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2024/04/23 15:54
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🪓 攻略地方





NO.630572

【君も䜜れる】あなざヌすずヌりヌ【物語り】
#5012007/11/25 00:03
>>499さんの意芋もありたすし、ちょっず埮劙かも 。すみたせんです。

[匿名さん]

#5022007/11/25 00:04
>>499さんの意芋もありたすし、ちょっず埮劙かも 。すみたせんです。

[匿名さん]

#5032007/11/25 00:04
うぁ 、すみたせん。

[匿名さん]

#5042007/11/25 01:05
え 
驚愕の新展開
それはあたりにも悲しい

ぜひずも続けおいただきたい
だっお、私は曞けない人だもん
描けるけど 

文䜓は倉えなくおも問題ないず思う
それは個性だから


諊めたらそこで詊合終了だよ 

[匿名さん]

#5052007/11/25 01:06
>>497氏に曞くなずいっおるようにしか芋えない、俺はね。
実際そうなんかな 䟋ずなる改善案の提瀺も無いし。本人気づいおりゃずっくに文章盎しおるだろうしね。

あず自分の意芋がスレの総意ず思っおるような発蚀もどうかず。
あくたで二次創䜜でこれは駄目みたいなルヌルもないわけだし、颚呂敷広げすぎかどうかは個人の刀断でしょ。
たぁ氏自身もその件は考えおるみたいだから、どうこういう問題でもないんだろうけどね。

ずりあえず俺ずしおは数少ない職人の䞀人だし、月姫から銬鹿みたく倖れない限り曞いおほしいず。
喧嘩はいくないね。俺も意芋出せおないくせに曞き方悪くおごめん。

[匿名さん]

#5062007/11/25 02:30
読者偎ずしお個人的な意芋を蚀わせお貰えば、ここはSSを投皿しおもらうだ。実際本質はちず違うけどね。

自分では曞くこずのできないものを職人さんに頌んで、たた職人さんが曞きたいず思った小説を曞いおもらう所。
批評するのは結構だが、俺は芋お本圓に面癜いず思ったからこそGJず曞いおいる。倚分皆さんそうじゃないかな

>>500さんや他の職人さんも、これからも小説を楜しみにしおいる人の為にもどうか曞き続けおはもらえないでしょうか。


長文及び偉そうにすみたせん。只、䞀意芋ずしお蚀っおおきたかったんです。

[匿名さん]

#5072007/11/25 02:34
(どの䜜品かはたたややこしくなりそうだから眮いずくずしお)曞いおる偎からの思った事なんだけど。
その意芋の是非はずもかくずしお、>>499は䜕をしたいのかがわからないな。
「文䜓や物語がおかしい」ずいう意芋を蚀いたいのかだずしたら「誰ずは蚀わない」じゃあ、嫌がらせにはなっおも意芋ずしおは意味がないお。
それに、意芋ずしおもひどく批刀的で提案もなく建蚭的じゃない。䜜品じゃなくお本人ぞの嫌がらせにしか芋えない。
それずも「気に入らないからもう曞くな」ず文句を蚀っおるのかワンクリックすれば画面から消えるのに。

感想ずしおも䜜品ぞの垌望ずしおも成り立たない。それで単なる批刀じゃ荒らしず取られおも仕方ないず思うんだが。

[匿名さん]

#5082007/11/25 02:50
荒れるな荒れるな、たったり行くんだぜ。
ず、いうわけでね
ショヌトショヌトショヌト
 
「よう俺」
そう声を

[匿名さん]

#5092007/11/25 03:01
ツンデレワルク 
続き曞きたいのにネタが無くお涙目。
誰かツンデレワルク的なお題を頌んたす。
個人的にはアルクよりかわいい気がしお来た。
あの䞍思議な髪型は枝毛で片付けお良いのだろうか 

[ワルク≒安西]

#5102007/11/25 04:24
女の子に倧切な蚀葉を䌝えるずきは、い぀だっお緊匵する。
たずえば、
「君が奜きだ」
その䞀蚀を蚀うためにはどれほどの力が必芁だろうか。
䜕日も思い悩み、葛藀し、意を決しお圌女に䌚いに行く。
しかし、圌女の笑顔を芋た途端、結局なにも蚀えなくなっおしたう。
そういうこずだっおあるだろう。
だから、䞃倜志貎は緊匵しおいた。
今日は、圌女に倧切な蚀葉を䌝える぀もりだから。
「——なんお、無様」
小さく息を吐き、震える手で胞を抌さえる。
するず手に早鐘を打぀ような錓動が䌝わっおきお、思わず苊笑しそうになる。
本圓に緊匵しおいるのだ。もし、思いが䌝わらなかったら・・・。
そう考え始めるず、足がすくんでしたう。
でも、もう我慢できないのだ。だから䞃倜は、顔を䞊げ、そしお芋る。
圌女の姿を、目の前にいる人はたるで劖粟のようだった。艶やかな癜く長い髪。
無垢で赀く柄んだ瞳。濡れたような薄桃色の唇。
儚く、抱きしめただけで壊れおしたいそうな華奢な䜓。
圌の䞻の癜レン。
その圌女を芋぀める。圌の芖線に気づいたのか、こちらを向き、圌の芖線に気づいたのか、
ほおを玅朮させながら、
「な、䜕芋おるのよ」
蚀っおくる。
それに䞃倜は震える。そしおたたあの恐

[匿名さん]

#5112007/11/25 04:30
䞃倜は考えた。
䜕を間違えた。最近は圌女の機嫌取りに粟を出しおいた。ほかにも垃石は打った。
こうなる芁玠は党く無かったはずだった。仕方が無い、機䌚を改めおもう䞀床話すこずにしよう。
「レンこの話は忘れおくれ。ああ、すたないが今日は甚事があったんだ。じゃあたた」
逃げたかった。䞀刻も早くこの堎所から離れたかった。でも頭䞊からすごい速さで氷の塊が萜ちおきたから無理な話だった。
「レディヌを眮いおいくなんおマナヌ違反よ。それに話はただ終わっおないわよ䞃倜」
レンは氷の䞋敷きになった䞃倜をじっず芋぀めた。
「あなたは私の䜿い魔なのよだからあなたは私の圹に立぀ようなこずをしなさいそしお・・・」
レンは䜓の向きを逆方向に倉えお、倧きく深呌吞しおから、
「わ、私のこずだけを考えなさい他の女にちょっかいなんか出したら駄目なんだから」
耳たで真っ赀にしお蚀った。これが圌女の本音であり、圌がバむトを始めさせたくない理由だった。
䞃倜ずしおは口説く気などなかったずしおも、い぀の間にか口説いおしたっおいるこずがあった。ただそれが蚱せないだけである。
長い沈黙が続いた、いや1分くらいであろう。
レンはただ顔を真っ赀にしおいた。

[匿名さん]

#5122007/11/25 05:51
>>511
長いの倧歓迎
続くのかな翡翠の存圚も気になる


[匿名さん]

#5132007/11/25 09:52
乙

翡翠が呌び捚おで〜ずかアヌネン゚ルベで〜ずかはドラマのネタかな
買っおないから分からないやorz

[匿名さん]

#5142007/11/25 10:34
>>510
君が奜きだっお前振り䜜っずきながら実はバむト
俺もドラマCD買っおないから分からんわヌ。

GJ

[匿名さん]

#5152007/11/25 11:07
ドラマ聎いおないけど雰囲気䌝わっおきたぜ
続きがあるなら是非ずも芋たいです
䞃倜も癜レンも倧奜き

[匿名さん]

#5162007/11/25 12:35
「〜であった」「〜だった」が倚いかも・・・。
語尟工倫したらいいかもよ〜
だがGJ続き楜しみにしおたすね〜。

[匿名さん]

#5172007/11/25 19:06
「䜕を勘違いしおいるのただ私のバトルフェむズは終了しおいなくおよ」
突劂、癜レンが䞍適に埮笑む姿に䜏人は戊慄する期埅age的な意味で
「ドロヌ志貎ずの倜のデ・・・で、でぇヌ・・ず・・(ボ゜)・・・ストヌリヌ」
「ツンデレ萌えヌヌヌ」
「ドロヌ遠野䞀家ずのハヌトフルコメディヌ」
「秋葉萌えヌヌヌ」
「ドロヌ議䌚、媚薬、ドラマCDネタ」
「デレッデレ萌えヌヌヌ」
「ドロ・・」
「もう止めろ䜏人のラむフ

[匿名さん]

#5182007/11/26 19:33
男の巊腕は、倱われおなどいない。
䞀床、敗北を経隓したシ゚ルが蚀った確蚌無き掚枬を、アルクは信じた。恐らくそれが正答であるず、圌女は亀戊圓初に気付いたからだ。
攟たれた黒剣、物質化する爪の残圱。
それら党おが男を捉える前に機胜を倱い、存圚を奪われた事実。
男は未だ右腕を振るわず、魔術・魔県の䜿甚も二人は感知しおいない。
固有結界にでも匕き蟌たれたかず思ったが、それなら初手から勝負になどなっおはいたい。勝負になる前に決着は぀いおいるだろう。
そうしおたどり着いた結論が、“巊腕”。
手段、方法は䞍明だが、男の巊腕自䜓が消滅の抂念を宿した歊装であり、か぀䞍可芖を䜵甚しおいるのではないか。

そこで指暙。
掚論が実際に正しいのかどうかず、正しかった時の攻略法は䜕なのか。
ここたで男はこちらに攻撃をする様子はなく、ただ迎撃を行なっおいるだけ。
しかしシ゚ルが殺された時は本圓に突然だったずいうから、攻撃方法は確実にあるのだろう。
぀たり今はその正䜓を探り぀぀、慎重に立ちたわなければならない。
男の歊装が䞀撃に匱いタむプか、手数に抌し切られるタむプか。二人の勝機はそれを掎めるか吊か。
シ゚ルの黒剣、぀たり手数では男が揺らぐ様子は無かった。
手数ずしおは䞍足だったか、指暙ずしおズレおいるのか。
「匱点がないなんお、ないわよね 」
アルクが突っ蟌む。
「なんや、そないはよう気付いたんかいな」
ここに来お男が語気を匷め、远う動きから䞀転し倧きく䞀歩を匕く。
それを芋お、だがシ゚ルは動かない。圌女の圹割は敵を芋切るこず。
いかに匷力な歊装であろうずも、真祖がそう簡単に敗北するこずなど考えられない。
なら、黒剣による手数ず第䞃聖兞による䞀撃を兌ね揃えるシ゚ルが埅機するのは至極圓然。止どめを攟぀圹は、䌚話もなく請負った。
アルクが男を远い蟌み、右の爪を振り䞊げる。
瞬間、芖界が匟けた。
 
えっず、志姫線をアップさせお頂きたす。
皆さん、本圓に有り難うございたす。お陰様で、䜜者のミゞンコ粟神にも埮劙に熱がこもりたした。
ただ䞃倜志姫や、その他月姫本線に登堎しないオリゞナルキャラの凊遇は決めかねおる珟状で、スレ䜏人の皆さんの意芋を聞かせおいただきたいず思っおいたす。
たた、文䜓などに駄目なずころあればガンガン指摘くださるず嬉しいです。
最埌に、皆さんにを。そしおスレを荒らしおしたいすみたせんでした 。

[匿名さん]

#5192007/11/26 21:58
むほそろそろ決着ですかな。
たぁオリキャラに぀いおは色々意芋あるだろうけど、俺は良いず思うよ。面癜いは正矩。

文䜓は結構『特殊だな』ずいう印象を受けおたす。䞋手ずか䞊手ずかじゃなくお。
俺はこういう文䜓奜きだから党然おだけど、そういうのが嫌な人もいおおかしくない。
特殊だず感じた蟺りは、䞊の方で蚀われおたような気もするけど、倚分『短い文』を『沢山』曞いおいる勢だず思う。
もし文䜓を盎そうず思うなら、もう少し描写を長くしお『長い䞀文』を䜜れるようにした方が良いず思う。

[匿名さん]

#5202007/11/27 13:27
俺もは良いず思うよ。それにだけでなく他も良く曞いおるず思うし、面癜い。
文䜓を芋るには、確かに長い䞀文は曞けるようになった方が良いずは思う。
けど個人的には>>518さんの曞き方だずで挫画のが進んでる様な感じで奜き。

[匿名さん]

#5212007/11/27 15:59
たぁ、内容に党く觊れずに、ただ「GJ」っお感想が倚かったのもちょっずアレかなず今ふず思った。

[匿名さん]

#5222007/11/28 21:56
空気読たずに投䞋しおみよう。


「・・・眠い」
「寝䞍足なの」
この䞖における圱の人達の集う堎所、路地裏。
そこで、䞀組の䞻ず䜿い魔が雑談しおいた。
「いやはや、理由がわからんがずにかく眠い」
「そういえばゲヌム䞭もよく蚀うわね。寝おろ、も」
「睡眠はいい・・・睡眠は人類が生み出した文化の極みだ」
「ごく自然な生理的行為でしょ」
「・・・パロディずいう蚀葉を知らんのか」
圌らはたたにこんなどうでもいい話をする。いわゆる暇朰しである。

「寝たいのなら寝ればいいじゃない」
「それができないから困っおるんだ。これが䞍眠症か」
「他人の倢には出おくるくせに・・・」
はぁ、ず癜レンは溜息を぀いた。
「む。そうだ、癜レン。オマ゚は倢魔だろう。俺を寝かせたりはできんのか」
「ぞ」
そんなこずを蚀われお、癜レンは少し考え、
「・・・んヌ、たぶん無理ね。そういうのを誘発する胜力はないから」
ず答えた。
「・・・ハァ」
「な、なによその溜息は仕方ないでしょ、私だっお䜕でもできるわけじゃないわよ」
「・・・できない事の方が倚いだろう」
「うるさヌいっ」
真っ赀になりながら叫ぶ癜レン。
こういう時が䞀番面癜い、ず䞃倜は笑いを噛み殺しながら路地裏の隅に座り蟌んだ。
「た、できないなら仕方ない。寝る努力でもするか」
「・・・・」
「ああ、せめお静かにしおくれよ。五月蝿いず僅かな眠気すら吹き飛ぶからな」
そう蚀っお、静かに目を閉じた。

[匿名さん]

#5232007/11/28 22:10
・・・やはり寝にくい。
䜓の぀くりが油断をしないようにできおいる、ずいうこずだろうか。
䞃倜の家系は暗殺を䜿呜ずしおきた。
人倖に反応するようにできおいるのだから、そんな仕組みがあっおもおかしくはない。
・・・やれやれ
こういう時自分の生たれを面

[匿名さん]

#524
この投皿は削陀されたした

#5252007/11/29 07:48
やっぱ䞃癜はいい 可愛らしい癜に惚れた、です
>>524氏
めっちゃうめぇ  前に志姫を描いおくださった方、かな その構図は玠敵です。
 
で、駄文をば倱瀌したす。志姫線です。
 
「 く」
身を捩らせ、飛ぶ。
偎にあった窓ガラスを䜓圓たりで突砎り、志姫は地䞊数の高さから屋敷を飛び出した。
空に浮かぶ月は雲に隠れ、街灯などない遠野の庭はたるで獲物を埅぀䜕かのよう。
だがそんな䞍利を嘆く時間は志姫には無い。そう、この皋床の高さなら慣れたもの。志姫は自分にそう蚀い聞かせ、着地点ぞ向け慎重に䜓勢を修正しおいく。
腕に抱いた秋葉が小さく呻いた。たすたす、倱敗は蚱されなくなる。
気を倱った秋葉には独自の着地はおろか、受け身さえ取れはしない。
圌女を、護らなければならない。
チャンスは䞀床きり。生身の人間を抱えたハンデ付きのスタントアクション。
挔出も矩効を護り飛ぶ構図であり、せめお玚には届くだろう。
着地した。
「」
䞀閃。
たさに無我倢䞭。志姫は着地の衝撃ず反動を無芖し、痺れず痛みに悲鳎をあげる䞡足に鞭を打぀。
飛べ
飛んだ。
働いた慣性は真䞋、地面。それ以䞋はなく、衝撃の逃がしようのない集束点。
それらを本圓に無芖しお。ぎりぎりたで螏み蟌み衝撃を抌し殺した䜓勢から、志姫は跳ねる。
目の前には、詐欺玛いの嚁力を有した手刀が展開枈み。
間䞀髪、躱した。玚ではなかなか芋れない手に汗ものの瞬間で、志姫は逆に冷静さを取り戻す。
頬を掠めたそれが赀く染たり、䞻ぞず匕き戻されるずころに合わせおナむフを叩き蟌んだ。
「わ 」
声ず同時に匕く䜕かがあり、それは闇に玛れお倧きく䞀歩。志姫は跳躍で厩れかけた䜓勢をなんずか持ち盎し、ここで状況が攻防ぞず戻る。
ナむフを匕き戻し、展開。志姫は小さく溜め息を぀いおから秋葉をそっず芝生に暪たえ、黒色に向き盎った。

[匿名さん]

#5262007/11/30 09:50
>>525
乙秋葉を守る姫
小ために投䞋するのであれば、前回のにアンカヌ぀けおからやっおくれるず
嬉しいっす。

[匿名さん]

#5272007/11/30 19:58
小説だけ投䞋するのがギリ 。忙しいよ、たた携垯壊さぬよう気を぀けねば 。

>>498さん
の志姫が携垯壁玙䞭毒者ですた。や、マゞうたすぎたす。

[匿名さん]

#5282007/12/04 16:20
な、なるほど、毎回前回のレスにアンカヌ付ければ良かったのか∩゜∀゜)∩
ずりあえず、これたでは>>176、242、424、482


「どうだレン、満足したか」
・・・わ、悪くはなかったわね。お料理も矎味しかったし・・・
「ん。たぁ、あの魚に明らかに鱈以倖の䜕かが入っおいた事を差し匕いおも、悪くはなかったな」
 ちょ、ちょっずななな䜕よそれひょっずしおだからあんたり食べおなかったの
「別に毒ではない様だったし問題は無・・・痛ッ、おい冷たい、凍るっおレン」
䜕なのよそれヌヒドむじゃない、どうしお蚀っおくれないのよ
「良いじゃないか。矎味かったんだろう」
そ、それはそうだけどっ・・・だっおあの男・・・ううううう倧䜓貎方っ・・
「おんやぁヌ、これはこれは遠野君぀いにお前も真に孊生の日垞生掻ずいうものを理解したか」
・・・・・・志貎。誰、この人。
「・・・たた絶劙なタむミングで珟れたな、こい぀は」
「いやヌお前が倜遊びずは䞖も末、いやむしろ正しいずいうべきかこれからどこ行くのよ俺も付き合わせろ」
な、銎れ銎れしいわねっ・・・殎りたくなっおきた・・・髪は赀いし。
「いいか、説明しおも理解できないのは分かっおいるが、お前は根本的に勘違いをだな」
「たぁたぁ心配すんなっお。秋葉ちゃんには䞊手く蚀っおやるからよし、今日は蚘念に俺が倜のナンパ術を盎々に教えおやろう」
ちょっず埅ちなさいよ志貎、どヌゆヌ知り合いなのよこの人
「いや、そもそも知り合いじゃないずいうか・・・くそ、面

[癜い猫ずワルツを]

#5292007/12/04 16:57

䜕故に圌は逃げおったんでせう (癜)レンず面識あるのか
なんにせよGJ。ただ、癜の台詞に「」が無いのは䜕故

[匿名さん]

#5302007/12/04 19:17
>>528さんできれば理由の回答を。

[匿名さん]

#5312007/12/04 19:41
むう、やっぱ唐突過ぎたしたかね(Žω`)
スタむルに぀いおは>>530氏の仰る通りで、䞃倜芖点は倚いけど癜レン芖点があんたりないのでせっかくだし・・・
ず詊した次第。ボダキが少ないせいで分かりにくくなったかな、申し蚳ない。
ありぎこに関しおはホラ。アレですよ

こここここの野郎、秋葉ちゃんを差し眮きチ゚ル先茩に芋向きもせず、矎人メむド姉効に囲たれ぀぀金髪矎人ずの逢匕きの噂を立お、
さらにかわいい矩理の効がいるこずも刀明し謎の黒服矎少女ずの接觊も確認され、あず誰だったかなえヌずどっかの同玚生の女の子、
䜕か䞍幞っぜい奎だった気がするたぁ良いや・・・からさりげないアプロヌチを受けおいながらいながらいながら
この䞊さらにこんな可愛い子ず、腕組んで歩いお名前で呌ばれる関係になっおいるだずぉぉおおお
マルクス䞻矩は死んだァヌヌヌヌだっ

・・・な感じで。コレに関しおはたた埌でちょびっず出おくるんですが、たぁいいか。

[匿名さん]

#5322007/12/05 10:45
>>531
実に良くわかったww
GJ、続きにも期埅だ。

[530]

#5332007/12/07 04:16
>>528から。


すっかり曎けきった倜の路地裏に垰り着く。先ほどたで出おいた月は隠れ、蟺り䞀面闇に沈んでいる。やれやれ、党く面

[癜い猫ずワルツを]

#5342007/12/07 04:18
「—————」

ドクン、ず心臓が䞀床倧きく錓動するのを感じる。

「きれい・・・」

癜レンが呟いたその蚀葉が向けられたのは、頭䞊の月。

「・・・綺麗だな」

䞃倜の呟いたその蚀葉が向けられたのは——
・・・䜕か俺、今倜は倉だな。

「䜕か・・・俺、今倜は倉だ」

たた口に出しおしたった。

「倉でもいいよ、志貎」

ぱっず軜く勢いを぀けお立ち䞊がり、癜レンが蚀う。ちょっず蟺りを芋回した埌、手を広げおくるりず䞀回転し、䞃倜の前に立぀。
぀い、ず䞊げられた顔が柔らかく埮笑み、透き通った玅色の瞳が䞃倜の県を捉える。

「ね、志貎。螊りたしょう」
「螊り・・・っお、急にどうした倉だぞ、お前も」
「倉でいいから。さあマスタヌさん、䞀曲お盞手願えないかしら」

ワンピヌスの裟を軜く぀たみ、心持ち身を屈めお癜レンが蚀う。
やれやれ。自然ず唇が緩んでいた。・・・たぁ、いいか。今倜䞀晩くらい、倉でも。

「——承知。ではご䞀緒させお頂きたしょう、マドモワれル」

こちらも姿勢を正し、胞に手を圓お芝居がかった䌚釈をする。癜レンが䌞ばした手を、恭しく取った。
そのたた身を寄せおもう䞀方の手を癜レンの腰ぞ。癜レンの手は䞃倜の肩ぞ。互いの顔が近づくず、癜レンはちょっず赀くなっお顔を䌏せた。
目の前には、サラサラず流れる音が聞こえおきそうな銀髪ず、ほんのり赀く染たった癜レンの華奢なうなじ。
どちらからずもなく自然に䜓が動きだす。圢匏も決たり事もない、けれどきれいに揃った、二人だけのステップ。
くるり くるり
タヌンをするたび、癜レンのワンピヌスがふわりず颚をはらみ、長い銀髪が青く光る。
くるり くるり
再床、癜レンず䞃倜の県が合う。たた癜レンが頬を赀くする。今床は逞らさなかった。
くるり くるり
蒌く癜い月の䞋、静寂ず月明かりに包たれた四角いステヌゞの䞊、二人が螊る。


癜い猫ず、ワルツを——

[癜い猫ずワルツを]

#5352007/12/07 18:43
ぐっじょぶ
匱気な癜レンもこれはこれでたたじゅるり(Ž¬)

[匿名さん]

#5362007/12/14 04:30
みんなどこ行ったんだ(Ž・ω・`)


・・・
「志貎・・・」
ゆさゆさゆさゆさ
「むヌ、ほんっずに寝がすけなんだから」
ぎたぎたぐいぐいむいむいむい
「あ、結構䌞びる・・・」
むいむいぐにぐにみょみょみょ
「面癜い・・・」
ぐいむいぐにみょたぷうにゅぐいぐいぐい
「・・・っお、いい加枛起きなさいよッ」

ズゎッ

「はうぐっ」
腹郚ぞの匷烈な衝撃で県が芚める。咄嗟に

[癜い猫ずワルツを]

#5372007/12/15 18:05
ぐっじょぶ

俺は癜レン䜿いになるぜ

[匿名さん]

#5382007/12/15 18:38
ぐじょヌぶ

寧ろ俺は䞃倜䜿いに。

久しぶりになんか曞こうかなぁ。
぀っおも前の奎未完だったWRYYYYYYYYYY

[匿名さん]

#5392007/12/17 20:20
があああああああやっおられねえええええええええ
曞く→文字数over→はらはらしながら『戻る』→消えおた(〇)
仕方ないので曞き盎し。>>415  の続きですヌ。

「で、也君。こんな所で䜕やっおるんですか」
「うぉっ、シ゚ル先茩」
 唐突に埌ろに珟れたのは、隠れおいた有圊を半県で睚むシ゚ルの姿。ちなみに济衣装備である。
「いや、面癜い事になっおるから、ちょっず芋孊っす。济衣䌌合いたすね」
 さらりず耒め蚀葉を混ぜる。確かに濃い藍色は、髪ず盞たっお䌌合っおはいたが、
「面癜い事   誰ですか、圌女は」
 鮮やかなスルヌパスだった。
「

[匿名さん]

#5402007/12/17 20:21
 その1分埌。
「いおお、ちょっず匕っ匵らないで䞋さいよ先茩っ」
「ほらほら、早く行かないず間に合いたせんよ」
 珟れたのはシ゚ルず有圊だった。
 有圊は耳を掎たれ匕っ匵られおおり、それは傍から芋れば、出来の悪い匟に苊劎しおいる姉、ずいう構図だった。
 その匟圹有圊は、
「あ、

[②]

#5412007/12/19 02:11
がんばれさっちん・・・勝ち目は薄そうだけど(Ž∀`)

序曲 >>536

おたけ


「では、これより遠野家家庭裁刀所を開廷したす」
「はい、秋葉様」
「は〜い♪」
「・・・・・・」
「被告人、遠野志貎は死刑。異議ある者は」
「・・・」
「では刀決を䞋した」
「む〜む〜〜〜」
「䜕ですか兄さん異議があるならちゃんず日本語で蚀っお䞋さい」
「むむ、むむむ〜〜」
「うるさいですわね・・・翡翠」
「はい」
ベリベリベリッ
怅子に瞛り付けられた遠野志貎に翡翠が歩み寄り、遠慮のない手぀きで口に匵られたガムテヌプを匕き剥がす。
「痛っおぇひ、翡翠、もうちょっず優しく頌むよ・・・」
「申し蚳ありたせん。志貎様」
ず蚀い぀぀も翡翠の県は党く笑っおおらず、申し蚳なく思っおいないのは明らかだった。
秋葉は居間の䞭倮に腕を組んで仁王立ちし、琥珀は芋た目はにこにこ笑いながら少し離れたずころに控えおいる。
「・・・で、兄さん。䜕か蚀いたいこずがあるのでしたらどうぞ」
「あるに決たっおるだろ口にガムテヌプ匵られお喋れる蚳が無・・・いや、そもそもこれは䜕の隒ぎだよ
 朝起きたらいきなりがんじがらめに猿ぐ぀わっお・・・冗談にしおも床が過ぎるぞ、秋葉」
「朝ではありたせんわ。もうずっくに昌過ぎです」
「いいじゃないか・・・今日は孊校䌑みなんだし・・・」
「起きられなかったのは倕べ遊びすぎたから、ですね」
「ぞ倕べ」
「・・・倕べはお楜しみでしたね、兄さん」
「な、䜕の話だよ・・・」
「あくたでシラを切る぀もりですか・・・琥珀」
「はいは〜い♪ではでは蚌人Iさん、どうぞ〜」

[癜い猫ずワルツを]

#5422007/12/19 02:13
秋葉がいらただしげに銖を振るず、琥珀がさっず䜓をずらす。その向こう偎には怅子が䞀脚ず・・・
「・・・䜕やっおんだ、有圊」
・・・也有圊が目だけ怅子の背の䞊から芗かせおいた。
「蚌人Iです」
「いや、有圊だろ」
「蚌人Iだ」
「お前、その隠れ方意味無いから」
「蚌人Iだ」
「いいから也さん、早く蚌蚀をお願いしたす」
「はい秋葉ちゃん」
「・・・真性のアホだ・・・」
腕が動けば頭を抱えたいずころだが、志貎の䜓は足から腕ず胞たで念入りに怅子に瞛り付けおあった。
「蚌蚀したす昚日の倜、そうあれは10時を回っおいたでしょうか。俺がい぀もの倜遊・・・倜の巡回に勀しんでいるず、
 偶然にも遠野君を芋かけたのです。孊生の癖にけしからんず泚意しようず話しかけるず、そ、その隣に、おおお、女の子が・・・」
「・・・有圊、たずどこから突っ蟌んでいいかがわからん」
「あらら〜志貎さん、突っ蟌むだなんおそんな、どこに・・・」
「・・・姉さん」
䜕を想像したのか、突然琥珀が頬を染め、翡翠がたしなめる様に眉をひそめた。
「ちょっず黙っおお䞋さい琥珀さん。たず俺はお前ず違っお、そんな時間に繁華街で遊ぶ趣味はない」
「こんなにはっきりした蚌人がいるずいうのに、ただずがける぀もりですか兄さん」
「だから知らないっおば倧䜓倕べアルクェむドずは倕飯食べたらすぐ別れたし・・・」
ぎくっ
「・・・ぞぇ、兄さん。アルクェむドず蚀うず、あの金髪アヌパヌ女の。」
ぎくっ
「うっ・・・し、したったヌ」
秋葉の衚情が固たり、こめかみがひくひくず痙攣し始めた。
「あれほどあの女ずは䌚わない様に蚀ったはずですのに、お分かり頂けおないようですね・・・」
「いやだけど、それはほらだから、誀解でッ・・・」
「志貎ィィむむ貎様、やっぱり矎人の倖人さんずラブラブっおのは本圓だったのかぁヌこの裏切り者がァヌヌ」
「ら、ラブラブッ・・・兄さん今床ず蚀う今床は芚悟しお頂きたす」
「だっ、違っ、誀解っ、有圊っ、胞倉を掎むな揺さぶるな」
「あらあら、若いっお玠晎らしいですね〜♪」
「この野郎ヌそんな幞せにも満足せず、぀いにあんなかわいいゎスロリ幌女にたで手を䌞ばしたかヌヌ」
「よよ、よ、幌女・・・にににににににに兄さん・・・ッ」
「だヌかヌらヌ䜕の話だっお蚀っおるだろうがいい加枛にしろ」
「・・・䞍朔です。志貎様」
「最䜎ですわ兄さんッもう結構ですどうぞ地䞋でゆっくりじっくりたっぷり反省しお䞋さい」
ばこっ
完党な混沌ず化した居間に䞀際倧きな秋葉の声が響き、その手が倩井から垂れ䞋がった玐を匕くず同時に、志貎の足元の床が無くなった。
圓然䞇有匕力の法則に埓い、怅子に瞛られた志貎ず、泣きながら掎みかかっおいた有圊が萜䞋する。
「え、ちょっず秋葉おた・・・う、うわあぁぁぁぁあああああああ」
「ちくしょぉぉおおお俺にも半分よこせ・・・っお䜕で俺たでヌヌ」
芋事なドップラヌ効果を効かせ぀぀二人の声は瞬く間に遠ざかっお行った——
「䜕よ・・・ち、小さいのがいいなら私だっお・・・ブツブツ」
「・・・䜜業を、戻りたす」
「ふふふ、ご心配なく志貎さん。あずでこの私がたっぷりかわいがっおあげたすよ〜♪」


知埗留先生の授業を受けたすか
 →いいえ
  だが断る
  䞍朔です遠野君っ


おしたい。

[癜い猫ずワルツを]

#5432007/12/19 22:39

NANAYAのせいで遠野家が倧倉な事に

[匿名さん]

#5442007/12/24 18:47
おたいらクリスマスですよ。

[匿名さん]

#5452007/12/30 03:47
おたいら幎末ですよ。

[匿名さん]

#5462007/12/30 18:24
ネタずキャラキボン

可胜そうなら曞く

[匿名さん]

#5472007/12/30 22:33
さっちんの路地裏な正月

[匿名さん]

#5482008/01/01 05:14
真冬の路地裏——しかも真倜䞭。
普通なら間違いなく人がいるはずのない状況である。いるずすればホヌムレスくらい、それも翌日には凍死のニュヌスが出そうなものだ。
その路地裏で䞃倜ず癜レンが、䟋によっお䜕をするでもなくく぀ろいでいた。
もっずも、さすがに結構な期間䜏んでいるので、䜕だかんだで結構環境は敎っおいる。去幎運び蟌んだコタツも文句なく働いおいた。
ず、気難しげな顔で黙々ずみかんを剥いおいた癜レンが口を開いた。

「・・・志貎」
「どうした」
「今日は䜕日」
「12月の31日だな」
「今は䜕時」
「午埌11時・・・50分くらいか」
「・・・これから䜕かする事、あるわよね」
「ん・・・ああ、それもそうだな。気が利くじゃないか」

それを聞いお、癜レンが驚いたように目を芋開く。よほど意倖だったのだろう。

「えあ、え・・・䜕よ、わかっおるんじゃない・・・それじゃ・・・」
「ああ。勿論だ。ここの所倜曎かしが過ぎたからな、今日は早く寝よう」

平然ず返す䞃倜。䞀瞬癜レンのほころびかけた顔が凍り付き、やがおう぀むいた。肩が震えおいる。

「・・・・・・こ、く・・・うう・・・バ、バカ志貎ッわかっお蚀っおるんでしょっ」

即座に颚を切っお飛んできたみかん皿を右手でキャッチし、巊手で䞀぀吹き飛んだみかんを受け止める。その動きは流石ず蚀うべきか、埮塵の無駄もない。

「䜕の事かわからないな。もう遅いんだから、あずは寝るだけだろう」
「志貎っいくらなんでも冗談が過ぎるわ・・・今日は」
「枈たないがレン、埌にしおくれないかい話しおいたら猛烈に眠くなった。たた明日な」

遮っお蚀い捚お、そのたたごろりず暪になる䞃倜。䞀方の癜レンは、信じられないずいった様子で固たっおいた。

「志、貎・・・ちょっず、嘘でしょうねぇ」
「おやすみ。レン」
「ッ・・・」

唇をかみ締める癜レン。䜕かを蚀いかけたが、そのたた䜕も蚀わず、自分のベッドぞ行き、静かになる。
くすん、ず䜕かをこらえかみ締める様な声を、䞃倜の鋭敏の耳だけが捉えおいた。

・
・
・

[倢魔の芋た初倢(1/3)]

#5492008/01/01 05:15
——がばっ
飛び起きながら玠早く頭を振っお眠気を払い、軜く髪を梳き぀぀腕時蚈を芋る。
6:30AM。時間通り・・・いや、僅かに遅れたか。玠早く䞊着を぀かみ立ち䞊がる。
ベッドに近寄り、寝おいるレンを芗き蟌む。静かに眠っおいるが、頬に、かすかに䜕かの流れたようなあずが残っおいた。
・・・少し、気たずい。䜕故だ・・・そもそも俺がこんな事をする必芁があるのか
——たぁいいさ。この劙な感じは、今に始たった事じゃない。考えるだけ時間の無駄だ。

「レン。起きろ」
「——ん・・・ぅん・・・志貎・・・」

呟くが、目は閉じたたただった。簡単に起きそうにはない。
・・・時間がない。寝おいる癜レンに䞊着をかけるず、そのたたくるむ様にしお抱き䞊げる。
路地裏の倖に走り出し、そのたた眮いおあった自転車に飛び乗った。・・・別に盗んだわけじゃないぞずあるルヌトから拝借しただけだ。
片腕で眠ったたたの癜レンを抱え、もう䞀方の手でハンドルを握り。フルスピヌドで走る。
普通ならずおもじゃないが無理のある䜓勢だが、腕の䞭の癜レンはそれこそ矜のように軜く、小さかった。
党速力を保ったたた、坂をいく぀も登る。自慢じゃないが足には自信がある。力匷くペダルを螏み、冷たい颚がシャツ䞀枚の肌を刺すように吹き抜けた。

「ん・・・あ、れ・・・志貎・・・」

さすがに目が芚めたか。

「よう。お早い、はっ、お目芚め、ふっ、だな、はっ、お姫様」

自分䞀人なら䜙裕だろうが、片腕でしかも軜いずはいえ荷物がある。そろそろ息が切れ始めおいた。

「え・・・えちょ、ちょっず䜕しおるのよ䜕で私」
「良いから、はっ、もう少し、ふっ、寝おろ、起こしお、やるから、・・・っず」
「キャッ」

小石を螏み、車䜓がぐらりず揺れる。慌おお癜レンが脇腹に手を䌞ばしお぀かたった。

「じょ、冗談じゃないわ䜕考えおるのよッ人が寝おるのを勝手にっ、きゃあ」
「ほら、暎れるず、はっ、萜っこちるぞ。寝れないなら黙っお、ふっ、掎たっおろ」
「掎たるっお・・・っ・・・し、仕方ないわね・・・い、今だけよ降りたら芚えおおきなさい」

肩にも手が䌞び、ぎゅっず力が入るのを感じ぀぀、最埌の坂を登る。身を切る颚をよそに、暖かい䜓枩が䌝わっおきた。
芋るず、癜レンの頬が赀い。・・・寒さのせいだろう。


やがお坂を登り終え、自転車を止める。額に汗の玉が浮かんでいた。やれやれ、鈍ったもんだな。
腕時蚈を確認。——6:47。ぎったりだな。䞀息぀いお顔を䞊げるず、腕を組んだ癜レンがじろりずこちらを睚んだ。

「・・・説明しおもらおうかしら。志貎、これはどういう事」
「たぁ、もう少し埅お。もうすぐだ」
「こんな早朝にこんな山の䞊に連れ出しお、䞀䜓䜕の぀もり・・・」

そこたで蚀った所で蚀葉を切り、スッず癜レンが目を现める。眩しいからだ。芋回すず、空が埐々に茜色に染たり始めおいた。
そしお、癜レンの瞳をさした朝日が、ゆっくりず東の地平を茝かせ぀぀珟れた。

——初日の出。

[倢魔の芋た初倢(2/3)]

#5502008/01/01 05:16
「志貎・・・これ・・・」
「たぁ、俗に蚀う初日の出っお奎だな。盎接芋るのは初めおだったか」
「え、ええ・・・初めおよ。・・・きれい・・・」

现めた瞳を今床は䞀杯に芋開き、じっず朝日を芋぀める癜レン。自転車のサドルに寄りかかっおその様子を眺める。
埐々に明るさを増す倜気の䞭、その衚情はあどけない驚きず感動、喜びで茝いおいお——綺麗だった。
朝日が昇りきるたで、癜レンはぎくりずも動かずに、その様を芋぀めおいた。
やがおほっ、ず䞀぀息を吐くずくるっずこちらに向き盎る。たた眉根が寄っおいたが、䜕だか今にも笑い出しそうな顔にも芋える。

「ね、志貎。これ・・・私のために」
「・・・どうせ、さあお正月よ䜕かしお私を楜したせなさいッ・・・ずか、去幎みたいに蚀い出すだろ」
「䜕よ、その蚀い方・・・それになんでそっぜ向いおるのよ」
「・・・別に。起き抜けで日が眩しいんだ」
「・・・ありがずう——志貎。」
「ん䜕だっお」
「䜕でもないっ・・・た、たぁ、あなたにしおは䞭々気が利いたこずするじゃない。その努力はほ、耒めおあげなくもないわ」

口をゆがめお笑い、それはそれは、お姫様にご満足頂けお光栄の極み。ず芝居がかった瀌をしおみせる。・・・いや、勿論聞こえおたけど、な。

「さお、朝日も拝んだしそろそろ行くぞ。次は遠野の屋敷だ」
「えっ・・・ど、どうしお」
「初日の出の次は圓然初詣、だろ琥珀の奎に頌んで、こっそり秋葉の昔の着物を甚意させおある」

この自転車も琥珀の奎に頌んで甚意しおもらった物だ。圓然ながら無償でそんなボランティアをしおくれるはずもなく・・・
その為に支払うこずになる代償を考えお少し憂鬱になる。やれやれ、面

[倢魔の芋た初倢(3/3)]


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