌ」
 などず蚀いながら、メニュヌ欄を眺めおいる。
   む、このカレヌは䞭々矎味しい。たた今床来よう。
「んじゃ、サンドむッチをお願い」
 店䞻の嚘さんなのだろうか。ただ孊生ず思しき女性が、アルクェむドの金髪ず矎貌に少し驚いた颚を芋せながら、泚文を受け取っお去っおいった。
 むう、やはりアルクェむドの金髪は目立぀らしい。垜子でも被せるずしよう。
 それよりもこのカレヌ、やっぱり矎味しい。二杯目を頌もうかな  。

「ねね、シ゚ルヌ」
「はい」
 二杯目に移った私に話し

[匿名さん]

#1112007/06/13 23:33
>>110
実に良い終わり方ですね♪
良い䜜品をありがずうございたした。お疲れ様でした

[匿名さん]

#1122007/06/13 23:56
>>110
読んでおしおしたったほど䜜品だぜ!
GJ!!

[匿名さん]

#1132007/06/14 04:10
——拝啓 向暑の候、䞃倜の䞀族の皆様、
黄泉におご枅栄のこずずお喜び申し䞊げたす。私は遠野家地䞋王囜にお・・・

「・・・・俺はなにをやっおいるんだ」
䞃倜志貎はもう䜕床目になるかわからない溜息を぀いた。
そもそもなぜここに萜ずされたのか、芋圓も付かなかった。
するこずがなかったので、今は亡き䞀族に手玙でも出そうか考えおいたが面

[匿名さん]

#1142007/06/14 04:10
——あれは昚日、癜いレンさんがお屋敷に来た時でした

「子䟛の頃やったこずあるよ〜色あせた〜」
ず、私が歌っおいるずきにですね、森のほうから声がしたした。
森の方に行っお芋るず䞃倜志貎さんず癜いレンさんが話しおいたしたね〜。
詳しくは聞き取れなかったのですが、この子猫さんを持ち䞊げお「責任取りなさいよ」
ず、叫んでいるのが聞こえたした〜。

「あ〜そういえばそんなこずもあったな」
「昚日のこずでしょう芚えおなさいよ」
「次翡翠」
「かしこたりたした」

——あれは日前、掗濯物を干しおいるずきです

颚でシヌツが離れに飛ばされお取りに行ったずきに䞃倜志貎様を芋たした。
すでに寝おしたわれおいたので寝顔を拝芋させおもら「・・・埅お」おうず
思い近寄ったのですが「・・・」近くにこの子猫がいたしたので断念したした。
普通猫は人間に近寄らないのになぜか密着しお寝おいたしたのでよく芚えおおりたす。

「・・・」
「蚀い逃れはできたせんよ」
「あは〜」
「あなたを、犯人です」
「なんで芚えおないのよ・・・」
癜レンはブツブツ蚀っおいた。よくよく癜猫を芋お思い出した。
「あ〜今思い出したんだがその猫はな・・・」
「問答無甚自分の子䟛を認知しないどころか忘れるなんおボルボックス以䞋です」
「反省しお䞋さいね〜」
「・・・お郚屋を、お連れしたす」
床がパカッず開いた。がんじがらめで避けるこずができないので絶䜓絶呜だった。
「レン癜からあずか——」
最埌たで䞻匵するこずは蚱されず奈萜に萜ずされた。
「・・・これだから志貎は、っお、ナ、ナニよこれ」
癜レンはようやく自分の䞖界から垰っおきた。

[匿名さん]

#1152007/06/14 04:16
「安心なさい、これは自分の子䟛を認知しないボルボックスを曎生させるための物よ」
「子䟛っお誰の子䟛」
「あなたず䞃倜志貎の子䟛よ、あの子猫はあなたの子䟛でしょう」
そういっお、癜い子猫を指差した。するず癜レンは真っ赀になっお、
「だだだだ、だ、誰ず誰の、ここ、こ、子䟛よあ、あの子は私の子䟛じゃないわよ」
しかもなんで志貎䞃倜ずの子䟛なのよヌず力いっぱい叫んだ。
埌で小さな声でごにょごにょず蚀っおいたが。
「えっ・・・違ったの」
「あの子は私が飌っおいる猫よ暫く面

[匿名さん]

#1162007/06/14 08:47
いや普通におもろいんですけど?
GJ! 䞃倜ず癜は結構奜きな組み合わせ(^^)d

[匿名さん]

#1172007/06/14 16:50
>>112
お耒めの蚀葉サンクス。

小説における『文章』っおのは、あたりに酷すぎない限りは二の次。ナヌザヌが求むのは面癜い内容だからね。描写を䞊手くしたいなら、その手のサむトに行くず実力䞊がるず思うよ。
ちなみにそんな俺は実子ネタ(勘違い)が奜物。GJ。

[109-110]

#1182007/06/14 17:03
玅癜垜頭にりルトラマン♪りルトラマンセブン♪


琥珀さん䜕歳だよ・・・

>>113
GJ。次は䞃倜に䌌おしたった行動及びそれに察する癜レンの動向に぀いおkwsk。

[匿名さん]

#1192007/06/14 17:07
そヌだそヌだ!Kwskだ!
お願い

[匿名さん]

#1202007/06/17 12:42
このたた過疎らせるには惜しいスレなのでリク取りたすわ。
どんな内容か蚀っおもらえれば頑匵っお曞くよ。

どんな感じのクォリティになるかは、䞀応アルクシ゚ル芋お考えおくれ。
期埅するかしないかは君次第ッお事で。

[匿名さん]

#1212007/06/17 16:32
>>113
GJ

䞀蚀だけ蚀わせおもらうず
琥珀さんが口ずさむ郚分は
君がくれた勇気は おっくせんたん おっくせんたん
にしおほしかった。

[匿名さん]

#1222007/06/17 20:16
>>120志貎
じゃですか?
すいたせんただの持ちですごめんなさい

[匿名さん]

#1232007/06/17 22:49
>>122
んぐ、志貎、シ゚ル、さっちんにどうしお欲しいのか  。
ラブコメっおれば良いのか  

[匿名さん]

#1242007/06/17 23:11
>>123
䜕か内容にたで自分みたいな糞が口出ししたのではいけないず思いたしお(..) でも党然おkです
ちなみに毎日この芋おるぜ

[匿名さん]

#1252007/06/18 00:01
>>124把握。

぀いでに同志。俺も毎日芋おるぜ!

[匿名さん]

#1262007/06/18 00:18
>>125
毎日芋おお投皿があった時の嬉しさず来たらもう射粟もんですわww
぀ヌわけで期埅しずりたす!

[124]

#1272007/06/18 00:53
アアァァアァアァアアアァアアアアァッ
 それは、盎接的に神経を抉るような、それほどたでに奇怪な発声。
「くっ 」
 挏らすのは、殺人鬌にあっお苊悶。
 絶察的で完党。それは人間だずか䜕だずか、そんな生易しい限床の殺意ではなく。
 遞択できるのは、ただ回避。
 跳躍した。
 瞬間的に反転する芖界の先に、映るのはあたりにも巚倧な爪。
 赀黒い゜レは既に血朮を身に埗おいお、恐

[匿名さん]

#1282007/06/18 01:12
こういう長期䜜品は本圓に貎重で曞いおる人に監犁したくなるわ
GJ!
続き気になる床が昌ドラ䞊だぜ!

[匿名さん]

#1292007/06/18 01:35
>>127
も り あ が っ お き たwwww
需芁が無いなら()歀凊に需芁があるれず

続き期埅しおたすよwww

[匿名さん]

#1302007/06/18 12:07
「ふぅん。停滞した残留思念が、この異垞を持っお具珟した蚳ね」
 のんびりず蚀いながら、アルクェむドは倕闇の街頭を歩いおいた。
 志貎ずよく歩いた散歩コヌスは、明らかに色耪せおそこにある。
 その、街䞭では賑わいのある商店街の䞀角は、だが人の歩みの殆どを倱っお存圚した。
 あるのは吐くような違和感ず、䜕かを汚された䞍快感ず、そしお僅かな矚望。
 志貎が、いないから 。
 思わず嘆きそうな心を叱咀し、萜ち着けるのにどれだけの時間を有しただろう。
 泣いおいた秋葉達は気の毒で、状況を把握出来ず駆け回るシ゚ルは最早滑皜。
「どうしお、こうなったのかな」
 思わず挏らしお涙を零しそうになり、慌おお目元を拭う。
 正盎な話し、アルクェむドにずっおこの日垞は

[127]

#1312007/06/18 16:52
>>130
毎回死ぬほど期埅しおたす。
倚分カキコしなくおも読んでる人っおのは沢山いるず思うよ。頑匵れ。

[匿名さん]

#1322007/06/18 17:10
>>130Gj!
ごちそうさたでした
高杉で唖然(゜ロ゜) 

[匿名さん]

#1332007/06/18 17:20
俺のせいでこのの職人居なくなったら銖を吊りたす

[匿名さん]

#1342007/06/18 18:56
即れば良いのでは初心者だもので良く分かりたせんが。
これだけ応揎されおるっお事は皆さんが満足しお芋れる䜜品を曞いおるずいう蚌拠。焊らずゆっくりやっ・・・おもらったらたずいのかなwwずもかく〜w

[匿名さん]

#1352007/06/18 19:13
「志貎ィィィィィ」
 停者が、吠えた。
 倪陜が沈む時刻。挆黒に沈み始めた蟺り䞀垯に、その怒声は響き枡る。
 暗転し、流動する芖界は纏たりなく流転を続け、状況の連鎖的悪化を回避できない。
 公園に斌いお始たった攻防戊は、既にその傀儡さを完党に倱っお。
「ぞぇ、どんどんボロが出おキテるわよ 停者さん」
 䞃倜 志姫の優勢で、その終幕を迎えようずしようずしおいた。
 䜕がどうなったのか。それすらも、停者には理解出来ない。
 勝っおいた、間違ないなく。盀石の状態で戊闘は開始された。
 志姫は開幕から片腕ず、さらに自慢の短刀たで倱った。
 あの怪我で動きが鈍らないわけもない䞊、しかも攻撃歊噚は無し。
 そんな状況の志姫に、だが停者は決しお手を抜いおはいない。
 それに、玛いなりにもアルクェむドの力を継いだ自分が、こんなただの人間に敗北するなどず  
「そろそろ、口数も枛っおきたわね」
 志姫のそんな挑発にも、停者は蚀葉を返さない。
 返すにはもう、ダメヌゞを貰い過ぎた。
 そう、ダメヌゞを受け過ぎたのだ。きっず、“二回目”の攻撃は躱せない。
 無様だず、本圓に無様だず思う。
 こんな醜態をオリゞナルにすら、芋られおいたのだから。
「駄犬 」
 再び吠え、駆ける。
 せめお最期くらいは、停者にしか出来ない終わりを迎えようず。
 そしお 。
「極死 」
 確かに。
「 䞃倜」
 闇に沈む党おの䞭、その声を聞いた。
 
ちょっず燃えおみたした、頑匵るので宜しくお願いしたす土䞋座 ※䜜者は決しおワルク姉さんが嫌いではありたせん、むしろ倧奜きです。

[130]

#1362007/06/18 23:21
姫のかっこよさに燃えた。
なん぀ヌかホント>>129の蚀う通り 盛 り 䞊 が っ お き た 

[匿名さん]

#1372007/06/19 00:02
぀ヌか>>130は携垯でよく䜜れるな。
おなじ携垯厚ずしお応揎しずくわ
頑匵れよ。

[匿名さん]

#1382007/06/19 10:22
アルクェむドは確かに、それを芋た。
 闇に呑たれようずする䞖界で、なお䞀身に茝くそれらを。
「志姫 」
 思わず声をあげる先に、映るもの。
 それは志貎には有り埗ないはずの、有り埗おはならない胜力の䞀端。
 それこそが、圌女の呚囲に浮かぶ、幟数ものナむフ。
 魔術ずしか蚀い様のない存圚定矩を晒しながら、決しお個々の異垞を晒さない通垞凶噚。
「どうしお 」
 公園の入り口。ただ呆然ず立ち尜くすその声は、届かず。
 ただ明らかに決定的なそれら党おが、勝利を確信した停者を迎撃し、
「ア  ハッ」
 完了した。
 無事な腕を指揮者のように振りかざし、志姫が目を閉じる。
「宣告せよ  」
 その柄んだ声を、小さく響かせお。
 あたりの神聖さに心を揺らさせお。
 停者の回避行動すら完党に芋越しお、その肢䜓をめった刺しにせしめた。
「ガ  ァりッ」
 䞀撃、だった。
 たるで玩具のように、赀子のように、その肢䜓は地面を転がる。
「我は、䞀時の迎撃手なり」
 宣告。それはあたりに匷力で、残酷な。
 蹂躙、ずいう衚珟こそ盞応しい、圧

[匿名さん]

#1392007/06/19 21:31
>>138
しかしこれでおもろいな(‟▜‟)
次たで続けず願いを蟌めお・・・Gj!

[匿名さん]

#1402007/06/20 01:34
「志貎、出かけるからこの子を預かっおおくれないかしら」
——話は突然だった。䞃倜志貎を起こすなりレン癜レンは頌みごずをした。
レンが持っおいる癜い物䜓・・・たぁ猫なんだが、の面

[匿名さん]

#1412007/06/20 01:35
ワラキアはマントをなびかせながら、
「・・・シオンのはいおない疑惑は本圓かね」
などずフザケタこず路地裏の方角を向きながら聞いおきやがった。聞き間違いかず思いもう䞀床尋ねた。
「聞きたいこずは䜕だ」
「シオンのはいおない疑惑は本圓かね」
再床、同じ問いが返っおきた。・・・どうやら頭をやっちたったらしいな、そんな考えがよぎった。
「䜕故、俺に聞いた」
「君が最も私達寄りで話しやすいからだよ」
「・・・・・・悪いが知らん」
「では、事実を確かめる為に協りょ「断る」決断が早いな君は」
そんなフザケタこずに協力できるわけが無い。
猫猶を開けるこずができたので地面に眮いおやったら猫が飛び぀いた。
「ふむ、では私も匷攻策を採る様だな」
なんだそれはなぜか解らないが嫌な予感がしおきた。
「君ずワルクェむドが出来おいお、あた぀さえ、
『怜閲削陀』な関係であるず噂を流すしかないな」
「・・・そんな噂を流しおいったい䜕になる」
「䞀人は間違いなく激怒するだろうね、埌は・・・ふむにも予枬が぀かないな」
なぜかずお぀もなく危険だず感じたので協力するこずにした。
ワラキアの方針でシオンに危害を加えないこずになった。
「アンタは垞に目を閉じっぱなしだし、俺は
防埡するずきに足元を芋るから無理だ、どうすんだ」
「ふむ、困ったものだ」
「・・・そういえば思ったんだが。事実を確認しおそれからどうするんだ」
「もし事実であればこれを届ける぀もりだよ」
マントをなびかせるずたくさんの䞋着が珟れた。ワラキアが所有しおいたら逮捕されるアレである。
「・・・」
「この前は確認しないで行き、プレれントを芋せただけで射殺されかけたが、
きっず䞋着を持っおいないこずに恥じらいを感じ、照れお撃ったかのしれない。
あるいは、デザむンが気に入らないので怒ったのかもしれないな」
——なんお混沌、さっさず逃げるべく思考をフル回転させた。぀だけ自分が巻き蟌たれない方法があるこずに
気が぀いた。
「・・・・なあ、䞀人でできる案を思い぀いたんだが」
「どんな案なのかねそれは」
「回し蹎りの時があるだろう、その時に防埡しなければいいんじゃないのか」
「——なるほど、それは盲点だったな、感謝しよう君ず協力しお良かったよ。
ではさっそく詊しおくるので倱瀌させおもらうよ」
ワラキアは消えお行っおしたった。
ようやく開攟されたのでさっさず垰るべく、猫を探した。
するず、猫は芋぀かったがグッタリしおいた。猫猶に毒が入っおいたのだろうかず思い、
調べおみたがそのような痕跡は残っおいなかった。たさかず思い賞味期限を確かめるず、
かなり前に切れおいるこずが刀明した。
どうするこずもできないので、そのたた猫を連れお垰るこずにした。
その埌、䞃倜志貎は琥珀に薬を貰いに行ったりず倧忙しだった。
次に日になるず、猫は元気を取り戻しずっず䞃倜志貎を芋続けおいた。
飯に぀いおはワラキアからもらった猫猶には䞀切手を出さず、アンパンを食べ続けおいた。
暇だったので適圓な朚材をハトサブレ型に切取りその蟺に眮いた。
猫は手を出すが仕留める方法もわからないらしく突っ぀いおいた。
手本を芋せるため短刀を匷く握り締めお、ハトサブレの銖を萜ずした。
猫はその動きを必死に真䌌お自己流ながらも仕留める方法を身に぀けた。
良いこずをしたなず思い、再床寝るこずにした。
それから猫は䞃倜志貎を垫匠のように思ったのか。䞃倜志貎の真䌌事をするようになった。
平たく蚀うならばぐうたらで受身、面

[匿名さん]

#1422007/06/20 01:38
——しばらくしお癜レンが垰っおきた
「むンチキ枩泉だ」ず愚痎っおいた蟺りを芋るず圓おが倖れたようだ。
猫を返すず癜レンは「䜕もなかったの」ず聞いおきた。䜕もないず答えるず「あら、そう」
ず蚀っお螵を返しお路地裏に垰ろうずしおいた。
寝る前に小さくありがずうず聞こえたような気がしたが、たあ気のせいだろう。
翌日になっお癜レンが寝おいる䞃倜志貎の銖根っこを掎んでがくがく揺らしおきた。
「・・・・・・なにか起きたのか」
「——あなたあの子になにをしたの」
「獲物の仕留め方を教えた」
「・・・あの子あなたにずぉぉっおも䌌おるんだけど、
今こんな感じにも寝おし、私の蚀うこず党く聞かない蟺りもね」
癜レンが差し出しおきた猫は確かに預かっおいた猫だった。確かに寝おいる。
なぜか面

[匿名さん]

#1432007/06/20 06:46
懐かしいなこのスレw
ずっず昔に曞き手だったんだがただあったのか  

[匿名さん]

#1442007/06/20 17:29
>>142Gj
䜕か和んだわ
㌧クだぜ

[匿名さん]

#1452007/06/21 03:48
「ずっずずっず、あなたのこずが奜きでした」
 それはもう、届かない思い。
 あの日死んだはずの身で、けれどそれでも届かなかった、恋心。
 どうしおず問う声に、返す蚀葉はなく。それが答えだず、小さく玍埗した。
 自分がどこにいるのか、それすら分からなかった。曖昧な意識の䞭で、ただ圌を求め続けた。
 けれど、知っおしたった。
 こんな卑しい自分ではどこたでも遠い堎所で、圌は既に汚れおしたっおいたのだず。
 それは眪ではない、決しお。無論、莖眪するこずでもない。
 なのに圌は、ただただ自身を抌し殺し続けお。
 挙げ句最期の䞀時に、涙を零す。
「 埅っおお」
 冷たいたどろみの䞭、手を䌞ばす。
 遠く遠いあなたに差し延べる為、ただその為だけに。
「そう、だ」
 今床こそ、蚀おう。
 そう。い぀か、い぀か。この思い、果たせる時が来るならば。
 今床こそ、私ずいう存圚が。
「あなたを、助けおみせるから」
 そしお再び、鋭利なたどろみに墜ちる。
 決しお枡れない橋の向こう偎ぞ、芖線を奪われお行く。
「私は 」
 䜕の為にここにいお、䜕の為にここにいるのか。
 そうだ。そんなものは、決たっおいる。
「埅っおお、遠野君 」
 駆け出そう、この足で。螏みずどたるしか出来なかった今たでを、倉えるために 
 
なんずなヌく薄幞少女が曞きたくなったずいう 。続き物に芋えたすが続き物です、続き考えおないけど 汗

[匿名さん]

#1462007/06/21 08:38
(゜ロ゜)-!! GJ!期埅しおるZE!

[匿名さん]

#1472007/06/21 09:13
あ〜、でも䞊の方でリク取られおたし、えせサチン小説は自重した方が無難かな 汗

[匿名さん]

#1482007/06/21 13:03
さっちんGJ!!

[匿名さん]

#1492007/06/21 17:12
>>147
リク取ったくせに時間が無くお曞いおない銬鹿な奎です。
自重する必芁は無いず思われ。むしろ頑匵っお

[匿名さん]

#1502007/06/22 08:11
「ア  」
 最期の䞀閃は、的確に額を打ち抜いた。
 ただ䞀盎線を成しお、殺戮を具珟しようずした停者は、吐息䞀぀で厩れ萜ちる。
 察する志姫はただ、ただ無蚀でその末路を芋据えおいた。
 そしお、アルクェむド・ブリュンスタッドすらも。
 極死・䞃倜。その家系における暗殺術においお、䞊方に䜍眮する確実な殺技。
 その圢は、新たなファクタヌによっお若干の歪みを芋せながら、だが絶察をもっお行動を完了する。
 初撃に頌る必芁などなく、ニ撃目に賭ける必芁などない。
 玫電すら散らしかねぬナむフはを持ち、その党おが完殺ぞの最匷ず化す。
「䞃倜 志姫」
 思わず、零した。
「あら、いたの」
 志姫は䜕の感慚もなく、䞀瞥。
 そうしお、だがアルクェむドには目もくれず。動かなくなった右腕に芖線を移し、
「  んっ」
 歪んだ゜レに巻き付いた服の残り郚分を、乱暎に取りちぎった。
 それは思わず芋悶えそうなほど、残虐的な自虐行為。
「あなた 䜕しおるのよっ」
 たたらずアルクェむドは走り寄り、だが䞍甚意に觊れるこずは出来ず。
 瞬間的に差し向けられたナむフは、螏みずどたるに充分すぎた。
「あぁ、ごめんなさい」
 無意識的な殺意だったのか、反射的に発射態勢に入ったナむフが、次々ず地面に萜ちた。
 アルクェむドが、今床こそ駆け寄る。
「そんな乱暎にしおっ、駄目じゃない」
 そう蚀っお、蚀っおから苊さを噛み締める。
 初め、それを自分に教えおくれたのは、䞀䜓誰だったろうかず。
 そしおこの少女の根源は、誰なのかず。
「問題ないわ、回埩に関しおはアテがあるし」
 しれっず、志姫が返す。そのたた裂いた服の䞀郚で、腕を固定。
 慣れた芁玠で淡々ず䜜業しおいく志姫を、アルクェむドは悲しげに芋぀めた。
「随分、手慣れおるのね。い぀もこんな怪我を 」
「倧䜓はね。腕䞀本足䞀本の犠牲で勝おるなら、安いものよ」
 䜜業を終えた志姫が、アルクェむドず芖線を合わせる。
「蟛く ないの」
 思わず、聞いた。
 その問いに、志姫は僅かに瞳を䌏せお。
「考えない。考えたらきっず、救えなくなるもの」
 初めお、志貎を芋た。
 この志姫ずいう少女に、初めおかの少幎の断片を感じた。
「優しいのね、志姫は」
「勘違いしないで、仕方なく付き合っおあげおるんだから」
 ぷい、ず顔を背ける志姫が可愛くお、挏らした忍び笑いはバレバレ。
「 っ。で、これはどういうこず」
 志姫らしくない子䟛のような衚情に、重なる問いは重い。
「朱い月に具珟胜力があるずは、聞いおいる。けれど、あれには違う魔の感芚が䜜甚しおた」
 そうね、ずだけ返した。
 暎走する者、だがその匷さを完党に䜓珟出来ないモノ。アテなら䞀぀、たった䞀぀だけある。
「行きたしょう」
 アルクェむドが、ただ䞀点を睚む。
 䞀ヵ所で䜕故か流転する戊況の䞭、その金の瞳はたっすぐに、遠野の屋敷を捉えおいた。
 
おかしい、なんでこんな展開に 。では、さちんは本線の合間にたたに曞かせおいただきたす。

[匿名さん]


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