1000
2005/12/11 04:39
爆サむ.com 南関東版

🪓 攻略地方





NO.656399

【Ifの】あなざヌすずヌりヌ【物語り】
合蚈
#3012005/08/08 03:23
          ∧∧
    ∧∧  Ž<_   流石兄者、謝っおいるくせにを䜿うずは倖道だな。
    Ž_ゝ` /   ⌒i      
           | |     
  /    /‟‟‟‟/ |
_(__぀/  FMV  / .| .|
    // u ⊃

[300]

#3022005/08/08 03:29
ゎメン・・・ホントゎメン・・・
. : : :: :: :: : ::: :: : ::::: ::: ::: :::::::::::∧∧::::::::::::::::::::::::::::::::
     .... ..: : :: :: :::: ::::::: :::::::::::/圡<_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::    䜿っおさらに倱敗ずは・・・
        ΛΛ . . . . . / :::/   ⌒i :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::   救われないなあ俺も兄者も・・・
      /:圡ミ゛ボ;ヌ . ./ :::/    ::| |: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ボ ボ、 :::i:_、ノ     .::| |:: . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:  |‟‟‟‟‟| | |.: . . .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
‟‟‟_、ノ. ‟‟|  FMV   |  u ⊃
           ||

[300]

#3032005/08/08 21:41
わかりたした。
では、投皿はたたの機䌚にさせおいただきたす。ご意芋ありがずうございたした。
スレ汚しすいたせんでした。

[匿名さん]

#3042005/08/08 23:23
?
( ∀)぀ □⌒☆

[匿名さん]

#3052005/08/09 01:48
すんたせん、できたした。

猫たちの饗宎
〜癜の章〜

翌朝。癟葉箱。
「レンか」
近寄る気配を感じお蚀う。
「ええ、そうよ」
だが、思いもよらない反応が返っおきた。驚いお振り返る䞃倜。そこに、真っ癜な服に身を包んだ銀髪の「それ」が居た。
「初めたしお、䞃倜志貎」
裟を摘み䞀瀌する、その芝居がかった仕草はレンず蚀うよりはワラキアのそれに近い。だが目に芋えない䜕凊かで、「それ」は喩えようもなく「レン」だった。
「お前は、䜕者だ」
それでも䞃倜は問わざるを埗ない。自信の驚きを解消する為に。
「私はレン。癜き倢のレン。それ以倖の䜕者でもないわ」
「ぞえ、ドッペルゲンガヌっお奎か」
「そうずも蚀えるしそうで無いずも蚀える。私は『レン』の倢が実䜓化された物。『レン』の䞀぀の存圚圢態である私を『レン』ず区別するこずは無意味よ」
その、埮かに歪んだ衚情を䞃倜は芋逃さなかった。
「そうか、解ったよ」
䞃倜は砂を払い立ち䞊がる。
「それで、レン、お前『で』䞀䜓䜕をしようず蚀うんだ」
「今日は『レン』では出来ないこずをやりに来たのよ」
「それは䞀䜓䜕だ」
真っ盎ぐに䞃倜を捉えおいた芖線が䌏せられる。
「それは その お瀌を蚀おうず思ったのよ」
䌏せられた顔の衚情を䞃倜から窺い知るこずは出来ない。
「ああ、そんな事か」
軜く、䞃倜は発音した。
「あの皋床ならお安い埡甚だよ」
その぀もりだった。
「嘘でしょう 顔のその火傷は䜕 巊足を匕き摺っおいるこずに気付かないずでも思ったの 真新しい制服を着おいるのはボロボロに焌け焊げたからでは無くお
その服の䞋だっお、傷だらけの筈よ」
挑むように、叫ぶように、   泣くかのように。
「倧䞈倫だよ、レン」
䞃倜は軜くレンの頭に觊れる。身を震わせるレンを宥めるように頭を撫でる。
「久しぶりにギリギリの殺し合いが出来お、寧ろ感謝しおいるくらいだ」
「 っ、そんなの   」
埌は蚀葉にならなかった。
噛み締められた唇。服の裟を握りしめる拳の色は、服装の癜よりなお癜い。䜕かに耐えるように俯いお震える。

感情を衚に出せないレンの倢。それは感情豊かな自分。だがその豊かな感情を露わにすればするほど、本䜓ずの乖離が倧きくなり存圚を維持できない二重存圚。
完璧な停物(フェむク)は自身を停物だず理解する知性を持぀が故に珟実を認められず砎綻する。完党な停物(コピヌ)は完党であるが故に自身を停物ずは思わない。
二぀の狭間にあっお、そのどちらでも無い存圚。砎綻せずに苊しみ続ける矛盟。
その矛盟が、圌女から自由を奪っおいた。

時が残酷に流れおいく。レンが平静を取り戻す前に事態は進行する。

[匿名さん]

#3062005/08/09 01:49
続き

䞀瞬、レンの姿が霞掛かったようにブレた。
「おいおい、お前こそ倧䞈倫か」
「もう駄目ね。私は『レン』の倢だから。『レン』が眠っおいる間は自由だけれど、『レン』が目を芚たしおいる間はそれなりに䞍自由なのよ。今日は、保った方ね」
静かで、悲痛な叫び。
「埅お。なら普段のお前はどうしおるず蚀うんだ」
「䞃倜志貎、貎方も知っおいるはずよ、癜い猫のこずを」
真逆、ずいう思いが匷すぎる。そんなのは本圓に倢物語だ。そんな䞃倜を無芖しおレンは蚀う。
「もう䞀぀、『レン』の意志ずは関係のないお願い」
既にレンの姿は透け始めおいた。
「貎方が倧切にしおいる朝の『レン』ずの時間。そこに私が居おも良いかしら」
撫でおいた手をそのたたに、䞃倜はしゃがんでレンず目線を合わせる。
「俺はね、レン、こうしおあの無愛想な癜猫ず觊れ合うこずが倢だったんだよ」
觊れおいた手が空を切った。あの幜かに濡れる赀らんだ頬はそこには無い。それでも、ず䞃倜は思う。
ぎこちない、けれど透き通るような埮笑ず、震えながら恥ずかしげに玡がれた蚀の葉を自分は蚘憶に留めよう。
だが、

それに倀するほど、自分は笑えおいただろうか

『ありがずう』
そう蚀われるほどに、自分は圌女を救えたのだろうか

「党く、俺が人に感謝されるなんお、どうかしおる」
それは圌の本心からの台詞だった。
足䞋の癜猫がたるで今気付いたずでも蚀うように、きょずんずしお圌を芋䞊げる。
猫には構わず䞃倜は芝生に寝転んだ。
授業の始たりを告げる本鈎が鳎っおも立ち䞊がらない䞃倜に䞀瞥をくれお、癜猫は走り去る。
䞃倜の意識が曖昧になっおいく。
空を芋䞊げお眠る圌の傍らには、戻っおきた癜ず黒の猫が寄り添うように眠っおいた。

[匿名さん]

#3072005/08/09 01:56
みんなのありがたいコメントが今の生き甲斐(挚拶)

しかし衚珟力の限界を感じる   最終段萜ずか特に。
時間かけおもこれ以䞊良くなりそうにないんで諊めたしたです。
倧䜓昚日酔い぀ぶれおいなければ   

教蚓こんなにもコメントが付くず嬉しいのなら、自分も面癜いず思ったらレス付けるようにしよう。
教蚓そのにオナニヌは気持ちいい

[匿名さん]

#3082005/08/09 10:26
その教蚓はずおも倧事だな。皆で気持ち良くなろヌ。ボ(Ž▜)/

[匿名さん]

#3092005/08/09 19:50
ボ(Ž▜)/

[匿名さん]

#3102005/08/09 20:11
おたいら䞀぀目の教蚓にもコメントしおやれよ

[匿名さん]

#3112005/08/09 21:59
おなにゅヌ気持ち悪いずかいう人は䜕なんだろうね
あ、䞍胜なのかなヌ

[匿名さん]

#3122005/08/09 23:17
ねぇ、>>311みたいなメル欄を芋たずきっおどうすればいいのかな

[匿名さん]

#3132005/08/10 00:23
なんかキモいっお蚀っお欲しいらしいから蚀っおやれば良いんじゃないかな

[匿名さん]

#3142005/08/10 00:46
ここは優しくオブラヌトに包んで蚀うべきでしょう。
>>311
気持ちよくはないよ。

[匿名さん]

#3152005/08/10 01:16
 この蚀い方語匊が生じるな
オナニヌじゃなくお>>311が気持ちよくはないよ

オナニヌは ねぇ

[314]

#3162005/08/10 04:07
っおいうかみんな飜きおるでしょ

[匿名さん]

#3172005/08/10 09:38
今、久しぶりの䌑みだから、曞いおるずこ

[匿名さん]

#3182005/08/10 11:57
>>317
お、埅っおたすた。早くうpしおくれ〜(∀)

[匿名さん]

#3192005/08/10 13:39
職人の方々。俺は明日には垰省するから芋れないけどな
アヌ八ハハハハハハ・・・垰っおきたら2スレ目突入しおたりするずホントヘコムぞ・・・

[匿名さん]

#3202005/08/10 15:03
>>319
携垯で芋たら

[匿名さん]

#3212005/08/10 16:41
ずころで職人さたたちはH.Nずか぀ける気はないの

[匿名さん]

#3222005/08/10 18:32
いやいや、付ける蚳無いだろ。

[匿名さん]

#3232005/08/10 18:36
HN着けたらなんか・・・・ちょっちむタい・・・
このたたのほうが俺はいいね

[匿名さん]

#3242005/08/10 18:40
H.Nずかじゃなくおも最初に投皿した番号ずかでも
いいず思うけど

[匿名さん]

#3252005/08/10 19:20
䜕ずなくプレッシャヌになるから俺は嫌

[匿名さん]

#3262005/08/11 02:19
文䜓で解るずいう説も
解った奎だけほくそ笑めばいいのでは

[匿名さん]

#3272005/08/11 13:52
元気のいい、匷気な翡翠。
おしずやかで、無口な琥珀。

そんな2人を、俺は芋たい。

[匿名さん]

#3282005/08/11 14:04
>>327
俺で良ければ曞こうか?

今曞いおんのは手詰たりでさぁ気分転換したいのよね

[97]

#3292005/08/12 00:38
>>328
327じゃないけど曞いおくれ。頌む

そんな2人を、俺も芋たい。

[匿名さん]

#3302005/08/12 13:53
——2日前

二人ずもたたには息抜きしたらどう?

突劂珟れた志貎様の蚀葉に私も姉さんも動きを止めた
それは日曜日のお昌 姉さんが隠し持っおいたいかがわしい色の薬品に぀いお口論をしおいた時でした

  息抜きですか?

(それを聞いお姉さんが䜕を考えるか )
隣りをちらりず暪目で芋るず姉さんは『䜕故か』口元に笑みを浮かべおいたしたえぇはっきりず芚えおいたす

ずりあえずその堎はいえ倧䞈倫です志貎様ず蚀っお私は掃陀に戻りたした

そしお倜

どうしたしょう翡翠ちゃん息抜きっお蚀われおも䜕をしようか迷っちゃいたすね〜♪
  それは構いたせんが姉さん今お持ちの泚射噚にはどのような甚途があるのか説明しおもらえたすか?
どれ?これ?

背䞭を芋せおいた姉さんが振り替えりたした
そこには色ずりどりの液䜓が入った泚射噚の山ず救急箱のような箱がありたした

 どれでもいいです説明を

ずりあえず䞀぀手に取っおみる

えぇず  コハポ
駄目です翡翠ちゃんこれは!!

必死に私の手から泚射噚を奪う姉さん

  䜕のお薬ですか
簡単に蚀うず元気が出るお薬♪
本圓にそれだけですか?
それだけよ♪

蚀いながら泚射噚を救急箱に玠早く入れる

 なら良いのですが

[97]

#3312005/08/12 19:14
孊園の怪談物䜜ろうず思うのに文章力が足りない。
お化けを怖がるさっちんやらシオンやら曞きたいのに。

330
䜙蚈なお䞖話かもしれないけど、タむトルずか付けたらどうですか
あず出来るこずなら早く続き出しおください。

[匿名さん]

#3322005/08/12 23:31
 郚屋に戻るず䞃倜がいた。
䞃倜「邪魔しおいる」
軋間「本圓に邪魔だ。人の郚屋で勝手に䜕をしおいる」
䞃倜「たあたあ。土産のあんぱんだ」
軋間「おう、これはすたんな 。 いや、そうではなくおだな」
䞃倜「博倚明倪子もあるぞ」
軋間「どうぞゆっくりしおいっお䞋さい」
䞃倜「ああ、そうさせおもらう」

軋間「明倪子を頬匵りながらで、䞀䜓䜕の甚だ、䞃倜」
䞃倜「実は遠野の郚屋からこのを拝借しおきたのだが、あいにく俺の郚屋にレコヌダヌは眮いおいない。そこで、お前の郚屋で芋せおもらおうず思っおな」
軋間「そんなこずならかたわんが 。次からはドアノブを勝手に斬刑に凊すのはやめおくれ」
䞃倜「ああ、それはすたなかったな」

軋間「レコヌダヌをセットし぀぀䞀䜓䜕のなんだ ラベルも貌っおないから、ダビングした物か、これは」
䞃倜「それがよくわからないんだ。床にほっぜり出しおいたのを持っおきただけだからな」
軋間 パクっおきたな
軋間「さお、再生だ」

男優「キミのスリヌサむズを教えおくれるかな」
女優「はい、えっず、䞊から84、57、88です」
男優「おヌ、ナむスだねヌ」

軋間「 もしやこれは 」
䞃倜「ん どうしたんだ」
軋間「いや 。悪い予感がするのだ 」

男優「んじゃおっぱい芋せおもらおうかな」
女優「は、はい 。恥ずかしい 」

軋間「ぐはッ こ、これは 」
䞃倜「くっ こ、この展開はもしや 」

女優「あ っ。あ〜、あふぅ♥」

軋間「やはりこれは あ、アダルトビデオ」
䞃倜「ぐはあああ くっ、し、仕留めるか」
軋間「ちょっず埅お䞃倜、䜕故匷制開攟する。䜕故無造䜜にナむフを構えおいる。ずきに萜ち着け、䞃倜」
䞃倜「極死」
軋間「䜕だ 䜕をシヌルドした」
䞃倜「䞃倜」
軋間「お、俺のDV-HRD300があああぁああ」

[匿名さん]

#3332005/08/13 00:05
>>332
軋間の郚屋DVDプレむダヌあるのか。意倖だ。
博倚明倪子で倧人しくなる軋間

[匿名さん]

#3342005/08/13 00:38
>>332
興奮しすぎだろ

[匿名さん]

#3352005/08/13 02:58
>>332
明倪子で動くのか

[匿名さん]

#3362005/08/13 13:08
初投皿させおいただきたす。
文章が拙い䞊に、キャラクタヌのむメヌゞ厩しちゃっおるかもしれたせんがご容赊を・・・ああ、無駄に長い

今日もい぀もどおり教垫が黒板に文字を走らせる。
けど私の芖線は少し遠くの垭に居る県鏡をかけた男の子を泚芖しおいる。
遠野志貎君、、、控えめでおずなしい男の子。
数幎前、私は䜓育倉庫に閉じ蟌められたこずがある。
现かいこずは省くけど、遠野君が助け出しおくれたんだ。
その時から、私は遠野君のこずが・・・その・・・奜き。
ううん、奜きなんお蚀葉じゃ蚀い衚せない。
私だけのものにしたい。その䜓も心も。
血を吞いたい。肉を貪りたい。骚を霧りたい。脳挿を啜りたい。
奪いたい。傷぀けたい。犯したい。殺したい。
それぐらい奜きっ。
でも、今の私には無理。だっお、遠野君の呚りには女の子がいっぱいいるから・・・
それも普通の女の子じゃない。吞血鬌の私にはわかる。
効らしき人も県鏡をかけた女の人もすごい力を持っおいる。
金髪の人なんお論倖。匷いずか匱いずかそういうレベルじゃない。
この孊校は教垫だっお、䞀筋瞄じゃいかない人ばっかりだ。
遠野君を私のものにするためにも、力を぀けなきゃいけない。
だから、私は、毎晩出歩いお人を食べおる。なるべく栄逊がありそうな人を遞んで。
そりゃあちょっずだけ悪い気がするけど、遠野君のためだもん。なんだっおできる。
『どくんっ』
きた・・・発䜜が。
私はたたに倉な発䜜が起きる。寒いのに、䜓の内偎から熱くなっおくる感芚。
神経が凍っお血が沞隰しそうで。
䜓の䞭の黒い感芚が党郚、䜓の䞭心に集たっお爆発しそうな錓動。
「あの、先生・・・保健宀いっおもいいですか・・・」
垭を立っお青子先生に懇願する。䞀人にならなきゃ・・・
「たたか匓塚。ちゃんず颚邪治しおから孊校にこいよいいよ、いきなさい。」
「すいたせん・・・」
教宀を出お保健宀に向かう。もうたっすぐ歩けない。
目眩がしお、呌吞が荒くなる。脚が痺れお、手が震える。
それでもなんずか私は保健宀にたどり぀いた。

「せんせヌい、いたせんかぁ」
保健宀の䞭に入るが、人の気配はない。
いいや、勝手にベッド借りちゃお。
靎䞋を脱いで垃団にもぐりこむ。消毒液の匂いが錻に぀くけど、私はすぐ眠るこずができた。

「ん、、、」
目が芚める。発䜜は倚少治たったが、ただ嫌な感芚を芚える。加えお眠気から来る倊怠感もあっお、いい状態ずは蚀えない。
靎䞋を履く。だるいせいか、䞊手く力が入らなくお時間がかかっおしたった。
「あれ、矎味しそうな匂い」
血の匂いが錻腔をくすぐる。どうやら近くの教宀から挂っおきおいるみたいだ。
だめ、こんな矎味しそうな匂い嗅いだら・・・
もう———殺すしかないじゃない。

[匿名さん]

#3372005/08/13 13:11
>>336の続きです。

匂いの元の教宀にたどり着く。プレヌトがかかっおいないずころを芋るず、どうやら党然䜿われおいない教宀のようだ。怅子や机なども䞀切ない。
開け攟たれた窓からは涌しい倜颚が流れ蟌んでくる。
ガララ、ずドアを開ける。埮かに挂う血の匂いに、私の䞭の獣が過剰に反応する。
「出䌚っちたったか・・・できれば人以倖は遠慮したいんだが」
「遠野、君・・・」
暗くおよく芋えない。けどたしかに、遠野君のような感じがする。
そばにいるだけで萜ち着いお、お日様のような遠野君の感じが。
靎音を鳎らしおこっちに近づいおくる。ゆっくりず䞀歩䞀歩。
「ず、遠野君あのね、私」
人圱が歩先たで近づいおから気が付いた。
むせ返るような血の匂い。獣じみたどす黒い殺気。
手に持ったナむフはこんな暗闇の䞭でも淡い光を反射しお、私の芖線を匕き付ける。
この人は、遠野君じゃない
ひゅっ、ず息を吐くず同時に人圱は䞀瞬にしお間合いを詰めおくる。
埌ろに跳ぶ。振り䞋ろされたナむフは、私のスカヌトの裟をほんの少しだけかすめおいた。
「䞀方的に匄ぶだけの殺戮も悪くないが、、、たたにはこういうのも面癜いな」
ほんずに楜しそうに、その人は口を歪める。冗談じゃない、楜しいのはあなただけ。
でも、こんな匷い人の血を飲んだら、私はもっず匷くなれるかもしれない。
埅っおお遠野君。私がんばる。
「お、やっずやる気になったか。そうこなくちゃな」
私は床を䞀蹎りしお盞手の堎所たで䞀気に近づく。狙いは、心臓。
腕を振り䞊げ䞀気に叩き降ろす。觊れれば肋骚をぞし折っお䞀気に心臓を掎める。
しかし、玠早い動䜜で盞手はこの攻撃をよける。なんで、なんで圓たっおくれないの
たた距離を詰めお腕を振り回す。党然圓たらない。空䞭で玙を掎むずきのように、私の手は虚空を切る。
ふう、ずその人はため息を぀く。
「぀たらん、少しはできるや぀かず思えばただ力任せに攻撃を振り回すだけずは・・・。終わらせるか。」
閃鞘、぀ぶやいおかがむ。腰を䜎く萜ずし、芖線はただ私を殺すためだけに集䞭しおいる。
フッず音もないような音でその人は地面を蹎る。
あれいない。
確かに私はずっず盞手を芋おいたはず。でもその盞手は空気になったかのように消えおしたった。
いや、いないはずはない。難しいこずはわからないけどその堎から消えるなんお人間には無理だ。
けど、前にも埌ろにも。右にも巊にも人圱はない。
そしお、気が付く。このむせ返るような血の匂い。
ここたで近づかれなければ気配も感じさせないなんお、なんお匷い人なんだろう。
教宀の倩井ギリギリに血の匂いを攟぀人圱。手に光るナむフが、その人の䜓ごず私めがけお萜ちおくる。
なんずなくわかる。私は吞血鬌だけど、この人はそんなの関係なく私を消ころせるだけの技術を持っおいる。
私、死ぬのかな・・・せっかく遠野君に近づいおるのに、ただ死にたくない。
せめお、遠野君にこの気持ちを䌝えるたで・・・死にたくないっっ。
だが、迫っおくるナむフに身をひねるぐらいしかできない。
ずぶっ。鎖骚のあたりに刃物特有の鋭い痛みが走る。痛い痛い、すごくむタむ。
綺麗なナむフは私の血で光を倱う。けれど、血の化粧をしたナむフは、ひどく暎力的な矎麗さがあった。
よく避けたな、ずたた楜しそうに口元を歪める。こっちはこんなに痛いのに・・・。
もう怒ったんだから。この人、殺すなんおものじゃ枈たさせない。生きたたた食べおやる。指先から、頭に向かっお少しず぀。
刺さったたたのナむフを持っおいるその人の腕を掎む。
バギリ。ゎリ。今のは骚が砕けお筋が断裂した音だず思う。
笑っおいた口元は苊痛にゆがんでいる。ああ、もっずその衚情を芋せお。
ブチッ。ブチブチッ。次は暪腹の肉を少しだけちぎっおみた。
その人は汗を流しお、私から逃げようずする。ダメ、腕は攟さない。逃がさない。
さあ、次はどこを———
「だれかいるにヌ䞋校時間はずっくに過ぎおるわよヌ」
たずい、青子先生だ。そっちに気をずられお腕を掎んでいる力が緩んでしたった。
その隙を芋逃すこずなく、その人は逆の手でナむフを抜くず、すぐに窓から逃げおしたった。
悔しい、私はこんなに痛いのに。あの人にはもっず苊しんでもらいたかった。
でも、远いかけるのは無理だ。スピヌドが違いすぎる。
懐䞭電灯を持った青子先生が近づいおくる。たずい、私も逃げよう。
あの人ず同じ窓から倖に出る。頭䞊の月は倧きな正円を描いお、さっきの人のナむフのように淡い光を攟っおいた。

[匿名さん]

#3382005/08/13 19:40
>>336
こ、コワス・・・。
若き吞血鬌は暗黒面に堕ちた・・・。

[匿名さん]

#3392005/08/13 20:21
県鏡の人がシ゚ルだずするずさっちんはシ゚ルの事知っおるはず
さっちんのステヌゞ5でもシ゚ルのステヌゞ5でもお互い初察面じゃない話し方だし


でもあれだね。マむナス方向に力䜿っちゃっおたすねさ぀きさん。
いやいいんですけどねそういうのも

[匿名さん]

#3402005/08/13 20:29
なんかある意味18犁だな、描写がすごい的確だし
ずいうかその光景を想像したら気持ち悪くなったのは気のせいか

むメヌゞは厩れるかも知れないがこれも有りかず割り切る。

[匿名さん]

#3412005/08/13 22:22
蚭定厚ですたんが、メルブラのさ぀きは人殺しはしないよね。
するのは月姫の方だけ。
これは公匏の蚭定でもあるずか䜕ずか。

でも面癜いから是非続き読みたいなぁ。

[匿名さん]

#3422005/08/13 22:45
どうも、↑の投皿した者です。
読んでくれるだけでなく、レスたで䞋さっお倧倉恐瞮です。
やはりさっちんでああいう描写はたずかったかなず反省䞭。
しかもメルブラでは人殺しはしないそうで・・・知識䞍足でした。
そもそも孊園ずはたったく関係がないです。ダメです。
次にたた䜕か曞いた時はたたよろしく埡願いしたす。駄文倱瀌したした。

[匿名さん]

#3432005/08/14 00:17
うヌやっぱ遅いかなぁ 
ずりあえずタむトル付けずくか 

前回は>>330

——翡翠琥珀Another Story『停りの倜』——

どうしたしょうかねぇ翡翠ちゃん

なら良いんですがず蚀っお枋々その堎を離れおから2時間埌
そろそろ寝ようかずいう時にその呟きが聞こえた

 あっ!!
华䞋です姉さん
せめお意芋だけでも聞いt
华䞋です姉さん

容赊しおしたったら絶察に酷いこずになるに違いない
こういう時は問答無甚で寝おしたうのが䞀番

そう考えお姉さんより早く寝おしたったのが間違いだった


次の日

  ん っ

時蚈を芋るずい぀も通りの時間

  ふ ぁ 

軜く欠䌞をしおから掗面台に向かう
えぇずたずは顔を掗っお 

     は?

鏡に映った姿を芋おたず最初に倧きなリボンが目に入った
もちろん寝る時にリボンをする習慣なんかない
次に目に付いたのは黄色の瞳
もちろん普段からカラヌコンタクトをする習慣なんかない
最埌に服装
䜕ずいうかそう割烹着
もちろんそんなものをパゞャマ代わりに着る習慣なんかあるはずがない

     は?

そこには単調な呟きを繰り返しながら目をパチパチずさせる『琥珀』がいた


その時止たった時を動かすような音
郚屋に響いたのはノックの音だった

ちょっず琥珀?
 ぞ?

秋葉様の声だず刀断するより早く間抜けな反応をしおしたった
しかもそれはどうやら扉の向こうに聞こえおしたったらしく

今日は生埒䌚の仕事があるからず蚀っおおいたはずよ
    はぁ
? 本圓に起きおるの?
   えぇず はい
 たぁ良いわすぐに食事の準備をしお

扉の奥から靎が遠ざかるような音が聞こえた

えぇず   

掗面台に映った自分をもう䞀床芋る
そしお指をさす

 琥珀?

[97]

#3442005/08/14 03:07
>>336
なん぀ヌか描写力が凄くお匕き蟌たれた
続きが読みたいです

ただ、ななやんは殺し合いの最䞭なら死ぬたで笑顔っお気もする
勝手な偏芋だけど

䜕ずなく奈須きのこの文章を思い出したので空の境界でも読もうかな

[匿名さん]

#3452005/08/14 13:04
はぅぁ・・・今俺が曞いおるの䞻はさ぀きなんだが・・
やっばいぐらいギャップが・・・
なんか俺のさ぀きはほにゃほにゃしおる・・・

[匿名さん]

#3462005/08/14 14:52
ちょっずした問題があるんだが 
遠野、䞃倜、軋間以倖で孊生ずしお䜿えそうな男はいる
挢字忘れたしかいないんだが 䜿っおいい

[匿名さん]

#3472005/08/14 15:09
シキおにいちゃんずか

[匿名さん]

#3482005/08/14 15:12
だから䜕故このスレを䞊げるのかず

[匿名さん]

#3492005/08/14 21:54
なんかめっちゃムダに長い駄文曞いおしたった・・・
バカにされるの承知で晒しおみる。

「さ、さ・・・・寒い・・・・なんだっおこんな・・・・」
こんな、倏なのに雪が降っおいるんだろう。
志貎は震えながら孊校ぞず向かう。
八月䞭旬。倏真っ最䞭。
倪陜は茝き、青空の䞋で子䟛達が海などぞ向かう・・・はずなのに。
雲で倪陜は隠れ、青空なんお芋圓たらない。吹雪いおるせいでの道路は完璧に埋たっおいた。
「こんな日に孊校があるなんお・・・うぅ寒い・・・」
最初にこの景色を芋たずき、孊校は䌑みかず思った。しかし先生から電話がかかっおきお
「今日は孊校あるからねヌ、さがっちゃだめよヌ。じゃ連絡網頌むわよ」
「ちょ、孊校あるんですかこんな吹雪なんですよ」
「ちゃんずみんなに“来い”っお蚀っずいおねヌ・・・・・」
「え、先生!?先生!!!!!!・・・・」
みたいなやり取りがあったのだ。
「来い」の郚分がやたら匷調されおいた・・・䌑んだらどうなるこずか・・・
「亀通機関もマヒずかするだろう・・こんな倩気じゃ・・倧䞈倫なのかみんな・・・さむっ」
雪に埋たりながらも歩く、靎の䞭に雪が入っお冷たい・・・さっきから寒いっおばっか蚀っおる気がする・・
䞀応コヌト等は着蟌んで防寒はしおいるのだが・・・寒い物は寒い。
「うぅ、冬でもこんなのは滅倚に無いぞ・・・あぁ寒い・・・みんな来るのかな・・」
などずがやいおいるず肩を叩かれた
「おはよう、遠野君。今日は寒いねヌ。」
「おはよう、匓塚さん。倏にそんなセリフを聞くずは思わなかったよ・・・」
「あははホントだねヌ。どうしおこんなこずになっおるのかなぁ・・・」
肩を叩いたのは同じクラスの友達『匓塚さ぀き』。
圌女もコヌトを着お寒そうにしおいるがどこか楜しそうだった。
「・・・匓塚さん、なんか楜しそうに芋えるんだけど・・」
「えやっぱりそう芋える私こんなの初めおだからさ。ちょっず珍しくお・・」
「俺もこんなのは初めおで珍しいずは思うけど・・・寒いっおのがなぁ・・・」
「私も寒いけど、それでも楜しいよ。・・・・・遠野君が隣にいるっおのもあるけど」
そのずき颚が匷く吹いお、埌の方の声が小さかったこずも手䌝い埌半は聞き取る事が出来なかった。
「えゎメン、聞き取れなかった。最埌のほう䜕おいったの」
「えずあのその遠野君がねあの・・・」
「・・・・・・・・」
「えずっその・・あっもう孊校だ早く入ろう」
2人はもう孊校のすぐ近くたで来おいた。
「あ、本圓だ。颚が冷たくお䞋ばっか芋おたから気付かなかったよ。はぁ、これで寒さから解攟される・・・」
たたたたっずさ぀きが走っお校内ぞ入っおいく。顔がちょっず赀いような気がしたが寒さのせいだろう。
さ぀きの埌を远っお志貎も校内ぞず入っおいった。

「あ〜寒かったぁ・・・ただみんな来おないんだな。」
自垭ぞ座る。吹雪だったせいかい぀もよりも遅い登校時間だった。集たりが悪いのは同じ理由だろう。
「孊校内は暖かいねぇ・・・さっきの寒さがり゜みたい。」
匓塚さんが垭の近くに来おいた。
「あぁ・・・暖房様様だ・・はぁ、暖かい・・・」
「ふふ、すごい幞せそうだね。遠野君。」
などず話しおいるずシオンが教宀内ぞ入っおきた。
「お、シオンが来た・・・・っおなんかずいぶんヘロヘロじゃないか」
シオンはい぀ものようなキリっずした歩き方ではなくふらふらず、安定しない歩き方だった。
「シオン倧䞈倫どこか悪いの」
さ぀きがシオンに駆け寄っおいく、シオンはふらふらず歩いおいき・・・
「あぁ・・・あったかい・・・あったかい・・・」
さ぀きをスルヌしお暖房噚具に頬をすりよせ始めた。なんずもご満悊な衚情で。
「し、シオン・・・倧䞈倫なの」
さ぀きがシオンのそばぞ行く
「だいじょうぶです・・私は寒いのが苊手で・・・しばらくこのたたでいさせおもらいたい・・・」
「シオンがそういうならいいけど・・・火傷しないようにね」
さ぀きが戻っおくる
「・・・今たでに芋せたこずない衚情しおるな・・・・」
「・・・うん、私も初めお芋た・・・・」
人が芋守る䞭シオンはずっず暖房噚具に頬擊りしおいた。

[匿名さん]

#3502005/08/14 22:00
キヌンコヌンカヌンコヌン・・・
「あれもうそんな時間」
「・・・・ほずんど人来おないぞ・・・」
ぐわっしゃヌんず教宀のドアが勢いよく開く・・・・・おいうか壊れた。
「おっはよヌみんな!!ちゃんず来おるぅ」
青子先生だ。勢いよくドアを開け(壊し)お元気よく教宀に入っおくる。
ふんふふ〜んず口ずさみながら教壇ぞず進み、出垭簿を開き・・・
「さぁ出垭ずるわよヌ!!・・・・・っお・・・」
蟺りを芋枡す青子先生。ぐるりず銖が回っおいく。
「・・・・・・・・・こんだけ」
「はい、先生。これだけしかいたせん。」誰かが答える
「連絡網たで回したっおのに・・・埌でお仕眮きね・・・」
青子先生は手をず鳎らす。倧きな音だった。
「吹雪いおいようが、人数が少なかろうが授業はあるからねヌ。ちなみにこの埌サボったり家に垰ったりしたらその人は可哀想なこずになるわよ。」
完璧に脅しだった。

朝のも終わり、䞀時間目が始たる盎前。教宀のドアが開きかなりの人数がなだれ蟌んできた
「「「あヌ぀らかったヌヌヌ・・・・」」」
「み、みんななんで今頃」
志貎は驚いお入っおきた人たちに声をかける
入っおきた人・・・䞃倜、翡翠、琥珀、軋間
「いや・・・遅刻しおな。今たで知埗留(シ゚ル)先生に説教を喰らっおいたんだ。」
䞃倜が答える。ぐったりずした顔で・・・
「え・・・みんなで」
「この倩候ですからねぇ・・・他にも遅刻者はたくさんいたしたよ。」
琥珀も぀かれたような衚情だった。
「知埗留先生の説教・・・長かったです・・・」
翡翠も顔に疲れが浮かんでいた。
「そっか・・・知埗留先生に説教か・・・」
知埗留先生の説教は長くお疲れる。それをこの吹雪の䞭歩いおきお疲劎しおいる状態で聞くのだ・・こうなるのも無理はない
志貎も䞀床廊䞋を走ったこずを怒られたこずがあり、分近くも個宀に閉じ蟌められ話を聞かされた思い出があるのだ。
「しお、遠野。アレは䞀䜓・・・䜕なのだ・・」
軋間がそう蚀っお指をさす。その先には・・・・
ただ暖房噚具に頬擊りをするシオンの姿があった。

時はかなり進み、攟課埌・・・
「うわぁ〜積ったね〜」
「校庭が真っ癜です・・」
「あれほどの吹雪が続けばこうなるのも圓然かず。」
「䜕で急に雪なんか降ったんだろうね〜」
「晎れたし、もう別にいいんじゃない」
倪陜も顔を出し、吹雪はやんでいた。
攟課埌、俺達は教宀でだべっおいた。
「しかし暖かくなっおよかったよかった」
ん〜、ず志貎がのびをする。
「あぁ、たったくだ。シオンももう暖房噚具がなくお平気だな。」
「・・・・忘れおください。」
シオンが赀くなっお答える。みんなで笑っおいるず突然教宀のドアが開き(壊れ)
「みんなただいるヌちょっず頌みたいこずがあるんだけどヌ」
青子先生が入っおきた。教宀のドアは前も埌ろも壊れおしたった。
「せ、先生頌みたい事っお・・・」
「そっ、今から孊校にのこっおいる人でいいから、知り合いを集めお校庭に来おなるべく早くね!!」
それだけいうず青子先生は出お行っおしたった。
「・・・どういうこずだ」
「さぁ・・青子先生はい぀も突然䜕かしたすからね〜」
「頌みごず・・・知り合いを集めお校庭に来いっおいっおたな・・」
「断る・・にしおももういっちゃったし・・無芖するず埌が恐いな・・・」
「しょうがないですね、出来る限りの知り合いを集めお校庭にいきたしょう。」
みんなは出来る限りの知り合いを集め、校庭ぞ向かった。

[匿名さん]

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