1000
2015/09/28 05:36
爆サイ.com 山陽版

ポーカー・オンラインカジノ





NO.11285216

ポーカー関連ニュース②
合計:
報告 閲覧数 3.4万 レス数 1000

#8012014/11/22 21:16
>>796 関連
WSOP2位のFelix Stephensenはノルウェー出身でロンドン在住だが、在住歴は2年半と、
ノルウェーへの納税が免除されるために必要な、3年以上の海外在住歴の要件を満たして
いない。ノルウェーはギャンブルに対して厳しい国で、アマチュアの場合$150以上の
ギャンブル収入に27%の税金が課せられ、プロであるStephensenの税率はさらに高く、
賞金から必要経費を控除した分から50.4%をノルウェーに納税することになる。

■Norway poker star wins big sum, loses big sum - The Local
http://www.thelocal.no/20141114/norwegian-poker-star-wins-sum-loses-sum

[出来事]

#8022014/11/26 10:35
(論説記事)
WSOPメインイベントの優勝者に対しては、Chris MoneymakerやGreg Raymerが立派に務めた
“ポーカーの親善大使”としての役割を、多くの人が自然と期待する。今年のチャンプ、
Martin Jacobson もその責を担えるかに関心が集まっている。

しかし現在ではポーカーというゲームは広く知られていて、西部劇に出てくる酒場や、秘密の
部屋で煙草まみれになりながら遊ばれているものではないことはほとんどの人が理解している。
なので、WSOPの優勝者にロールモデルを期待することは時代遅れではないだろうか。

ポーカーのファン以外には、これからのチャンプがどんなキャラかはほとんど影響しないだろう。
現実問題として、最近のそしてこれからのチャンプの大半はネット出身の若者で、彼らのバック
グラウンドやパーソナリティはポーカープレイヤー以外には響かないだろう。
今年のチャンプ、Jacobsonは素晴らしいプレイヤーで、もし彼がポーカーの親善大使の役割を
務めるなら、素晴らしいことだろう。しかし、もはや誰がやるかは重要ではなくなっている。

■Is Martin Jacobson Good for Poker?
http://www.flushdraw.net/op-ed/martin-jacobson-good-poker/

[出来事]

#8032014/12/05 10:22
オンラインポーカー絶頂期だった2006年のPokerStarsのマーケティング担当者が明かすエピソード。

1.2006年は大手ポーカーサイトがこぞってWSOPメインイベントに自サイトのプレイヤーを送り込み、
PokerStarsだけで1624人、参加者の4割がオンラインポーカーサイト経由の参加者だった。
PokerStarsは特製バッグに入った、グッズ詰め合わせをプレゼントすることが恒例で、この年は
その中身をより豪華なものにしようとした。バッグにはPokerStarsのロゴとプレイヤーの名前が
刺繍されており、ベースボールジャージ、フットボールジャージ、ホッケージャージ、帽子、
Tシャツ、ヘッドホーン、そして1オンスの純銀製カードプロテクターが入っていた。
http://www.pokerstarsblog.com/2006/wsop-pokerstars-goody-bags-031789.html

盛りだくさんなグッズを贈った理由は二つある。:
1.PokerStarsのアイテムの圧倒的な露出で他のプレイヤーにアピールし、乗り換えてもらう
2.ESPNのカメラに常にPokerStarsのロゴが映るようにする

当初の案では、このグッズ詰め合わせに一人$500かかることになり、予算だけが問題になった。
CEOのIsai Scheinbergにお伺いしたところ、$450まで下げられれば、ということであっさり
了解が得られた。良い時代だった。
今も、そのときのホッケージャージを着ているプレイヤーを時折見かけ、良い仕事だったと
自負している。

2.2006年のWSOPのテーブルフェルトにロゴを入れるスポンサー契約のオファーがHarrah's
(現・Caesars Entertainment)からあった。

参加したプレイヤーが全員見て、そしてESPNのテレビ中継にも映ることで、マーケティング
ツールとして絶好のチャンスであったが、他のオンラインポーカーサイトや、ポーカー以外の
企業と競合した。ロゴは1社独占、とのことで秘密の入札でもっとも高額を提示した会社が
権利を買えることになった。
その効果を見積もることは難しかった。最低入札額の300万ドルよりはるかに高い額になる
ことは容易に想像できた。Isaiが出した結論は、1000万ドルで入札しろ、というものだった。
効果の程が見極めにくいだけに大きなリスクに思えた。

最終的に、PartyPokerが、2年間で1900万ドルで権利を手に入れることになる。

しかし、この年の秋UIGEAが成立し、PartyPokerは米国市場から即撤退したにも関わらず複数年
契約だったために、2007年もテーブルに広告を載せることになった。2年目の支払いでいざこざが
あったことは想像に難くない。そして、2008-2010年のテーブルフェルトへのEverest Pokerの
独占広告をフランスのESPN放送では映さず、Full Tiltのロゴを写していたことで訴訟沙汰に
なるなど、他社がトラブルに巻き込まれたのを見ると、権利を取らなくて本当にほっとした。

■Braindump v1.0: What happens when you give marketing guys too much money (Part 3)
http://www.smalltalkdan.com/2014/11/what-happens-when-you-give-marketing_16.html

[出来事]

#8042014/12/08 10:43
カリフォルニア州議会に、オンラインポーカー法案 “Internet Poker Consumer Protection Act of
2015”(AB 9)が提案された。この法案は、州内のインディアン・カジノやカードルームにオンライン
ポーカーのライセンスを認めるもの。UIGEAに反した前歴がある事業者へのライセンスを認めない
条項があり、Amaya/PokerStarsがライセンスを獲得できるかは不透明。プレイヤープールは
カリフォルニア州内に限られる。入出金は、対面で行うことが義務付けられ、事業者の負担が高く、
プレイヤーの利便性も低くなる懸念がある。

■Poker Bill Introduced in California
http://igaming.org/poker/news/poker-bill-introduced-in-california-1598/

[出来事]

#8052014/12/11 10:38
(1/3)
リッチマンなポーカープレイヤーの豪傑伝説

Andrew Roblはオンラインポーカーにはまり大学をドロップアウト、バハマで行われた
Paradice Poker(昔あったオンラインポーカーサイト)のライブイベントに友人のTom Dwanや、
Alan Sass 、Alec Torelli、 Jonathan Littleらと参加。トーナメントの結果は振るわなかったが、
遊びまくった。
Tom Dwanは、サメがたくさんいる池に飛び込んだものに$5000出す、ともちかけ、数分間池に入った
sublime8700 はそれだけで5000ドル稼いだ。DwanからUltimateBet経由で$5000トランスファーを
受けた彼は、AQ<22の1ハンドでそれを溶かす。その相手は、Mike Matusowだった。

Alan Sassは2006年のWSOPのPLOイベントで2位になり、28万ドル余りを獲得。インタビュアーに賞金で
何をするのかを聞かれた彼は、「Rhinoに行くぞ!」と答えた(Spearmint Rhinoは、お金持ちが好む
ラスベガスのストリップクラブ)。Sassと彼の仲間は、シャンパンとラップダンス(ストリップクラブで
座っている客の上でくねくねと腰を振るダンス)で4万ドルを遣った。

Alec Torelliには、オンラインでPerkyshmerkyというプレイヤーから15万ドルを勝ったとき、その
お金で車を買い、「TYPERKY」(Thank you, Perky)というナンバープレートを取り、その写真を
Perkyshmerky本人に送りつけたという、悪名高いエピソードがある。

[出来事]

#8062014/12/11 10:41
(2/3)
昔のプレイヤーで言えば、Stu Ungar が元祖リッチマンポーカープレイヤーと言えるだろう。
バーテンダーに年齢を証明するIDの提示を求められたとき、彼は4万ドルを放り投げ、「バーに
入れないようなガキのどいつが、こんな金を持っているんだい?」と言い放ったという伝説がある。

David Williams は、常にダイヤモンド製つまようじを咥えていたことで知られ、ロールスロイスに
乗り、多くのプレイヤーがあこがれる煌びやかなライフスタイルを実現していた。

Antonio Esfandiari は2004年のLAPCで140万ドルを勝ち、 ‘Rocks and Rings’と呼ぶ仲間の
グループで快楽主義のラスベガスライフスタイルを実現した。2006年のインタビューで、彼は
ラスベガスすべてのクラブのオーナーを知っていて自分がロックスターと同じように扱って
もらっていると語った。クラブでは、入場の順番を待つことはなく、ボトルサービスを受け、
ガードマンがつき、一番良い席に案内してもらえる。TAO( Venetianのクラブ)では、女性しか
上がれないお立ち台に男性として唯一上がれ、女性に囲まれ最高の気分になれる、と語っている。

Phil Ivey は、世界最強のポーカープレイヤーとして知られるが、プライベートジェットで
世界のどこへでも飛んでいきクラップスやバカラをプレイしている。
真偽不明の噂だが、IveyはWynnのクラブにいる際、お金持ちのビジネスマンやポーカーファンの
団体客に見つかり、彼らはIveyの席にシャンパンを贈った。すると、彼は同じものを5本返してきた。
彼らが20本送り返すと、Iveyは彼らの席に200本のボトルと「俺は止めないよ」と書かれたメモを
送った、という話がある。
Daniel Negreanu はこの話は本当だと認めた上で、ボトルの本数は違うという。お金持ちの団体は
最初、10本を送り、Iveyは20本返し、30本→40本→50本→80本と続いたところで、お金持ちたちは
ギブアップしたのだという。その時、クラブにいた客全員がシャンパンのボトルを手にすることに
なった。
翌日、Ivey担当のカジノホストがあわてて電話してきて「なんてことをしたんですか! 全部
支払ってもらうことになりますが、わかってますよね?!」と言った。Iveyは
「どこか別のカジノでクラップスをやってもいいんだけど」と返した。

[出来事]

#8072014/12/11 10:43
(3/3)
2010年には、Victory Poker という新しいオンラインポーカーサイトが誕生し、Antonio Esfandiari ら、
リッチマンなポーカープレイヤーが名を連ねる。このサイトはRV車を砂漠で爆発させたり、Esfandiari に
防弾チョッキを着せた上で銃で撃つなどのビデオを出すなどやりたい放題で、悪い意味で有名になった。

しかし、ブラックフライデーによって、ポーカープレイヤーの豪放な話はめっきり少なくなる。
Esfandiari は2012年に One Drop を優勝して1830万ドルを獲得しても、かつて彼が行った
「ナイトクラブのバルコニーからお札をばらまく」といったことはしなかった。「思い出したくも
ないけど、お札の雨を降らせたんだ。$1札を1000枚まいた。あまりにばかげていて翌日、ものすごく
気がめいった」と語った。

現在、ポーカー界でもっともリッチマンな生活を体現している男は、かつての Victory Poker 共同
創業者の一人、Dan Bilzerian である。銃とほぼ全裸の女性たちに囲まれた彼は、500万フォロワー、
facebookのいいね!は600万を超え、多くの人が今もなお思い願うあこがれの生活を、少なくとも
表面上は実現させている。Bilzerian にとって、お札の雨を降らすことはお金持ちな行動とは言えない。
クラブでは、ゴムボートに乗って、人の上をサーフィンするのが彼のやり方だ(リンク先の写真参照)。

総資産一億ドルとも言われるが、彼が何でその金を得たのかはわからない。しかし、彼は企業買収で
悪名をはせた Paul Bilzerian の息子である。Bilzerian は、昨年ポーカーで5000万ドル勝ったと
自称し、トビー・マグワイアらハリウッド俳優のポーカー仲間だと言う。
真相がどうであれすぐに彼の金がなくなることはないであろう。当面の間、彼は誰よりもリッチマンな
ポーカープレイヤーであることは間違いない。

■Poker ballers: It’s a rich man’s world
http://www.pokerplayer365.com/news/poker-ballers-its-a-rich-mans-world/

[出来事]

#8082014/12/17 10:02
MPN(Microgaming)の1.75億ハンドのデータの分析による、anonymous(匿名)テーブル(対戦相手がお互い
特定できない状態でプレイできるリングゲーム、つまり、HUDも役に立たない。MPNの他にiPoker
などでプレイ可能)の意外なデータ。

プレイヤーのうち、40%がanonymous卓をプレイし、その多くはレクリエーショナルプレイヤーで
ある。ハイボリュームなプレイヤーはHUDが機能し、多面でプレイしやすい通常卓を好む傾向がある。
しかし、anonymous卓は通常の卓と比べて、ベットにコールされやすく平均ポットサイズも、
ベットサイズも大きい傾向にある。コールされたベットサイズの平均は、通常卓のそれに比べ20%
大きかった。この結果、anonymous卓では勝ち組のプレイヤーがますます勝ち、負けるプレイヤーは
早く、多く負けていく。

これまで、anonymous卓は新しく始めた弱いプレイヤーをレギュラーから守るために有効だ、と
業界で言われてきたが、それを真っ向から否定するデータである。事実は、anonymous卓において
弱いプレイヤーは多く負け、通常卓でプレイするよりも早くバンクロールを失っている。

しかし、anonymous卓は分散が大きいことで、長期的には負けていくプレイヤーであっても短期的には
いい思いをし、復活できるチャンスが生まれる。分散が大きいというのは悪いことばかりではない。
過去のデータでは、分散が小さいはずのダブルオアナッシングのSNGが一番プレイヤーが負けやすい
ゲームだったという結果もあり、一致する。

■MPN A World Without HUDs
http://www.thempn.eu/blog/world-without-huds/

[出来事]

#8092014/12/17 10:22
この数年、世界で最も高いレートのポーカーが行われているのが、マカオのStarWorld にあった、
Poker King Club (PKC)である。そのレートは、 $4,000/$8,000 から$12,500/$25,000(米ドル相当)で、
ポーカー界のビッグネームもこれを目当てにマカオに集まってきた。

PKCは、2009年に設立され、カジノからライセンスを受けてポーカールームを運営してきた。
ハイステークスゲームについては、これまでほとんど明かされず、プロがそれとにおわせる
ツイートをしたりインタビューで話したりするくらいで、内情が明かされることは限定的であった。
(参考)
http://www.pokernews.com/news/2014/03/tom-hall-reveals-intimate-details-of-macau-poker-17725.htm
http://www.pokernews.com/news/2014/11/jorn-walthaus-macau-19761.htm

Winfred Yuは、PKCの成功の立役者である。自身も2013年のWSOP-APACで3位になるなど実績のある
プレイヤーだ。最近、PKCは活動の場を、StarWorldからVenetian Macauに移した。StarWorldとの
契約が終わったこと、ラスベガスにもカジノを持ちポーカーへの理解のあるVenetianのサポートが
受けられることが理由。マカオ、アジア地区でのポーカーの存在感を高めることが両者の目的である。
そして、Venetianへの拠点を移したことで、25/50, 50/100, 100/200, 200/400(香港ドル)のレートの
テーブルを毎日稼働させることができる。現在のVenetianのポーカールームは一時的なもので近日、
正式なポーカールームがオープンする。Venetianからは、ポーカールームのリノベーションに数百万ドル
出資するとの約束を得ている。トーナメント専用エリアも設けられ、$5000バイイン級のトーナメントの
開催も視野にある。

■Winfred Yu Discusses Macau's Famed Big Game Move from StarWorld to Venetian
http://www.pokernews.com/news/2014/12/winfred-yu-discusses-macau-s-famed-big-game-move-from-starwo-20064.htm

[出来事]

#8102014/12/20 10:08
オンラインポーカーでスクリーンネームをつけるときに、あまり深く考えずに適当に名付ける人は
多いが、時には自身の情報を他の人に伝える、一種のテルになりうる。

“Tim1995” や “Kevin1973”と言った名前は、明らかに彼らの年齢が20手前や40すぎということ
だろうし、“Tony2014”や“Fred07”といった名前の人は、その数字はオンラインポーカーを
始めた年の可能性が高い。年齢がわかれば、一般的なプレイ傾向の読みがうまれるし、始めた年が
わかれば、そのプレイヤーの力量もわかることがある。

オンラインポーカーに関するフォーラムやトレーニングサイトのIDやアバターと同じものを使うのも
よくない。フォーラムでよく見かける人と同一人物だと知られれば、上手くなるために努力している
プレイヤーだと認識される。

ダジャレ、面白系のスクリーンネーム、例えば“OJ Limpson”と付けている人は、創造性に
優れていて、それはプレイにも表れるかもしれない。
“Y0uRcH1p5Ar3M1n3”(Your Chips are Mine)のように、単語の文字の一部を違う文字で置き換えた
ようなスクリーンネームをつけている人は、プレイもトリッキーかもしれない。

“WeakPassive69” “NeverFoldMS”といった、プレイスタイルを使ったスクリーンネームの
プレイヤーには要注意。このような名前はあなたを暗示にかけようとしていて、その名前と
逆のことをしてくることが多い。

もちろん、スクリーンネームからのテルはベッティングパターンなど普通のテルよりも信頼度は
低い。それでもこれらの情報は時にはプレイにおいて有利に進められる根拠になることもある。

■What’s in an Online Poker Name? | PokerNews
http://www.pokernews.com/strategy/what-s-in-an-online-poker-name-20149.htm

[出来事]

#8112014/12/24 09:36
モンゴルポーカー事情。

モンゴルでは、トランプゲームとしてのポーカーは一般的で、幅広い年齢の人々が遊んでいる。
テキサスホールデム以外のポーカーも人気。人気が高まったのは他の国と同様、2000年代半ばから。
しかし、違法だったので、余裕がある人は海外に出向いてプレイしていた。オンラインポーカーは合法。

モンゴルポーカー連盟(Mongolian Poker Federation)は、正式に登録された唯一のポーカー団体で、
IFPにも加盟している。顧問にイギリスのAntony Powerを迎え、ポーカークラブやトーナメントの
運営にも助言を受けている。

ポーカーは合法でないことから、普及行為が難しいが、メンバーは140名以上いる。モンゴルでの
ポーカーのマインドスポーツとしての合法化を政府や関係当局に認めてもらうよう働きかけを続けた
結果、ようやくポーカーに関する法律を見直す動きが起こっている。

モンゴルには、ポーカークラブが10くらいあるが、ポーカーのゲームや小規模なトーナメントは
秘密裏に開かれているのが現状。
アジアのトーナメントサーキットで活躍するモンゴル出身のプレイヤーも出てきている。

■Mongolia Poker Players abd Bold Uundai Work to Legalize the Game
http://www.titanpoker.com/mongolia.html

[出来事]

#8122014/12/31 03:05
今年も残りわずかとなりましたので、2014年の日本のポーカー界の主なニュースを
まとめてみました。(項目の選定、順位は私の判断です)。世界的にはいろいろ
考えさせられる話もあるなか、今年も日本のポーカー界は拡大し、よい結果も目立って
きた1年だったと思います。

2012年: http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/15823/1343660422/307-314
2013年: http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/15823/1343660422/1272-1276

★第10位:ネオヒルズ族として知られた与沢翼さんがポーカー大会を開催。
秒速で億を稼ぐ男のキャッチフレーズで知られた与沢翼さんが突然、「遊びこそ仕事!」と、人脈を広げ
深めるためのツールとしてポーカー大会を開催しました。参加者のほとんどが与沢塾と呼ばれる
情報商材ビジネスを学ぶ仲間のなか、一部のポーカーファンも参加しました。大会は、リングゲームで
時間内にどれだけチップを増やせるかで競われ、ihouさんが2位になるも豪華賞品を辞退し、
ネオヒルズ族ファンを沸かせました。
顛末は、
■与沢翼とポーカーしてきたので写真うpするwwwww : IT速報
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/38009839.html
この直後、与沢さんは“破産宣言”をし、マスコミを賑わせた後、現在はシンガポール在住とのことです。

★第9位:ポーカースターズの日本向け体制が強化
ポーカースターズの日本のマーケティング担当者が新しく着任し、日本の公式ツイッターやfacebookページが
開設され、また日本限定のプロモーションもいくつか開催されました。ポーカースターズ全体の中での日本の
規模がまだ限られる中、ポーカースターズの期待の高さを感じました。

[出来事]

#8132014/12/31 03:06
★第8位:アミューズメントポーカーの選択肢広がる
今年も、アミューズメントポーカーで遊べるお店が東京、名古屋、四日市、大阪、福岡などでオープン、
大阪のカジノレストラン&カジノバー【Jack&Queen】はマスコミにも取り上げられ、話題になりました。
東京de Pokerをはじめとした初心者への普及の取り組みに積極的なお店の存在は、ポーカーに興味が
あるけど、周りに知っている人がおらずに始めにくいというようなプレイヤーの助けとなり、
プレイヤーの裾野を広げるのに一役かっています。プレイヤーにとっては選択肢の幅が非常にひろ
まったこともあり、関東圏を中心としたライブポーカー情報サイトも登場しました。
■なでがたポーカー通信 http://nadegatapoker.com/

また、日本で大規模なトーナメントを開催するJapan Open(JOPT、旧称Japan Poker Tour (JPT))は、
東京・大阪で今年5回のイベントを開催、多数の参加者を集め大規模な予選もあいまって非常に存在感が
あり、人気を集めるイベントです。


★第7位:AJPCが東京ビックサイトに場所を移し、本戦350名参加の大盛況
春の恒例行事、全日本ポーカー選手権(AJPC)が、東京ビッグサイトで開催。大阪予選に728名、東京
予選に1632名参加。さらに前年優勝者招待、推薦選手が124名と、合計2484名のプレイヤーが参加
しました(予選は1人1回しか参加できないので、実数)。
2015年の開催も既に発表されており、ますますの盛り上がりを期待します。

[出来事]

#8142014/12/31 03:06
★第6位:ポーカースターズの経営がカナダのAmaya Gamingに移り、様々な施策変更に日本のプレイヤーも翻弄される
これまで創業者によるプライベートカンパニーだった、ポーカースターズの親会社が、カナダの
新興ゲーミング企業、Amaya Gamingに買収されました。買収の一番の目的はアメリカの法制化
オンラインポーカー市場への再参入を容易に進めるためと言われていますが、事情も色々変わる
ようで様々な施策が変わりました。一部国からの撤退や、カジノゲームの導入は日本には直接
関係しませんでしたが、賞金総額が抽選で変わるSpin & Goの導入や、一部ゲームのレイク値上げは
日本のプレイヤーにも直接影響する施策で将来を考えさせられる出来事でした。特定の種目に特化
しているプレイヤーには厳しい時代が来ているのかもしれません。


★第5位ポーカー漫画、ガットショットがアクションで連載開始
これまでもテキサスホールデムを題材にした漫画はいくつかありましたが、日本ポーカー協会が
監修したポーカー漫画「ガットショット」が8月より漫画アクション誌での連載が始まりました
(月2回)。第一話のドローポーカーで、捨てたカードと同じカードを引く描写があり心配しましたが、
好評連載中です。また11月からは日刊ゲンダイにも掲載されています。

[出来事]

#8152014/12/31 03:07
★第4位:海外で活躍する日本人ポーカープレイヤーの情報発信が盛んに
これまで、マカオを始めとする海外で、ポーカープロとして生計を立てている方たちの存在は知られ
ていましたが、そのようなプレイヤーの方の一部が積極的にインターネット上で情報発信したことで、
海外のリアルなポーカー事情を知ることができました。

余語さんのツイッター https://twitter.com/iosan83
横澤さんのツイッター https://twitter.com/MasatoYokosawa

Miyukiさんのブログ http://thats-poker.net/ ツイッター https://twitter.com/ShimpeiMiyuki
Mutaさんのブログ http://firepoicat.com/ ツイッター https://twitter.com/tetsuromuta

EPTロンドン(10月)の際に、海外で活動するDaichi Tominagaさんが記事として取り上げられました。
http://www.pokerstarsblog.com/tournaments/ept/2014/ept-11-london-daichi-tominaga-big-in-jap-151498.shtml
また、keyさんの海外ライブトーナメントの様子を伝えるブログ、“世界ポーカー中継plus”
http://blog.goo.ne.jp/nkeyno も登場しました。

ccさんによるWSOPレポートは、ポーカーに親しみがあまりない人にとって興味をもってもらえる
魅力的な文章で、まとめサイトで興味をもってポーカーを始める人が去年に引き続き急増しました。
今年もポーカー世界大会に参加したので写真うpするよ
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51872626.html
参加費1億円のポーカー大会見てきたので写真うpするよ
http://hamusoku.com/archives/8552612.html

[出来事]

#8162014/12/31 03:07
★第3位:日本からスーパーノヴァエリートが3名誕生
1/1〜12/31の間に100万VPPを獲得したプレイヤーに与えられる、ポーカースターズの最上位ステータス、
Supernova Eliteを達成した日本のプレイヤーは昨年までの累計で2名しかいませんでしたが、
今年は一気に3名の方がこのステータスを達成しました。2013年の達成者は世界でも370名程と、
非常にレアなステータスです。
テツさん( https://twitter.com/tetsu_poker/status/522906667046805504/photo/1 )
じゅにあさん( https://twitter.com/k_yu_j_/status/543456977808941056 )
cisさん( http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/15823/1412308850/1315-1318 )
http://www.pokerstars.com/vip/community/leaderboard/


★第2位:海外のライブトーナメントで日本人活躍
昨年は、年末にWPT韓国で横澤さんが優勝し、WPTタイトルホルダーが誕生しましたが、今年も
海外のトーナメントで大きな結果を残すプレイヤーが多数誕生しました。

10月、Tetsuya Tsuchikawaさんが、WPT National フィリピン メインイベント優勝
Takuya Yamashitaさんは、JOPT準優勝のパッケージで参加したRed Dragonメインイベントで3位。
Yuhito Hayashiさんは、MPC BabyDragon優勝
そして、 ラスベガスのWSOPでは日本のプレイヤーは16名が合計32回入賞し、ファイナルテーブル
にも3名(Iori Yogoさん、keyさん、Takashi Yaguraさん)進出しました。オーストラリアで秋に
開催された、WSOP-APACの6maxイベントでも、Yu Kuritaさんがファイナルテーブル進出。
他、マカオを始め様々なトーナメントで多くのプレイヤーが結果を残しました。

[出来事]

#8172014/12/31 03:08
★第1位:オンライントーナメントで日本のプレイヤーの活躍
ポーカースターズのオンライントーナメントでの日本のプレイヤーの大きな結果が目立った1年でした。
話題になる獲得賞金額も、ぐっと大きくなった印象があります。
5月の SCOOPで10万ドル超え賞金を獲得したプレイヤーが2名(keyさん×2回、secky0222さん)で
secky0222さん(SCOOPメイン-M 4位)の記録は、日本プレイヤーのオンラインMTTでの獲得金額の
最高記録のようです。
keyさんがSunday Million2位(7月)
7月のMicro Millionsで Namepoさん、nicomatsuさんが優勝。
Namepoさん、$1050バイインのSuper Tuesdayで2位(8月)
などたくさんの結果が残りました。
PokerStarsBlogのWeekendトーナメントのファイナリスト紹介記事には、ほぼ毎週、日本の
プレイヤーの名前が複数載っているのが見られるようになりました。

[出来事]

#8182014/12/31 03:10
★その他
・PokerStarsの裏ワザ的お得な情報に沸き立つコミュニティ
  設定ミスで期待値倍の10FPPサテ、入金額アップのボーナスが繰り返し取れる、誕生日に関わらず
  入力できたBIRTHDAYコードなどの情報(現在は終了)が、ツイッター、らいつべ、ひゃっほう
  掲示板など日本のポーカーコミュニティにより素早く広まり、コミュニティの広さと情報拡散の
  早さを実感しました。
・日本語のポーカートレーニングサイト、Poker Training Japanオープン
  https://www.pokertrainingjp.com/
・海外のポーカートーナメントを巡る旅行記、「逆境エブリデイ」が出版。
 著者はメールマガジン配信サービス「まぐまぐ」の創業者、大川弘一さん。

[出来事]

#8192014/12/31 08:57
十大ニュースも楽しみにしてました!
毎年ありがとうございます。

[cc]

#8202014/12/31 12:47
大手ladbrokesが日本居住者へのサービス終了とのメールが来た。
出金は来月12日までにとのこと。betfredに続いて残念す。例のUKの法律のせいかな

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8212014/12/31 17:38
え!?日本でスターズ終了?


#8222015/01/01 04:33
出来事さん、今年もポーカーニュースの案内ありがとうございました。
とりあえず4月1日の更新を楽しみにしています!w

[jj]

#8232015/01/05 06:58
2014年中に、PokerStarsの最上位ステータスSupernova Eliteを達成したプレイヤーは、
442名。うち3名は日本のプレイヤー。前年の371名に比べ、71名増加。
VPP獲得数トップ5は、
6,000,253 (驚異的数字だが、誰かは開示されていない)
3,066,966
3,000,709
3,000,443
2,769,359

達成者リスト(リーダーボード掲載をオプトインしたプレイヤーのみ)
http://forumserver.twoplustwo.com/showpost.php?p=45694966&postcount=413

[出来事]

#8242015/01/05 20:57
大晦日にオレゴン州で開催されたブルポーカーと呼ばれる闘牛場内で行われるポーカーの参加者が
闘牛に襲われおしりを負傷。ブルポーカーのルールは、闘牛場内で闘牛が周りを走る中でポーカーをし、
最後まで逃げずにテーブルに残っていたプレイヤーが勝つというもの。今回、牛の角に刺さった
ジョーカーを取るとご祝儀がもらえるバリアントルールだった。

かつてはよくある遊びだったが、国際プロロデオ協会は極めて危険なためやらないよう呼び掛けて
おり、最近では行われる機会も少なかった。このポーカーでの勝ち金では治療費が賄えないとして、
家族がインターネットで寄付を呼び掛けている。

■Bull Poker player seriously hurt going for joker
http://koin.com/2015/01/01/bull-poker-player-seriously-hurt-going-for-joker/
(プレイの様子がリンク先の動画にあります)

[出来事]

#8252015/01/05 21:40
勝手にアホしでかしておいて寄付金要求してるのか

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8262015/01/07 09:44
PokerStarsのTeam Proに、shinbunshiことKosei Ichinoseさんが選ばれたとのこと。
他に、インドから初めてのTeam Proとして、Aditya Agarwalも。

[出来事]

#8272015/01/07 09:46
大ニュースだ

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8282015/01/07 09:57
>>826
公式ページも出来てました。
http://www.pokerstars.com/team-pokerstars/kosei-ichinose/

[出来事]

#8292015/01/07 10:05
team proとteam online proって何が違うのですか?

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8302015/01/07 10:09

>プロは、大きく分けてチームプロ、チームオンラインプロに別れてます。
>チームプロは特にライブで実績を上げた人で、チームオンラインプロは特にオンラインで実績を上げた人です。
>基本的には、超有名プレーヤーは全員チームプロです。
>チームプロのほうが格上という感はありますが、自分が所属しているチームオンラインはトータルで負けている人はなれないので、そういう意味では光栄でもあります。

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8312015/01/07 10:13
>>830
なるほどです。ありがとうございます

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8322015/01/07 12:53
木原さんと2人構えでいくのかな?
でもプロ減らしてるから木原さんはやっぱ今年までかな

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8332015/01/09 20:14
(1/3)
カナダ・アルバータ大学の研究チームは1/8、ヘッズアップリミットホールデムの完全プレイが
コンピュータソフトで解析されたとする論文を発表した。

そのソフトの名前はCepheusという。Cepheusは同じソフトとの膨大なハンドのプレイを通じて
ヘッズアップリミットホールデムの最適なストラテジーを学習し、その結果ヘッズアップリミット
ホールデムのポーカーを解析、いいかえると完全なゲームをプレイできることとなった。

完全なプレイとは、長期的には相手に対して絶対に負けないということを意味する。「すべて完璧
ではないかもしれないが、生涯にわたってこのプログラムと対戦すれば、このプログラムが完璧
ではないとは思わないでしょう」と研究チームは語る。

チェッカーのような完全情報ゲーム、すなわちプレイヤーが意思決定するにあたって情報が
すべて利用できるゲーム、のいくつかでは完全解が解き明かされている。しかし、不完全情報
ゲームで完全解を求めるのは困難でありコンピュータでそれを求められたというのは驚きに値する。

ヘッズアップリミットホールデムは、人間が遊ぶ不完全情報ゲームでコンピュータで本質的に
完全解が求められた始めての例となる。ポーカーはお互いの手札が見えない状態でプレイされる
ことでブラフの戦略も生まれる。

人間がポーカーをプレイするのと同様、Cepheusはプレイを通じて学習する。違うのはCepheusの
相手はCepheus自身だということだ。最初の段階ではCepheusの戦略はすべてのアクションを同じ
確率でランダムに選択する。そしてその間違えから、「ここでレイズすればもっと良かったか、
あるいはここでフォールドすべきだったか」と自問自答することで学習を行う。

[出来事]

#8342015/01/09 20:14
(2/3)
Cepheusの対戦相手は自分自身なのでゲームに勝つのは学習を進めるにつれどんどん大変に
なっていく。もっとよいプレイができたという反省点の数が少なくなるように学習が進み、
反省点の数がゼロになったとき、ほぼ完全な最適解が求まったことになる。ベット額が限られる
ヘッズアップリミットホールデムでも、分岐の数は10兆を超え、ストラテジー表のデータ量は
10テラバイト以上に及ぶ。

2カ月間にわたり1秒間あたり28.8兆ハンドのプレイを行い学習することでCepheusの戦略は劇的
に進化し、どんな人間のプレイヤーも勝てない領域に達した。実際に人類最強のプレイヤーと
戦ったことはまだないが、まだ未熟な段階のポーカープログラムでもすでにオンラインポーカー
プロを打ち負かしている。
研究チームは「我々のプログラムはその時のソフトよりもさらにずっと進化している。なので
人間にはもう勝つチャンスはないだろう。それどころかブレークイーブンに持っていくこと
すらできないはずだ」と語る。

ゲームの世界では、人間の最強プレイヤーに対してコンピュータが圧勝してきた歴史がある。
その始まりは、チェッカーのプログラムが1994年に人間相手に勝ち、世界チャンピオンの称号を
獲得したことにさかのぼる。そして、1997年にはIBMのディープブルーが、チェスのチャンピオン、
カスパロフに勝っている。その4年後は、Jeopardy!というテレビのクイズ番組で、質問に答えら
れる人工知能に対して、人間のチャンピオンが敗れている。

たとえ人間がCepheusで勝てないとしても、そのソフトから学べることは多い。例えば、ディーラー
ボタンのポジションのプレイヤーは明らかに有利とこれまで考えられてきたがそれが証明された。
また、最初のアクションでレイズすることはコールに比べて圧倒的多数の状況で有利である。
これらは経験的にも知られてきたことである一方で、とても小さいポケットペアでリレイズするのが
最善になるなど、うまいプレイヤーがあまり取り入れてなかった戦略も明らかになっている。

そして、Cepheusは人間がフォールドするような悪いハンドを含めたほとんどのハンドで参加する。
(リンク先の表参照、緑色はレイズ、赤はフォールド、青はコール。それ以外の色は確率的に
プレイをミックスする。1番目の表は、プリフロップのディーラーボタンのプレイヤー(SB)、
2番目の表はSBがレイズした時のBBのアクション)

[出来事]

#8352015/01/09 20:16
(3/3)
研究チームがポーカーのソフトCepheusを開発したのは楽しみのためである。彼らの本当の目的は
現実世界での不完全な情報を適切に処理することにある。利益相反する目標をもった団体が
相手の戦略をわからないときに自分たちの戦略をどう設定するか、具体的にはテロリストに
対峙する軍隊が最適な戦略を立てる際に応用することを目指している。研究チームは糖尿病を
“敵”とみなして最適な治療を行うことに応用するために、糖尿病専門医とも連携している。

ノーリミットホールデムのヘッズアッププログラムを研究しているカーネギーメロン大学の
研究チームも
「不完全情報ゲームの完全解を求めようとする研究の真の目標は、人間社会における交渉、
サイバーセキュリティ、軍隊、そして医療分野などへの応用で、ポーカーはその進捗を示す
単に便利なベンチマークとして研究グループ間で用いられている」と語る。

そして、「一般に遊ばれているノーリミットホールデムは、今回完全解が求まったとされる
ヘッズアップのリミットホールデムに対して圧倒的に複雑で、近似的にでも完全解が求められる
ことは我々の生きている間には成し遂げられないだろう、だからこそ挑戦のしがいがある」
と続けた。

■Meet Cepheus, the virtually unbeatable poker-playing computer - The Washington Post
http://www.washingtonpost.com/news/speaking-of-science/wp/2015/01/08/meet-cepheus-the-virtually-unbeatable-poker-playing-computer/

論文: http://www.sciencemag.org/content/347/6218/145

[出来事]

#8362015/01/09 20:20
リミットホールデムはもう人間には勝てないとは前から言われてましたね。
ただ、
「とても小さいポケットペアでリレイズするのが
最善になるなど、うまいプレイヤーがあまり取り入れてなかった戦略も明らかになっている。」
この件ですが、プレーする以上はリレイズするべきと多くのプロの共通認識ですね。
自分はリミットホールデムにそこまで詳しくないのですが、それでも知っているくらいです。

[key@PCA]

#8372015/01/09 21:41
ノーリミットも最強プログラムができる日は近いのかな?
その最強の学習システム使えばノーリミットでも最強になれそう。

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8382015/01/09 21:55
CepheusによるNLヘッズアップ対戦は興味深いですね。
ノーリミットでも、100バイインとかに制限すれば、
すぐにでも始められそうですが、どうなんでしょう?

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8392015/01/10 05:46
(1/2)
今日はポーカーの歴史にとって大きなマイルストーンとなった。ゲーム研究家は喜び、ポーカーで
生計をたてているもののなかには心配したものもいることだろう。アルバータ大学の研究グループが、
ヘッズアップリミットホールデムが「essentially weakly solved」とアナウンスしたのだ。
これは、実際に人間同士が競い合っている不完全情報ゲームが解けた初めての事例である。
チェッカーのような完全情報ゲームには、コンピュータによる最適解を求める取り組みは以前から
なされてきた。CFR+と呼ばれる新しいアルゴリズムがリミットホールデムの解を求めることに
役立っている。

★“essentially weakly solved”とはどういう意味か。
研究チームのアナウンスにある“essentially weakly solved”という言葉は曖昧なように受け
止められるかもしれない。しかし、“essentially solved”と“weakly solved”という言葉は、
ゲーム理論の世界でははっきり定義がなされている。

“Weakly Solved”とは、初手からアルゴリズムが支配する中でゲームが解かれた、という意味で
ある。特定の状況に対する、アルゴリズム自身では導出できない最適戦略を含むことができない。
さらに重要なのは、“Weakly Solved”とは同時にその戦略はまず搾取され得ない―すなわち
長期的にみると他のどの戦略に対しても負けることはない―しかし、不完全な相手から最大限の
利益を上げられるとは限らないということである。

“essentially”という単語の意味は、戦略が完全に正しいことが厳密に証明されたわけではない
ことを意味する。Essentiallyと言う時、生涯をかけてプレイできるようなハンド数(論文によれば
6000万ハンド)をこなした時に、その戦略が本当に完璧な戦略に対して差が出る確率が5%未満と
いうことを意味するに留まる。

実際的には、それでもこのゲームが解明されたとみなされる。ポーカーにおいては、何千万ハンド
に1つしかマイナーなミスをしないようなプレイヤーでないと“essentially solved”なアルゴ
リズム相手に勝つことはできないからだ。

[出来事]

#8402015/01/10 05:48
(2/2)
★このことはポーカーというゲームの死を意味するのだろうか
ポーカーのプロは慌てることはない。このニュースの見出しからうけるほど差し迫った危機にはない。
それにはいくつかの理由がある。
一つは、今回の件はヘッズアップのプレイだけが理論的には解かれたということである。プレイヤー
数が3人以上であれば解かれていないし、特定の戦略は他のプレイヤー達による異なる戦略の組み合
わせに勝ちきれない。このことは、ほとんどの人工知能の研究がヘッズアップのプレイに特化して
いる理由でもある。少なくとも近い将来にコンピュータ科学がヘッズアップリミットホールデム以外の
種類のポーカーを葬り去ることは、起こりがたい。

もうひとつの理由は、ベッティングがリミットのゲームは、ノーリミットやポットリミットに比べ、
はるかにコンピュータでの解析に適していることである。なぜなら、プレイヤーにはベット/レイズか
コール/チェックかフォールドの3つの選択肢以外にないからである。一方、ポットリミットや
ノーリミットは、ベット額を自由に選択することができるためはるかに複雑になる。また、
リミットホールデムは現在ではマイナーな種類のゲームであり、また現状のベストなノーリミットの
ソフトでも、理論上はまだ搾取されてしまうものとなっているようだ。

アルバータ大学の研究グループはこのソフトを公開しており、実際に対戦させてみたり、特定の
状況での最善手を求めるために利用できる。しかしそのインターフェースはイマイチで、実際に
ゲームをプレイ中のものがリアルタイムにアドバイスを求めることの実用にはならない。今後、
仲介インターフェースを作成し、オンラインポーカーでのハンドにリアルタイムで最善手を求め
させそれにしたがってプレイするような悪意をもつものが出てこないとも限らない。

将来、このソフトで自分のアクションを決めようと試みる人が出てきた場合には、ヘッズアップ
リミットホールデムは避けるべきゲームになるだろう。しかし、現在においてもヘッズアップ
リミットホールデムを主にプレイしている人がどれだけいるのだろうか。リングゲームでも
トーナメントでも、ヘッズアップリミットホールデム以外への脅威は当面極めて小さいだろう。

コンピュータが完璧にヘッズアップリミットホールデムをプレイできるということは、特にポーカーは
単に確率的なものではなく、心理的なゲームであると考える人にとっては苦々しい事実だろう。
幸い、このソフトは以下のサイトから実際に試してみることができる。対戦してみたり、気になる
状況を解析させてみてはアドバイスを求めてみてはどうだろうか。
http://poker.srv.ualberta.ca/

■Heads-Up Limit Hold’em has been solved
http://www.parttimepoker.com/heads-up-limit-holdem-has-been-solved

[出来事]

#8412015/01/10 05:52
keyさん、
この部分は、別の記事に書いてあった研究チームの人のコメントからもってきたのですが、
研究者はポーカーの熱心なプレイヤーというわけではないのかもしれませんね。
リミットのヘッズアップを真面目にプレイする機会も限られるでしょうし。

>>837さん
>>835の最後の段落に書きましたが、ノーリミットでの完全な(長期的に誰も勝てない)
ソフトはまだまだ難しいようです。このような取り組みでは、最強ではなく、負けないことを
目標にしています。

>>838さん
今回の記事のソフトとは別ですが、コンピュータポーカー選手権で優秀な成績を収めた
ソフトと、ノーリミットでも対戦できます。
http://www.cleverpiggy.com/about

[出来事]

#8422015/01/10 06:42
確かにPLやNLでは難しいでしょうね。
まずベットに幅がある時点でプレイヤーには自由度が高い反面、
コンピュータにとっては候補を増やす=計算量が増えるデメリットですし、
強く打ってるが実はブラフなんてケースもあるでしょうから。

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8432015/01/10 07:10
Science 誌に掲載されるくらい科学的にも意義のある成果なんですね〜
ノーリミットのHU で長期的には誰も勝てないソフトが出来たら、激震が走るでしょうが、
まだまだ難しそうですね。
近年の人工知能の指数関数的な発達は目覚ましく
(現在はトッププロもしくはそれ以上の力を持つ将棋ソフトも、10年前はアマ五段、20年前に至ってはアマ級位者レベルだった)
そこまで、遠くない将来に人工知能の総合的な知能が人間を越えてしまうかもしれない、という議論も真実味を帯びてきました・・・。

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8442015/01/10 07:38
不完全情報ゲームのリミットホールデムが解析されたにもかかわらず、
完全情報ゲームの将棋が人間より強いかどうかというのはおいといて、解析が終了していないのはどうしてなんでしょうね?
明日の天気を当てるより、複雑なパズルを解く方が難しいというようなものなのでしょうか?


#8452015/01/10 08:18
人工知能が人間を指揮する日も近い?


#8462015/01/10 08:54
>>844
記事で「ベット/レイズかコール/チェックかフォールドの3つの選択肢以外にない」って書かれているようですが、
それに対して将棋は1回1回のアクションの選択肢が非常に多いからなんですかね。
それでも、そのうち将棋において完全解が求められてしまうかもしれませんね・・・


#8472015/01/10 09:18
一般人でも手軽に導入できる最強クラスのNLホールデムソフト作るのは何十年後の話になりそう
計算に何分も掛かる様じゃポーカーでは使えないしで


#8482015/01/10 10:15
いまでもオンラインポーカーは(解析系の補助ソフトを導入した)ツール使いの人じゃないと同じスタート地点にすら立てないという傾向があるけど、
将来的に人より圧倒的にミスの少ない最強クラスのNLソフトができたら、プレイヤーがライブポーカーに回帰することが起こりそう。
或いはオンラインでプレーする人の賭け金が、遊びの範囲内の額になって圧倒的に少なくなるか。

オンラインでみんなが最強ソフトの指示をリアルタイムに参考にしながらやってるところに参加してもつまらないし、
そんな場所で大金をかけて勝負するのは、もっと馬鹿らしくなる。

いくらポーカースターズとかの運営側がソフトの使用制限をかけたと言っても、オンラインでは実際のところ相手が本当に何をしているのか姿が見えないからね。

[名無しさん@ポーカー大好き]

#8492015/01/10 11:32
仮に手軽に使える最強のポーカーソフトができたらオンラインはせいぜいトーナメントでどうしてもリングやりたいならライブでとなるかなぁ

運営によるソフト対策をと狡いプレイヤーによる抜け穴探しのいたちごっこが繰り返され
その対策コストが善良不良問わずユーザーに回され、不満を持った者が離れネットポーカー人口激減。

こうなる時代はできるだけ遅くなって欲しいものです


#8502015/01/10 12:10
流行りのゲームと解析はここのところいたちごっこだからそれは杞憂じゃないかな。
FLH→NLH→PLO。どんどん複雑になってる。
そういうソフトが出回ったらそのゲームは廃って別のゲームにみんな移行するだけ。
最近はオンラインができたおかげで、どんどん新しいゲームが生まれてるじゃん。

杞憂してるような時代がくるのは、それこそ人の頭脳を超える人工知能が生まれてからじゃないかな

[名無しさん@ポーカー大好き]

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