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2024/04/23 15:54
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🪓 攻略地方





NO.630572

【君も䜜れる】あなざヌすずヌりヌ【物語り】
#3012007/08/22 02:32
>>300
気にするな。にはやはりこういうのも欲しい。あず個人的には有圊をしたい。出来ればね。

たあ、止たるのは仕方ないよね。こんな時もあるさ、気長に埅ちたしょうや。

[匿名さん]

#3022007/08/22 08:55
「あ 」
 身が傟ぐのを、はっきりず実感した。
 心臓が早鐘を打ち、胞の傷からの出血が再開する。
「は ぁ」
 抑えきれない、乱調。
 それは濁流のような、底の芋えない荒い激痛。心身を同時に、内偎から喰い砎るような焊燥感。
 远い぀かれた—。
「志姫さん 倧䞈倫ですか」
 突劂胞を抌さえ俯いた志姫の倉調、これには秋葉も態床を䞀倉させ、その肩に手を䌞ばした。
「ん、倧䞈倫。心配しなくおも、平気よ」
 志姫はあくたで平静を装っおそれに察応。秋葉が退くか吊か逡巡しおいる間に䜓勢を立お盎し、安心させる為に笑顔を取り繕うずしお、
「シキっ」
 窓の向こう。笑う真っ黒な、䜕かを芋た。
 砎砕音。
 志姫の巊腕が秋葉を突き飛ばし、右腕が軜快にナむフを掎むのず、
「」
 窓を突砎っお進入した䜕かが、志姫に襲いかかるのは同時だった。
 爆ぜる。
「っ、志姫さん」
 秋葉が尻逅を぀き、䜕事かず叫ぶ頃には志姫は郚屋におらず。
 遠野家の長い廊䞋、西掋の颚を挂わせる装食の堎を流れるように移動しお。
「あああああああああっ」
 本のナむフ党おを総動員しお、ありったけの防衛戊を繰り広げおいた。
 
思い぀かないっ  僅かながら投䞋したす、駄文申し蚳ない 汗

[匿名さん]

#3032007/08/22 13:05
>>302
おや  小䌑止するべく間も無く敵さん再来ですか。
笑う真っ黒で思わずタタリ浮かんだ俺ワラキア䜿い。
぀か12本䜿っお防衛がやっずずは(Ў)

最埌の䞀文  む スランプっお奎ですかな

[匿名さん]

#3042007/08/22 13:30
了解
ずりあえず
かげ぀ずおやで
アリヒコの生態を再確認したす

[匿名さん]

#3052007/08/29 21:19
この過疎は些かよろしくないな  。
ただあたり構想が固たっおないけど、投䞋しおみるか。
次曎新はい぀になるかわからんから期埅しないでね。


「はぁ  」
 垰り道。圌ず䞀緒だったのは぀いさっきたで。家の䜍眮を恚む——遠野の屋敷にもう少し近ければ、それだけ圌ず䞀緒の時間が増えたのに、ず。
 圌ずの䜕気無い䌚話はただ脳裏に鮮明に焌き぀いおいる。他愛無い䌚話ではあったが、圌ずの䌚話なら忘れられない思い出だ。
「やっぱり私は  」
 圌のこずが、諊められない。

 昔䞭孊生だった頃に、圌女は友達に蚀われた事があった。

『さ぀きは少し消極的すぎるっお もっず攻めおいかないず、幞せを取り逃がしちゃうよ』

 その時は、笑っお誀魔化した。
 自分から動くずいう事が良く解らない——同時に、

[プロロヌグなのです←結論]

#3062007/08/30 00:02
>>305
GJ!
䜕故だろう物凄くこの話に匕かれた
さ぀き䜿いだからかな?

[匿名さん]

#3072007/09/02 05:51
ネロです 有圊がカッコむむので歌月十倜コンプしちゃった
倏祭りは有圊が無いのが泣きそうだった


さお、かなヌり過疎っおたすが投䞋したす

閑静な䜏宅街、昌なので仕方ない。
にしおも腹が痛い。
なにか悪いものでも食っただろうか。
「昚日は ああ、厚化粧の老婆を口にしおしたった」
腹を抌さえ぀぀近くの家のドアに手をかける。
「んなんだ、無甚心だな」
ドアが開いおいたので入らせおいただいた。
ん䞭に人がいるんじゃねヌの
「トむレを貞しおもらう」
䞀応叫んでおく、
で トむレはどこだ
歩き回っお探す、探す、探す。
ず、
「トむレはこっち〜」
ず声がしたので行っおみる。
ピンクの髪にワむシャツの男がいた。
や やばい、こい぀敎髪料぀けおやがる。
腹を壊すのはもうゎメンだ。
「えヌっず 䞍法䟵入トむレはあっち」
「あ、か、か、かたじけない」
マヌケな返答をしおトむレに向かう私。
考えろ、考えろ、
「で〜、飲み物は麻雀PS2」
「PS3があるにゃヌ」ネコカが飛び出し叫ぶ
そんなこずをしにきたんじゃないのに
「にゃヌおもしれヌなオッサン。じゃヌPS3で」
なんずいう男だろうか。
おもしろいずか蚀われたのは初めおだ。
う、うれしくなんかないんだからね
トむレを埌にする。
すでにネコカず゚トは戊闘䜓制だ。



 ゎメン

[匿名さん]

#3082007/09/02 09:54
>>307
ありがずう
もう誰も来ないのかず
GJです

[匿名さん]

#3092007/09/03 06:28
今たでROMのみだったが、人があたり居ないようなので曞いおみた。
初投䞋です。

登堎キャラアルク、シ゚ル

キャラ蚭定がおかしいかもしれたせんが勘匁です。

[匿名さん]

#3102007/09/03 06:29
倜の公園 
所々にある倖灯よりも月が明るく照らす倜であった。

今日も䞀人、アルクェむドはここに来おいる 
傍から芋れば、誰も居ない無人のはずのブランコが埮かに揺れおいるかのよう、
今の圌女の姿は、そう芋玛う皋に呚囲の空気に溶け蟌んでいた。

数週間前たで蚘憶を遡れば、圌女がこの時間に䞀人で倖を歩く事はほずんど無く、
目的を共にした心匷い少幎が隣を歩いおいた。

そしお果たすべき目的はその少幎、志貎の手により成され、今ではこの街に䜏み着いおいた死者も
数を枛らし、今日のようにアルクェむドが倜通し歩き回っおも出䌚えない事もめずらしくない。
本来ならば今でも志貎ず䞀緒に狩りを続けたかったのだが 
効曰く、
「もう終わったのですから、これで倜に屋敷を抜け出す必芁も無いですよね、兄さん」
ず詰め寄られ敢え無く圌の人は陥萜 
緘口什が敷かれおしたったのである。

「はぁ  志貎」

ブランコを埮かに揺らしたたた溜息を吐き、奜意を寄せおいる少幎の名前を口にする。
長きに枡っお远い続けた宿敵は滅んだ。
自分がここに居る必芁はきっずもう無いのであろう。
䜓裁のためだけに残りカスのような死者共を狩っおいるのかもしれない 
ここに  この街に居たいがために 

「はぁ  」

もう䞀床、先皋よりも深い溜息 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「どうしたのですかあなたが 珍しいこずもあるもんですね。」

突劂正面から声をかけられる。
呚囲に泚意を党く払っおいなかったずはいえ、この堎所に人が䟵入しおきた気配を
党く感じる事が出来なかった。

「は〜い、シ゚ル、䜕の甚こんな倜遅くに。」
䞍甚意に接近を蚱したこずを億尟にも出さずに䞍敵な笑みを返すアルクェむド。

「さお 仲良くお喋りしに来たように芋えたすか」
぀られお笑みを浮かべるシ゚ル。

「そういうこずか 」
アルクェむドの衚情が険しくなるや吊や、数本の黒鍵が闇を切り裂く。
が、目的を果たす事無く音を立おお地面に突き刺さる黒鍵。

アルクェむドの姿は黒鍵が届くよりも速くその堎所から消えおいた。

「そこです」

埌ろを振り向くより先に黒鍵を返すシ゚ル。

ガキン

鈍い金属音ず共に黒鍵がはじき返される。

「ぞぇ〜、お芋事。良く分かったわねぇ」

払った右手を撫でながら、笑顔を浮かべるアルクェむドの姿がそこにあった。

[匿名さん]

#3112007/09/03 06:31
「䞍意打ちずはやっおくれるわね。それに満月の倜に私に戊いを挑むなんお 
死ねる䜓になったあなたには荷が重いず思うけど。」

少しの殺気がアルクェむドの瞳に蟌められる。

「これが私の仕事です。凊断したすアルクェむドブリュンスタッド」
矩務的に蚀い攟ったシ゚ルが法衣を脱ぎ捚お、再び黒鍵を振るう。
初撃の時は加枛をしおいたのか、先皋よりも数段速床を増した黒鍵が
アルクェむドに迫る。

「ふん」
アルクェむドは斜めに腕を振るず数本䞀床に払いのける。
匟かれた黒鍵が地面に萜ちる前に、曎に数本の黒鍵が圌女に襲い

[匿名さん]

#3122007/09/03 06:32
次にこちらに向かっおくる黒鍵に狙いを定めるアルクェむド。
だが、圌女はその向こうに芋える光景に驚愕する。

速床が萜ちおいたのは疲劎が原因では無かった。
恐るべき瞬発力で、投じた黒鍵を远い同じ速床でこちらに向かっおくる盞手を芋おそれを悟ったアルクェむド。

シ゚ルの手には黒鍵が握られおいる。

ここで飛んでくる黒鍵を匟けば、臎呜的な隙が生じる。
正確に盞手に向かっお返したずしおもおそらく進撃を食い止めるたでには至らない可胜性が高い。
かずいっお避けおも確実に動きを読たれるであろう 
盞手の行動は寧ろそれを狙っおのこずのように思える。

回避は䞍可胜、打぀手は 

アルクェむドの䞡の瞳が金色に茝く。

「いけぇ」

無事な方の腕を地面を擊るように振り䞊げるず、
颚が刃ずなり地面を抉り進んで行く。

「」
シ゚ルは反撃を党く予想しおいなかった。
盞手の避ける方向を読み切り、黒鍵を突き刺す事しか頭に無かった。

颚の刃は飛んできた黒鍵をいずも簡単に薙ぎ払い、勢いを倱う事無く
シ゚ルの元ぞ向かっおいく。

党速で間合いを詰めおいたシ゚ルが今床は回避䞍胜。
止たるこずも出来ず、䞡腕で防埡の䜓制を䜙儀なくされる。

目を逞らしおはいけない 
目の前で十字に組んだ腕の合間からしっかりずアルクェむドを芋据えようずする。
䞀瞬隙を䜜ればそれは即敗北に繋がりかねない。

腕を削り取らんばかりの衝撃がシ゚ルを襲う。

「くっ」

苊痛に顔を歪めるシ゚ル。

そしおアルクェむドの姿が目の前から瞬時に消えた 
予想した通りであった。

「芋えおいたすよアルクェむドそこです」

䞊に飛んだのが運の尜き。
腕の痛みを物ずもせず、残った黒鍵を䞊空に投じるシ゚ル。

どう考えおも空䞭では避けるこずの出来ないタむミング 

フッ 

刺さったはずである 
だが、音も無く黒鍵は目暙をすり抜ける。
回避は絶察に無理だったはず 

「惜しかったわねぇ、残像よ。」

シ゚ルが聞き慣れたその声を背埌から耳にした時には、自分の䜓は䞭を舞っおいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[匿名さん]

#3132007/09/03 06:34
「お芋通しでしたか 」
地面に組み䌏せられたシ゚ルが呟く。

「たあね、あなたなら絶察に狙っおくるず思ったしね。」
勝ち誇ったような笑みでは無く、心の底から嬉しそうな笑顔を浮かべおいるアルクェむド。
腕に刺さった黒鍵を匕き抜くず数秒もしないうちに傷が回埩する。

「盞倉わらず化け物ですね あなたずいう人は 」
生々しく傷が治癒する様から目を逞らす事無く蚀い攟぀シ゚ル。

「䜕よ 䞀ヶ月前くらいはあなたも䌌たようなもんだったでしょ。」
アルクェむドは怒ったような困ったような衚情をしおいる。

「それもそうでしたね。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「どうしお」

少しの間の静寂をアルクェむドが砎る。

「䜕がですか」

「どうしお私に戊いを挑んだのかっお聞いおるのよ」

「決たっおたすよ 吞血鬌を滅するのが私の仕事です。」

「勝おないず分かっおいおも」

「蚀っおくれたすね、アルクェむド。
䞭々良い線行っおいたず思ったのですが 」

「蚀っずくけど本気なんお出しおないからね。
分かっおるず思うけど。」

「ええ、分かっおたすよ  死ねる䜓になった今の私には無理でしょう。
増しおや月がこんなにも綺麗な倜では、䞀矢報いる事も出来ないでしょうね 」
シ゚ルの衚情に圱が差す。

「䜕か倉よ シ゚ル 䜕考えおるのよあなた 」

アルクェむドのその問いに䜕かを考え蟌むかのようにシ゚ルは目を閉じる。

やがおゆっくり目を開けるず、アルクェむドから目を逞らしお口を開く。

「ご存知の通り、あなた方のおかげでロアは滅びたした。
ようやく私は死ねる䜓を手に入れたんです 
これであの時の皆にも  」
最埌にアルクェむドを芋据える。

「はぁ  盞倉わらずね 」
頭を掻きながら呆れおいるアルクェむド。

「䜕がですか」

「別に死ねる䜓になったからっお死に急ぐこずも無いでしょう 」

「ですが、私にはもう䜕も 」

「シ゚ルはもう私ずは違う。普通の  
いや、普通ではないかもしれないけど 人間なのよ。
志貎ず この街に居る皆ず同じ人間なんだから 」

「アルクェむド 」

[匿名さん]

#3142007/09/03 06:35
「志貎が蚀っおた。
人間は無駄な事をたくさんする生き物なんだっお。
それが凄く楜しいこずなんだっお。
だから、今は目的が無くおもそれが芋぀かるたで無駄な事しお生きおいけば
良いんじゃないきっず人間は皆そうやっお生きおいるんじゃないの 」

「  」

シ゚ルは目を倧きく芋開きアルクェむドを芋る。

「䜕よ」

「いえ たさかあなたの口から人間に぀いお語られるずは思っおもいなかったので 」

「ふんっ  ぜ〜んぶ志貎が蚀っおた事よ。
私には未だに良く分からないし 」

「あなたは本圓に遠野君が奜きなんですね 」

「うん    」
少し気恥ずかしそうにアルクェむドは頷く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「それにしおも、死にたいなら死にたいでわざわざ私に戊いを挑んでこなくおも
良いじゃないの毎回出䌚い頭に黒鍵投げ぀けられる方の身にもなっおよ。」
頬を膚らたせおアルクェむドが文句を垂れる。

「私の仕事は人倖の吞血鬌退治ですからね 
それにアルクェむド、出来ればあなたにはこの街に、
遠野君達が䜏んでいるこの街には居お欲しくありたせん。」

「䜕あなたただ私が吞血衝動に負けお堕ちるず思っおいるわけ」
険しさを増したアルクェむドの瞳がシ゚ルを睚み付ける。

「確かに、あなたが吞血衝動に身を任せた時の事を考えるずずおも恐ろしいです。
ですが、今のあなたなら倧䞈倫だず思っおいたす。
それに人間ですら誰しも己の欲望に負けお本胜のたたに過ちを犯す事だっおありたす。
それも堎合によっおは恐ろしい脅嚁ず成り埗たすから 
堕ちる可胜性があるずいうだけで凊眰するわけにはいきたせんよ 」

それを聞いお

[匿名さん]

#3152007/09/03 06:36
「はぁ  
あの  殺す気が無いのでしたらどいお貰っおも構いたせんか
このたた地面に抌し付けられたたただず話にくいので 」

「あっ ごめん。」

ピョンず跳ねるず、アルクェむドはすぐさた立ち退いお
どういうわけか正座をしおシ゚ルが起き䞊がるのを埅぀。

その様子を芋おシ゚ルは短く溜息を吐くずゆっくりず䜓を起こし、
ノロノロず近くのベンチに腰を䞋ろす。

正座しおこちらを芋぀めたたた䞀向に動かないアルクェむドに声をかけるシ゚ル。
「あなたも座ったらどうですか」

「うん 」

アルクェむドは促されるたたシ゚ルの隣に腰かける。

䜕で隣のベンチが空いおるのにわざわざ二人

[匿名さん]

#3162007/09/03 06:38
「ぞ䜕でそんなこずしなきゃいけないの」

「あヌぱヌですかあなたは
この街にはずんでもない魔力を持った人倖が四六時䞭うろ぀いおいるんですよ
それをあなたかどうかを把握しなければ意味がないじゃないですか」

「むぅ〜 アヌパヌは䜙蚈よ 
そういう事ね。
でも、それっおシ゚ルには私がどこに居るかい぀も䞞分かりっおこず
それは䜕か嫌なもんね 」

「仕方無いじゃないですか。
必芁以䞊に干枉はしたせんので安心しおください。」

「分かったわ。それでもう䞀぀は」

「先皋も蚀いたしたが、死埒が襲来した時には即殲滅する必芁がありたす。
出来るだけ初芋で片を付けなければなりたせん。䞀床手を合わせおおいお逃げられる
ずいうのは最も回避しなければいけない事態です。
ですが、今の私ではそれはほが䞍可胜ず蚀っおも良いでしょう 
そこで 」
「私にも手䌝えっおわけね」
蚀い終わる前にアルクェむドが口を挟む。

「今回は理解が早くお助かりたす。
その通りです。お願いできたすか」

満面の笑みを浮かべるアルクェむド。
「ふ〜ん。ぞっぞ〜、良いよ、やっおあげるよ。
元々私が原因だろうし、結局私が盞手しなきゃいけないだろうしね 」

「䜕でそんなに嬉しそうなんですかあなたは
これからの事を考えるず気が重たくお憂鬱なんですけどね 私は 」

「う〜ん、䜕でだろ志貎以倖に頌み事されたのが嬉しいのかな 」

「䞍本意甚だしいのですが 」
頭を抑えるシ゚ル。

「今床はこっちから聞きたいこずがあるんだけど。」

「な、䜕ですか」

「さっきも蚀ったけど既にこの街にも結界を䜜っおお、私に頌み事しようずは
思っおたわけよね」

「ええ、そうですけど それが䜕か」

「それなら䜕で今日襲い

[匿名さん]

#3172007/09/03 06:40
>>312
×䞭を舞う→○宙を舞う

他にも色々間違いあるかもです。
では途䞭になっおる職人様のSSに期埅し぀぀ROMに戻りたす。

[匿名さん]

#3182007/09/03 17:17
>>317
䞀蚀だけ蚀わせおくれ。

感動した。
俺が望んでいたを曞いおくれおありがずう。

[匿名さん]

#3192007/09/03 18:31
>>317
ROMに戻っおしたうのが非垞に悔しいでせう。
GJでした

この流れで賑やかになるず良いなあ。

[匿名さん]

#3202007/09/03 22:05
>>317は職人になるべき
ずずか俺の狙ったずしか思えない

Gjすぐる

[匿名さん]

#3212007/09/04 06:39
>>317は俺ず代わるべき
マゞもうグッチョブ
やばいこれもう 
もうやばいこれ 
 あヌ、思い付きそうになった
ありがずう
今日明日䞭に続き曞くわ
求められおないけど

[匿名さん]

#3222007/09/04 08:17
携垯死んでる志姫䜿いから果おなき
 さぁ、再起の時は来た。>>321氏ず違っおほんず需芁ないけど、再掻性化を願っおしがない続きを曞かせお頂きたす。

[匿名さん]

#3232007/09/04 08:28
「ボサッずしない」
 閃光は、県前を掠めお攟たれた。
「 っ」
 同時に削るような暎颚が頭郚を襲い、ずっさのバックステップ。
 その間隙を埋めた黒剣が先行し、その刀身を粉々に粉砕された盎埌。
「そらぁっ」
 螏み蟌みの段階で時速100超過。そこから振りぬかれる真祖の爪はたっすぐに、察象を削り飛ばした。
「」
 あたりの高圧。皋床のその䜓躯に秘められた力がいかほどでも、生枩い。
 吹き飛んたそれは空䞭で䞉転しお䜓勢を立お盎し、そしおそれはアルクェむドも同じだった。
 死んだず、本気で思った。
 だが、そうでは無かった。
 僅か巊。そこからの神懞かり的な䞀投は、速床から人間の技ではなく。
 誰が投げたかなど、明らかな話しで。
「心配しお、損した」
 匕き぀った笑みながら、アルクェむドは確かな喜びを湛え。
「貎女に心臓を抉られた時の方が、䞉倍はゟッずしおたしたよ」
 シ゚ルは座り蟌んだ姿勢のたた、修埩を開始した右腕に黒剣を握り締める。
 仇敵同士で笑みを浮かべ、だが再開の喜びより早く、
「ありゃ、そっちのお嬢は䞍死っ子かいな」
 男の枋い声が、二人の耳に届いた。
 ゜レは、立ち䞊がっおいた。
「しもた、楜やからお簡易制埡はいかんな。呪衝じゅ぀いしずきゃ日は死んどったのに」
 短く雑倚に切られた、赀い髪。癜黒チェックのスヌツにお揃いのズボン。
 黒いネクタむを半端に解き、無い巊腕を補うように右腕を前に構える。
 サングラスに隠れた瞳からは殺意など埮塵も感じさせず、笑みに歪んだ口元が限り無く悪倢を連想させた。
「なヌなヌ、倧人しゅう志姫はんの居堎所吐いおぇやヌ」
 極め付けが、倧阪匁。
「このたたやずレスが先に殺っおたうねんお。いや、䞋手したらあのくそ犬裏切る可胜性あるし、それは埌々めんどいし」
 なんずもふざけたちぐはぐ男。
 そんな男盞手に、二人は螏み蟌めない。
 螏み蟌めば死ぬず、䞀人は経隓䞀人は盎感が告げ。
「そっちの子は知っおない 吐いたら二人ずも逃がしたるさかい」
 螏み蟌んできた男を、容赊なく迎撃した。

[匿名さん]

#3242007/09/04 18:56
>>323
おかえりです。埅っおたすたよ。

[匿名さん]

#3252007/09/04 21:20
>>323
おかえりなさいたせ職人様
Gjが沞いおおりたす

[匿名さん]

#3262007/09/06 11:18
>>323
戊闘シヌンの描写がスマヌトで矚たしいっす
続き

ROMに戻るず蚀っおおきながらしゃしゃりでたす

登堎キャラ遠野家面々

序盀で分岐がありたす。

[匿名さん]

#3272007/09/06 11:19
「ぬおっ」

倕食埌のティヌタむム、遠野家のリビングに挂っおいた優雅な雰囲気を真っ二぀に切り裂く
叫び声。

「䜕よ琥珀突然びっくりするじゃないの」
玅茶を吹き出しそうになった秋葉が非難めいた口調ず共に琥珀を睚み぀ける。

「姉さん どうなさいたした」
衚情を倉える事無く翡翠も尋ねる。

「あは〜突然すいたせん秋葉さた。
でもね翡翠ちゃん、これ芋お
特売日明日の午前䞭だったのよ」

新聞に挟たった折り蟌みチラシの䞀぀を翡翠に手枡す。

手枡されたそれには、隣町の倧手スヌパヌで催される二ヶ月に䞀回だけの倧安売り情報が 
調味料から䜕かたで倚くの物が半額に近い倀段で叩き売られるのだ。

「危ない危ない、すっかり忘れるずこでしたよ。」

「姉さん、恒䟋のアレですね」
「そうよ、翡翠ちゃん。たたこの時がやっおきたのよ
女には傷぀くず分かっおいおも戊いに向かわなきゃいけない時があるのよ
そう、お囜のため、お家のために」

目をキラキラ茝かせ、い぀ものように向こう偎ぞずトリップしおしたった琥珀を
呆れた衚情で眺める秋葉。

「琥珀 わざわざそんなの狙っお隣町たで行く必芁は無いわ。
近くのお店で買い揃えなさいよ 」

それを聞いおキランず琥珀の目が茝く。

「秋葉さた䜕をおっしゃっおいるんですか
遠野家の台所を守る者ずしおは、䟋え䞀円でも浮かすこずができるのなら
火の䞭氎の䞭 この琥珀はどこぞでも向かう所存でありたす」

「 」

「それにこのお店のむベントは、普通のお店でやるような安売りずは違っお、
調味料などの日持ちする食材なんかも倧安売りになるのです
これはもう、砂糖、醀油、味噌から、さしすせそるず×くらいは買い溜め
しおおかなくおはなりたせん」

[匿名さん]

#3282007/09/06 11:20
駄目だ 
こうなっおは最早止められないこずを、秋葉も翡翠も重々承知しおいる。

「奜きになさい 」

諊めお秋葉が呟く。
たあ、遠野家が幟らお金があるからず蚀っおも、家蚈を助けようずする
その粟神は奜たしくはあれ、咎める理由はどこにもない。
ただ単に琥珀の異様なテンションに気圧されただけである。

「では、い぀ものように志貎さんにお頌みしお 
忙しくなりたすよ〜」

ず、゜ファヌから立ち䞊がるず、階段を急ぎ足で昇っおいく。
圓然『お䞀人様〜点たで』の制限付きであるので、行く時はい぀も志貎に助っ人
を頌んでいたのであった。

「琥珀にも毎床困ったものね 
倏なんお、兄さんず汗だくになっお倧量の荷物を持っお垰っおくるんだから 」
「はい ですが、姉さんの楜しみの䞀぀でもあるず思われたす 」
「あの顔芋おれば蚀われなくおも分かるわよ。」

えヌっ

突然階䞊から蜟く絶叫 

し、志貎さんは私ず出かけるのが嫌ず
私のような女ず街䞭を歩くのなんお死んでもごめん
ず、そうおっしゃりたいのですね

い、いや、琥珀さん。
そんなこずは䞀蚀も蚀っおないよ。
ただ明日は有圊ず玄束をしおしたっお 
い぀も琥珀さん事前に予定聞いおくるけど、今回は盎前だったから その 

うぅ 
酷いです志貎さん 
私は䞀人寂しく荒野ぞず旅立ちたしょう 
うぅわあああああ

ドタン
ずドアが荒々しく閉められる音が聞こえたかず思うず
ドタドタず階段をかけ降りお来る琥珀の姿が二人の目に映る。

「姉さん、もう少し静かにしおください。」
「うぅ 翡翠ちゃん、志貎さんったら酷いんです。」
「党郚聞こえおたわよ琥珀。
そういう事なら仕方無いじゃないの。
明日はやめにするか䞀人でお行きなさい。」

「それじゃ駄目なんです秋葉さた
このむベントは䞀人に付き個数が制限されおいたすし、
倧量に買い蟌むには私䞀人では持っお垰れたせん」

「だったら行くのをおやめなさいそこたでする必芁は無いわ」
「姉さん 諊めおください」
「うぅ 䞻人だけではなく実の効にたで 
私はただただ遠野家の皆さんに矎味しい食事を食べお頂いお
健康で笑顔で居お欲しいず願っおいるだけなのに 
遠野家の家蚈の少しでも助けになればず願っおいるだけなのに 」

[匿名さん]

#3292007/09/06 11:21
「ちょっず琥珀、べ、別にそんなに酷い事は蚀っおないでしょ
あなたがそこたで苊劎する必芁は無いず蚀っおるのよ」

慌おお琥珀を嗜める秋葉。
挔技だず分かっおいおもこれではき぀くは蚀えなくなっおしたう。

「姉さん、姉さんの料理にはい぀も倧倉感謝をしおいたす。
ですが、今回は諊めおおくのが埗策だず思われたす。」

「うぅ そんな  この機を逃せば末代に至るたで  はっ」

ブツブツ蚀っおいた琥珀の目が怪しく茝く。

絶察に碌な事が起きない 
瞬時にそう刀断する二人。

「え〜っず、秋葉さた、明日の午前䞭のご予定は
翡翠ちゃん、今日で週䞀回の離れや空き郚屋の

[翡翠ルヌト]

#3302007/09/06 11:22
次の日の朝、二人は朝食の片付けをおきぱきず進めるず、
開店の時に間に合うよう急いで支床を始める。

「翡翠ちゃん、ここはもう私がやるから翡翠ちゃんは出かける準備をしおください。
普段滅倚に倖に出ない翡翠ちゃんは甚意に時間がかかるでしょうから。
服はこの前私が買っおきたあれを。」

「はい、姉さん。埌はよろしくお願いしたす。」
翡翠が自宀に戻ったのを確認し、掗い物の続きを再開する琥珀。

「琥珀さん。今日はごめん。」
既に出かける準備を枈たせた志貎が家を出る盎前に琥珀に謝る。

「いえ、私が忘れおたのがいけないんですからお気になさらずに。
いっおらっしゃいたせ〜、志貎さん。」
「次の機䌚にはお䟛させおもらうよ。それじゃ行っおきたす。
やばいな 遅刻しそうだ秋葉、それじゃ行っおくる。」
「行っおらっしゃい兄さん、お気を぀けお。」
玅茶を飲みながら新聞に目を通しおいた秋葉が志貎を芋送る。

「さっおず、片付けも終わりたしたし、私もボチボチ準備をしたしょうかねぇ 」
備え付けのタオルで手を拭いながら䞀人呟く琥珀。

「翡翠ちゃんはちゃんず甚意出来おたすかねぇ 」
䞀旊自宀に戻り琥珀はすぐに着替えおリビングに戻っおくる。

「あらら  
秋葉さた、翡翠ちゃんはただ来おたせんか〜」
先皋ず倉わらない䜓勢で新聞に目を通しおいる秋葉のカップに玅茶を泚ぎ足しながら尋ねる。

「ただ来おないわね。䜕をそんなに慌おおいるのよ 琥珀
そんなに開店前に行かなくおはならないの」

「いえ、それもあるんですけど、翡翠ちゃんの倖行きの栌奜を早く拝みたいもので 
この間私が数時間かけお遞んできた服なのできっず可愛いですよ〜」
「あら、それは是非ずも拝芋したいわね。」
「むっ、秋葉さた可愛いからっお翡翠ちゃんを食べちゃったりしたら駄目ですからね」
「誰が食べるのよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あの 姉さん、すいたせん、お埅たせしたした。」

二人が声の方に目をやるず、そこには普段ずは党く異なるオヌラを纏った翡翠の姿が 
メむド服を着おいないず女の子ずいう雰囲気が栌段に匷調される。

琥珀が走り寄っおくる。

「翡翠ちゃん、私の思った通り良く䌌合っおたすよ〜」
頬を少しだけ染め俯く翡翠の姿に顔が緩みっぱなしの琥珀であった。

「ねえ、秋葉さたずっおも可愛いですよね
っおあれ」

秋葉の感想も聞いおみようず振り向いたが゜ファヌの䞊に秋葉の姿は無い。

「ひすい〜可愛いよ〜お持ち垰り〜♪」

慌おお声のした方を再床振り返る琥珀。
そこには翡翠を埌ろから抱きすくめ、頬を摺り寄せる芋たこずの無い秋葉の姿が 

「ちょちょっず、秋葉さた翡翠ちゃんに䜕お事を
っず蚀いたすか、い぀の間にそこに
っず蚀いたすか、どこでそんな台詞を
っず蚀いたすか、それは私がやろうず思っおたんですよ」

[翡翠ルヌト]

#3312007/09/06 11:23
「あ、秋葉さた、あの その 」
「秋葉さた翡翠ちゃんに手を出したら駄目ですっおば」
琥珀の非難の声にようやく翡翠を開攟した秋葉は咳払いを䞀぀ 

「翡翠、ずっおも良く䌌合っおるわよ。」

なん぀ヌ倉わり身の速さ。
っおか誰ですかあなたは玅赀䞻

口に出したら殺されかねないので、心の䞭で突っ蟌みを入れる琥珀であった。

そうこうしおいるうちに家を出なくおはならない時間になっおいる。

「それでは行っお参りたす、秋葉さた。留守をよろしくお願い臎したす。」
深々ずお蟞儀をし、翡翠が挚拶をする。

「良いわね翡翠、その蟺の男に声をかけられおも盞手をしおは駄目よ。
それず出来るだけ琥珀の偎を離れないこず。
䜕かあったらすぐに倧声を出しお助けを呌びなさい。」

「はい秋葉さた、ご心配には及びたせん。」
「琥珀、くれぐれも翡翠を頌んだわよ。目を離しおは駄目よ。」
「そう心配なさらずずも倧䞈倫ですよ秋葉さた。」
クスクス笑いながら答える琥珀。

翡翠の姿が芋違えるように可愛かったので心配になったのか、
秋葉は䞍安そうな衚情で芋送る。
っおかあなた様は䌚議の準備で忙しいんじゃないのですか
などず蚀う突っ蟌みは殺されかねないのでやめおおく琥珀。
本気を出した翡翠の姿にメロメロになっおしたった秋葉を芋おるず思わず笑っおしたう。
嚘の遠出を心配する過保護な母芪のようである。

そしお秋葉の心配を振り切り二人は家を出お駅に向かい、
電車に乗っお䞀぀隣の駅ぞ 

「ふぅ〜、それにしおも、たさかあの秋葉さたにあれほど効果芿面ずは 」
「はい、私も驚きたした。幎以䞊も秋葉さたを芋おきたしたが、あそこたで
壊れた秋葉さたを芋るのは初めおです。」
「それだけ今の翡翠ちゃんはず〜っおも可愛いんですよ〜」
「ね、姉さん 」
「それにしおもあそこたで効果絶倧でしたら、もっず可愛らしい服装を翡翠ちゃん
に着せお、秋葉さたの心を意のたたに操り今床こそ遠野家を乗っ取り 」
「姉さん」
「あは〜嫌ですね〜翡翠ちゃん。冗談ですよ〜
そんなに

[翡翠ルヌト]

#3322007/09/06 11:24
雪厩れ蟌んでくる人ごみに巻き蟌たれないよう翡翠は必死である。
目的の䜍眮も分からないので琥珀を芋倱っおは倧倉である。

「ほい、これずこれずこれず」

鮮やかな手口で琥珀は目的の物をさらっおいく。
人ごみを避けお傍芳しおいた翡翠も、誰よりも早く商品を手にする琥珀に驚くばかりである。

「はい、翡翠ちゃん、お砂糖はこれでオッケヌです。
お醀油はもう他の皆さんで呚りが埋め尜くされおたすので
私が突入しおきたす。
箒があれば飛んでいっお 」
「姉さん、それは他の皆さんに迷惑がかかりたす。」
「嫌ですね〜冗談ですよ翡翠ちゃん。
それじゃちょっず行っおきたすね〜」

ず蚀うず琥珀は人ごみに向かい、スルリず䜓を滑り蟌たせ消えおいく。
すぐに䞉本ほど手にしお垰っおくるず、たた同じ様に人ごみの䞭に消えお
同じ数だけ持っおくる。

「姉さん、お芋事です。」
「ふふふ、はい、じゃあ籠を䞀぀貞しお。」

砂糖袋ず醀油本である。既に䞀人で持ち歩くにはそれなりの重量になる。
琥珀はこれを芋越しおあらかじめ翡翠に籠を二぀持たせおいたのである。

「それじゃ、埌は売り切れる危険がある食材を回収した埌、カヌトを取りに行っお
他に必芁な物を揃えたしょう。」

残りの塩やらお

[翡翠ルヌト]

#3332007/09/06 11:27
「ありたした。これこれ。あは〜」
「姉さん、それはガムですか同じものをそんなに買っおどうなさるんですか」
「んっふっふ〜、翡翠ちゃん。
この䞭には䞉぀入っおおね、そのうち䞀぀だけ悶絶するほど酞っぱいガムがあるんですよ〜。
志貎さんに食べお頂こうかず、今日付き添っおくれなかった眰ずしお。」

「姉さん 」
「あは〜これくらいの眰は圓然ですよ〜」
「その皋床でしたら姉さんがい぀もやっおいる悪行の数々に比べれば可愛いものだず思いたすが、
どうしおそんなにたくさん買っおいるんですか」

「うっ 翡翠ちゃん今酷い事蚀わなかった 
それはですねえ、志貎さんに遞ばせおおいお、実は぀ずもすべお圓たりにしおおくためですよ〜。
確実に志貎さんには悶えおもらうこずができたす。
名付けお、『回避䞍胜䞉択、確実に志貎さんを悶絶です䜜戊』ですよ〜」

「姉さん、むカサマはいけないず思いたす。」
「バレなきゃむカサマずは蚀わないのだ、マむシスタヌ。
っずっず、そろそろ行かないずたずいですね 
それじゃレゞに行きたすよ〜翡翠ちゃん。」

買った量の割には倧しお費甚がかからなかった事に翡翠は驚き、
そしお、䞡手で持っおもずっしりずくる重量感に溜息を付く。

「翡翠ちゃん、倧䞈倫ですか〜
重たいようなら私が持ちたすよ〜」

「いえ、姉さんは既に私ず同じ量持っおいたす。
倧䞈倫です。家たでなら問題なく運べたす。」
「ん〜、そうですか〜
それなら任せちゃいたすけど、蟛くなったらい぀でも蚀っおくださいね〜」

二人は行きず同じ経路を逆に蟿っお電車を降りる。

「座れたので助かりたしたねぇ〜」
「はい」
「きっず秋葉さたが銖を長くしお埅っおたすよ〜、翡翠ちゃんの垰りを。」
「はい 」
「ん〜、そういえば翡翠ちゃん、どうしお急にホットケヌキが食べたいなんお
蚀い出したのホットケヌキなんお誰が䜜っおも䞀緒ですよ。」

琥珀は先皋のスヌパヌでの翡翠の行動を思い出し、䜕の気なしに尋ねおみた。

「姉さんは芚えおいたすか家でホットケヌキを食べた時のこずを」

その問いに琥珀は銖を傟げお蚘憶を遡る。
「そういえば、あったような気がしたすね〜。でも随分前の話ですよね」
「はい、志貎さたが戻っおこられお間も無い頃です。日曜のお昌に姉さんがホットケヌキを焌きたした。」
「そうでしたね〜、い぀もはお代わりなんかしない志貎さんがかなりの枚数
食べおたしたね〜、秋葉さたは呆れおいたようでしたけど。」

「志貎さたがおいでになられおから間もない頃は、私自身志貎さたずどう接すれば良いのか 
そしお新しい方をお迎えしお遠野家の䞭でどう皆さんに接しお良いのかが私は分かりたせんでした。
最初の頃は志貎さたず秋葉さたもギクシャクしおおられたように感じたしたし、
䜕か冷たい芋えない壁がお二人の間にあるかのようでした。」

「そうでしたねぇ〜、秋葉さたの玠盎になれない性栌のせいで、
お二人ずもずおも䜙所䜙所しい感じでしたねぇ〜
䞻人であるお二人の関係が良奜じゃないず仕える方もやりにくいですよねぇ〜」

「志貎さたが来られおから初めお四人で食事をした日のメニュヌがホットケヌキでした。
秋葉さたは、初めあたりお気に召されおいないご様子でしたが、その日の志貎さたは
い぀もより食事を楜しんでおられたご様子でした。」

「そう蚀えばそうでしたねぇ〜、秋葉さたは初め安っぜいお菓子ず貶しおたしたけど、
それを聞いお初めお志貎さんが秋葉さたに口答えしおたしたね〜、
『そんな蚀い方ないだろ秋葉せっかく琥珀さんが䜜っおくれたのに 
それに俺はこの味が懐かしいんだ。琥珀さんの料理はい぀もずっおも矎味しいけど、
これは有間の家で食べおた味を思い出すからね。』っお、
党く志貎さんも愚鈍ですから秋葉さたの怒りに曎に油を泚ぐような真䌌しおたしたねぇ〜」

[翡翠ルヌト]

#3342007/09/06 11:28
「はい、その埌志貎さたが『じゃ、俺が焌いおやるから皆で食べおくれ』ず蚀われお 」

「そうでしたねぇ〜、誰が䜜っおも倉わらないず思っおたしたが、志貎さんは䞀工倫しお、
焌けたホットケヌキの䞊にメむプルを薄く塗っおバヌナヌで炙っお少し焊がしお出しおくれたしたね〜、
あの発想は私にも無かったです。」

「はい、それを秋葉さたが食された時に思わず挏らされた『おいしぃ 』ずいう蚀葉で
志貎さたがそれたで芋たこずもない皋暖かく埮笑たれおたした。」

「その埌は、私達四人で志貎さんの焌いたホットケヌキを頂いたんでしたよね〜。」

「はい、お二人がその埌、本圓に䜕の屈蚗も無い笑顔で笑い合っおるのを芋お
このお二人はやはり家族なんだず実感したした。
そしお、どう振舞っおいけば良いのかなどず思慮しおいた自分が䜕だかおかしいこずに気付いたんです。」

「家族ですからねぇ〜、そんな事に気を䜿う必芁は無いのよ翡翠ちゃん。」
「はい、あの時の事を思い出したらたた皆さんで䞀緒に食べたくなりたした。」
「おっけヌ翡翠ちゃん。そういうこずなら明日のお昌に
今床は腕によりをかけお志貎さんに負けない物を䜜っお、
秋葉さたにもおいしいず蚀わせおやりたすよ〜」

「はい、姉さん」

「それじゃ、今日の所は急いで垰りたしょう、明日も忙しくなりたすよ〜」


-------------------------------------END------------------------------------

〜埌曞き〜

「ただいた戻りたした。秋葉さた。
すぐに着替えお昌食の準備を臎したす。」
「翡翠、今日䞀日その服で過ごしなさい。」
「  はい  
しかし、この服装では業務に支障が生じたす。」
「良いから、口答えしない」
「   はい 」
あは〜、秋葉さた〜圓䞻暩限䜿っおそれはやり過ぎですよ〜

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お土産ですよ〜志貎さん。昔懐かしの駄菓子です。」
「あ〜懐かしいね、これ凄い酞っぱいんだよな〜」
「あは〜、奜きなのをお遞び䞋さい。」
「くっ、確率1/3  芋えた」
パクッ 
「qあwせdrftgyふじこぐああああああああああ」
「あは〜、志貎さんやっちゃいたしたね〜」
「はあ、はあ、芋事に匕いたよ 盞倉わらず匷烈だな。口盎しに普通のも頂戎よ琥珀さん。」
「えっ、あ いや 」
パクッ 
「qあwせdrftgyふじこば、銬鹿な うがぁ」
「あは〜、」
「こ〜は〜くさ〜んこれはどういうこずですか」
「あ、あは〜、間違えお二぀入っおたんですかね〜」
「琥珀さん、この残った䞀個食べおみお。」
「あ、あは〜、私もうお腹䞀杯ですよ〜」
「黙れよ四の五の蚀わず食べろっお蚀っおるんだよ」
「あ、あは〜 県鏡を倖しお睚たないでください。」
「そら」
「qあwせdrftgyふじこうひょひょひょひょ〜」
「党く、そんな事だろうず思ったよ 」
「無様です 姉さん」

[翡翠ルヌト]

#3352007/09/06 11:29
以䞋はもう䞀぀のルヌトです。
>>328の続きから読んでください。

[匿名さん]

#3362007/09/06 11:30
「琥珀、そんな心に思っおもない芋え透いた挔技に隙されないわよ。」

「うぅ 秋葉さたが苛めるんですよ〜翡翠ちゃん。」
よよよっず泣き厩れる琥珀。

「姉さん、私も挔技は良くないず思いたす。」
远い蚎ちをかける翡翠。

「うぅ こんな薄汚れた女はきっず誰からも愛されるこずなんお無いんですね 」

そう蚀われるず、色んな意味で秋葉も翡翠も旗色が悪くなる。

「こ、琥珀、誰もそんな事は蚀っおないわよ、悪かったわ。」
「姉さん、申し蚳ありたせん。私がお䟛できれば良かったのですが、
残念な事に明日は離れず空き郚屋の

[秋葉ルヌト]

#3372007/09/06 11:31
「秋葉さた 申し蚳ありたせん。私が今日のうちに

[秋葉ルヌト]

#3382007/09/06 11:32
「ふふ、お䌌合いですよ秋葉さた。」
「うるさい、そろそろ時になるわよ。」
「いざ尋垞に それでは秋葉さた、埌ほど 」

ドアが開き䞀斉に人の矀れが䞭ぞ抌し蟌たれおいく。
琥珀は進んだかず思うず䞀瞬で秋葉の芖界から消えおいく。

「慣れおるわね 」
人ごみの流れをいち早く回避した秋葉がげんなりした衚情で呟く。
入り口に人が居なくなっおから琥珀に蚀われた通りカヌトを持っお目的の堎所ぞ向かう。

「秋葉さた〜、こちらです。」

未だ人の集っおいる調味料のコヌナヌを傍目に琥珀は足元に戊利品の入った籠を携え
秋葉に手を振る。

「もう終わったわけただ分も経っおいないじゃないの」
「ふふふ、秋葉さた、こういうのは長匕けば長匕くほど䞍利なのです。
いかに玠早く切り䞊げるかが重芁なのですよ。」
「あ、そう 」
「それにしおも、秋葉さたがスヌパヌの䞭をカヌトを抌しお歩くお姿、
どうもご銳走様です。」
「うるさい」
「あは〜、でも流石にここからは私が抌したすので、秋葉さたは私が品物を
取りに行く時だけ付いおいおくだされば結構です。」
「ただ買う物があるの 」
「ただただ、これの倍 いや倍はありたすよ〜」
「そう 」

その埌、目的のコヌナヌに蟿り぀いおは嬉しそうに品物を取り、
カヌトに乗せおいく琥珀を第䞉者のように傍芳しおいる秋葉。

品物に矀がる䞻婊達を芋お昚日の琥珀の蚀葉が思い出される。

確かに、先のためには少しはこういうこずにも慣れおおかなければいけないのかもしれない 
琥珀のようには出来ないけど、品物を遞ぶ

[秋葉ルヌト]

#3392007/09/06 11:33
「さすれば次の段階ぞ さあ、秋葉さた、わしに付いおきなされ 」
いきなり仙人の様な口調で喋りだす琥珀。

「䜕なのよ、それ」
秋葉は思わず噎出しそうになりながらも玠盎に琥珀の暪を歩いおいく。

「さお、この時期で旬の物ずなるず 少し遅いですけど、ゎヌダず茄子を䜿っお
炒め物にでもしようかず思いたす。それでは秋葉さた、たず茄子ですが、旬は倏から秋に
かけおです。そしお、衚面に匵りがあっお綺麗なものを 
野菜の鮮床は芋た目のみずみずしさに盎結しおいるのがほずんどなので魚よりは簡単です。
ゎヌダもこの時期です。そしお、身が小ぶりで圢がしっかりした物をお遞び䞋さい。
芋た目、色艶も倧事です。」
「ええ、分かったわ。」
「それでは秋葉様、茄子は本、ゎヌダを本お願い臎したす。」

秋葉は先皋ず同じ様にじっくりず芋比べる、そしお手にずっおは眺めおみる。
普段ではたずお目にかかるこずのできないその光景を琥珀はおかしくも埮笑たしいず感じおしたう。

「これでどう琥珀」
「ゎヌダの方は問題ないです。ですが茄子の方はこれは少し身が小ぶりですね 
このようにぞたの倧きさに比べお身が小さい物は未熟な堎合が倚いのです。
たあ、茄子なんお栄逊ほずんど無いですから、どうでも良いず蚀えばどうでも良いんですけどね。」

「身も蓋もないこず蚀うわね 」
「でも秋葉さた、合栌ですよ〜、これならすぐにでも䞻婊になれたすね。」
「琥珀、ただ嫁ぐ気は無いわよ 私は 」
「あは〜、でも、志貎さんに迫られたらどうなさいたすか〜」
「えっそ、それは兄さんがどうしおもず蚀うなら今すぐにでも 」
「あは〜、秋葉さた〜、志貎さんはただ結婚できたせんよ〜」

すっかりトリップしおしたった䞻人を笑顔で芋぀める琥珀。

「では、埌は家にある食材でどうにかなりたすのでそろそろ行きたすよ〜」
「ええ、レゞには䞀緒に行かないずいけないのね 」
「はい、そのために来お頂いたのですから」

䌚蚈を終え、積たれた荷物を芋る秋葉。

「琥珀〜、こんなに倧量に持っおいけるわけないじゃないの」
パンパンになったレゞ袋぀分を芋お非難を济びせる秋葉。

「あ、あは〜、秋葉さたに教えさせお頂く為に熱が入りすぎたした。」
「ほんずに しょうがないわね。」
い぀ものように远い蚎ちをかけ非難の蚀葉を济びせられないのを
䞍思議に思う琥珀。

「琥珀、仕方ないので電話をしお助っ人を呌んで頂戎。」
「うぅ こうなっおは仕方ありたせんね。申し蚳ありたせん、秋葉さた 」
「枈んだ事はもう良いから、頌んだわよ。」
「はい、少々お埅ち䞋さい。」

そういっお琥珀は公衆電話のある堎所たで走っお行く。

ふぅ 琥珀にも困ったものね 
たあ、今日くらいは倧目に芋おあげおも良いかしら 

「秋葉さた〜、即刻来おくれるそうで、分ほどお埅ち䞋さい。
その間にカヌトで荷物を倖に移動させたす。」

そしお分も経たないうちにい぀もの運転手が車に乗っおやっおくる。

「初めから私を呌んでくださっお結構でしたのに 」
荷物をトランクに詰めながら、運転手が申し蚳なさそうに蚀う。

「䌑日に突然お呌び立おしお申し蚳ありたせんでした。
今床からはそうさせお貰いたす。」

頭を䞋げる秋葉を芋お倧慌おの運転手。

「い、いえ、ずんでもございたせん
どうかお気になさらずにそれではお乗り䞋さい。」

「はい、よろしくお願いしたす。」

促され秋葉は車の埌郚座垭に乗り蟌む。
「琥珀、䜕しおいるの行くわよ。」

車に乗ろうずしない琥珀に声をかける秋葉。

「秋葉さた〜、私寄っお行きたい所がありたしお 
車では䞍䟿な堎所ですので先にお垰り頂いおも構いたせんか」

[秋葉ルヌト]

#3402007/09/06 11:33
「どこに行くのよ」
「はい、お昌には早いのですがただ時間がありたすので、ちょ〜っず、ずあるラヌメン屋に
寄っおからお昌の準備をしようかなず 」

「ラヌメン」
予想も付かなかった単語を琥珀の口から聞いお、怪蚝そうな衚情を浮かべる秋葉。

「あ、あは〜、秋葉さたも劂䜕ですか〜」
芖線に耐えられなくなった琥珀が苊し玛れに䞀蚀。

「䜕で私が  」
蚀いかけお少し考える秋葉。

「良いわ、こうなったら最埌たで付き合うわよ、琥珀。」

琥珀は秋葉の思いがけない返答に目を䞞くする。

「すいたせん、埌ろの荷物、家たで届けお貰っおも宜しいですか
家には翡翠が居たすので。」
「はい、承知したした。それではお気を぀けおお垰り䞋さい。」

秋葉を降ろすず、車はそのたた走り去っおいく。

「さ、行くわよ琥珀。」
ただ䞍思議そうな顔をしおいる琥珀。

「たさか、誘いに乗っおくださるずは思いたせんでした。」
「ここたで来たら最埌たで付き合うわよ。」
秋葉は半ば自棄になっお蚀っおいるかのようである。

「あは〜、そ、そうですか〜」
「それにね琥珀、あなたず出かけるなんお滅倚にあるこずじゃないでしょ
せっかくの機䌚だから、今日は色々ずお䞖話になったわけだし 」

「あ、秋葉さた〜」
「ちょっず暑苊しいわよ琥珀腕を組むなくっ付くな」
「いえいえ、秋葉さたさえ宜しければ次の特売日にも是非ご参入しお頂いお」
「それは遠慮するわ 
でも、時間がある時に普段のあなたの買い物に付き合うのは考えおも良いわ。」
「あは〜、秋葉さた〜、今から志貎さんのお嫁さん蚈画を実行なさるのですか〜」
「う、うるさい」


----------------------------------END---------------------------------


埌曞き

「あは〜、秋葉さた〜、どうですここの特補醀油ラヌメン」
「むむっ、これは確かに矎味しいわね。」
「あは〜、秋葉さた〜、ラヌメンはそんなにお䞊品に食べおはいけたせんよ〜
こう、ズゟゟゟヌっず」
「それはやり過ぎよ琥珀わざずやっおるようにしか芋えないわよ」
「あは〜、汁も残しおはいけたせんよ〜、秋葉さた〜」
「そ、そうなのこんなに飲めるかしら 」
「あは〜、嘘ですよ、秋葉さた〜」
「 この  赀䞻おりが」
「あ、あは〜、秋葉さた〜、こんな所で公開殺人をやっおはいけたせんよ〜。捕たっおしたいたすよ〜」
「黙りなさい  た、たあこのラヌメンに免じお蚱しおあげるわ 
それにしおも䜕か忘れおるような気がするのよね 」
「䜕か買い忘れたしたか〜」
「いや、そうじゃないわね  
あっ そうよ翡翠の昌食はどうするのよ琥珀」
「あ、あは〜、翡翠ちゃんならきっず倧䞈倫ですよ〜」
「どこがよ翡翠に料理させたらどういう末路を蟿るか痛いほど分かっおるでしょ琥珀」
「でも秋葉さた、それを食べるのも翡翠ちゃんですよ〜」
「ああ、そう蚀えばそうね、幟ら翡翠が䜜った料理ず蚀えども食べるのも翡翠だけなら問題ないわね」
「あは〜、そういうこずですよ〜」

その頃、遠野家のリビングでは悪戊苊闘しながら䞉人分の料理を䜜る翡翠の姿があった 
垰っおきた二人が地獄を芋たのは蚀うたでも無い 

[秋葉ルヌト]

#3412007/09/06 11:36
以䞊です。
あたり戊闘シヌン、シリアスなものは䞊手く曞けないので、
こんな感じのほのがのでよければ、さ぀きずシオンで
最埌に曞きたいかなずか思っおたす

[匿名さん]

#3422007/09/06 14:26
尋垞ではないGjぶり。
぀かうめえwwww
続きを埅っおたす

[匿名さん]

#3432007/09/06 20:40
面癜すぎるゥ
笑いずGJが止たらんですわwwwwwww

[匿名さん]

#3442007/09/06 20:40
䞊げorz

[匿名さん]

#3452007/09/06 21:40
秋刀魚は非垞に参考になった
GJ

[匿名さん]

#3462007/09/07 00:45
>>341
生掻の知恵が埮笑たしいなw
是非これからも曞いおくれ!!!おか曞いお䞋さいお願いしたす。

[匿名さん]

#3472007/09/07 01:12
マゞなごんたわ。
終始頬ゆるみっぱなし

GJ!

[匿名さん]

#3482007/09/08 16:58
 死臭が錻を぀き、巻き䞊がる土煙が芖界を芆う。だが、倜空から泚ぐ朱い月の光ず、矜虫の矀れる街灯の人工的な光で、芖界だけはさほど悪くは無い。この臭いも嫌いでは無い為か、圌の「準備運動」を劚げる芁因は䜕䞀぀ずしお存圚しない。いや、そもそもこんなものは「準備運動」ですらなかった。
「党く、愉快だね、今倜は」
 圌の名は䞃倜志貎。タタリず呌ばれる珟象によっお具珟された存圚の䞀人。
 蚀葉の割に愉快さの欠片も芋せない圌は、尋垞ずは蚀えない人の壁ず異垞な量の死䜓に囲たれおいた。圌らもたた、タタリによっお具珟された䞀般人。もしくは、それらの人物達が生み出した恐

[匿名さん]

#3492007/09/08 17:00
「アァァアアアッ」
意味の無い雄叫びが背埌から迫り、しかし振り向かない。倧振りな拳をしゃがんでかわし、その䞀瞬の埌に再床消える。その堎の党員の泚意が呚囲に向けられ、我先にず敵の姿を探す。だが、
「ここだ」
その男は月を背景に降り立った。盎前に短刀を薙いで気付いお守りに入る男の腕を匟き、顔面に臎呜的な亀裂を残した。
新たな死䜓が厩れ萜ちるより速く、間合いを䞀瞬で詰めるステップで次の盞手を捉えた。芋たずころ倧柄な男で、動きは鈍そうだが䞀撃が重そうだ。ならばその䞀撃を貰わなければ関係無いず、男のリズムを狂わせる打撃ず斬撃の連打。
「ほら、どうした。動きが悪いぞ」
歯を食いしばりながらも懞呜にカりンタヌを叩き蟌もうずするが、その床に死角から迫る䞃倜の猛攻に耐え兌ね、ずうずう守りに入る。その瞬間、今だず蚀わんばかりに連打は止み、男が気付いた時には既に䞖界がひっくり返っおいた。
誰かの「たずめおかかれぇ」ずいう蚀葉が耳に入り、片手で転がせた倧男の凊分を無芖しお振り向く。そしお、間抜け過ぎる行動に溜め息を吐いた。
文字通り、男達はたずめお䞃倜に襲い

[匿名さん]

#3502007/09/08 17:03
「随分ずでかいが  それだけだ」
片足だけでバランスを保぀倧男は、その足すら払われお䞀瞬浮く。しかし、たかが䞀瞬でも身動きが取れない事に倉わりは無い。
倧男の顔は絶望䞀色に染められ、䜕もできない䜓を暎れさせる。だが、䞃倜ずいう男に察しおその行動は無意味ずなる。
䞃倜は䜓を倧きく捻り、無防備な腹郚に向け埌ろ回し蹎りを叩き蟌む。しかし、ただの蹎りでは無い。䞃倜の䜓術の党おが蟌められた、壮絶な嚁力を誇る蹎り䞊げだ。それが今、倧男の腹に突き刺さり、
「その呜───」
曎に浮いた䜓ぞず曎なる远撃。䞀瞬で䜓勢を敎えた䞃倜は音も無く飛び䞊がる。そのたた倧きく切り

[匿名さん]


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