🪓 ﾒﾙﾃｨﾌﾞﾗｯﾄﾞ攻略･地方

————第一日目　ＰＭ５：０２　遠野邸　秋葉視点

秋葉「——で、林間学校へ行っていた貴方が、何故ここにいるのかしら？」
翡翠「諸々のトラブルがありまして……それよりお加減の方はよろしいのでしょうか？」
秋葉「お陰様でね、主治医の言う事を聞いていれば、元々弱い体じゃないし、風邪くらいなら」
　今日の林間学校、実は私も兄さんについて是が非でも行こうと思っていた。
　しかし不覚にも前日になって突然風邪を引いてしまい、寝込むハメとなった。
　本来ならそんな病気など無視して行くが、それでは兄さんに示しがつかないので、仕方なく家で大人しくすることにしたのだ。
　翡翠は最後まで自分は残ると言っていたが、幾らメイドとはいえ、彼女達も相応の年齢だ。
　琥珀はともかく、琥珀はともかく、琥珀はともかく、翡翠には行かせてやりたかったので、あえて休暇を与えた。
　ただ誤算だったのは、代わりに呼んだメイドに根性がなく、三時を過ぎる頃には泣いて帰ってしまった。
　そのせいで残りの数日をどう過ごそうかと悩んでいた折、突然翡翠が帰ってきた。
秋葉「私のことより、話は戻すけれど。原因はなに、その雑巾？」
　私は翡翠の背中に張り付いているボロボロの布着れ、それに包まれてる箒やら薬品やらを抱えた肉塊を指して言った。
翡翠「秋葉様、いくら秋葉様と言えど、雑巾呼ばわりはないと思います」
秋葉「なに、メイドの分際で私に意見しようと言うの？」
翡翠「あれほど掃除に重宝する雑巾に対して、あまりに失礼ではありませんか」
秋葉「ああ、そうよね。ごめんなさい」
琥珀「翡翠ちゃ〜ん……」
　雑巾以下が喋った。
　その雑巾以下はとても悲しそうな顔をしていたが、私の与り知るところはない。
琥珀「秋葉様、タイヘンなんですよぉ〜。私達の乗ってたバスが事故に遭ってしまいまして」
秋葉「え、事故ですって！？　兄さんは、兄さんは無事なの！？」
翡翠「申し訳ございません、ほんの一瞬の出来事だったのですが、事故直後、車中には私と姉さんしか残っておりませんでした」
　皆、脱出したものと思われます、と翡翠が付け足す。
　しかし脱出したということは、救助されたということかしら。
　それにしては未だ連絡が来ないのは妙な話だし、二人だけ取り残されたのもおかしい。
秋葉「待って、それってどういう状況なの？　事故に遭って、貴方達も気絶したということ？」
翡翠「いえ、姉さんはともかく、私はずっと意識を保っています」
秋葉「それなのに車中に誰もいない……話がおかしいんじゃない？」
翡翠「どう説明したら良いのでしょう……」
　翡翠は心底困ったような顔をしている。
　元々表情に乏しいポーカーフェースだが、真顔で嘘を吐く程器用な子でもない筈だ。
翡翠「強いて言うならば、神隠し……でしょうか。彼らは、一瞬のうちに車中から消えました」
琥珀「陰謀を感じますね」
秋葉「それを貴方が言うとは滑稽ね。まあ、翡翠の言葉を疑う訳じゃないけれど、事の真偽はともかく、調査の必要がありそうね」
　まったく、どんな事件が舞い込んだものだ。
　普段ならば他人に任せて無視してもいいけれど、兄さんが絡んでいるとなれば話は別だ。
　危ない状況とわかればきっと自分から行動するし、心配で家で寝ていられもしない。
秋葉「世話の焼ける兄さんだこと」
翡翠「嬉しそうですね、秋葉様」
　ええ、と表情で頷き、私は体一つでエントランスから庭へと躍り出る。
秋葉「さあ、案内しなさい、翡翠。兄さんを助けにいくわよ」
翡翠「サーを、イエスです」
琥珀「ゴーゴー！」
秋葉「あ、琥珀は留守番お願い。鬱陶しいから」
琥珀「えっ！？」

>>447
いえいえ、人様の書いたものなれば有り難く拝見させていただく次第です
自分の話を気に入ってくれたという事実だけで嬉しいですから
それで絵も描いてくれるとなればもっと嬉しい
よろしくお願いします

＞林間学校の人
毎回続きが出るのを楽しみしてます。
仕事も大変でしょうが二週間に一度とかでもいいので
最後まで続けてほしいと思います

＞448
前に一人称の間違いを指摘した者です。
正直文章を書いてない奴が何言ってんだとか思われたかなと思ってたんで
そう言ってもらえると幸いです。
あなたの文章はほんとにうまいと思うんで、あまりいい指摘とか出来ないと思うけど
気付いたことがあったらドンドン指摘しようと思います
二人ともほんとGJです

>>451
続きキタ——（・∀・）——
しかも秋葉！　琥珀の扱いがﾃﾗｳｹﾙ
先の展開全く読めないよ。
そういえば先生トリオはどうなったんだろうと、さりげなく催促。

>>453
いえいえ、ご指摘やご意見などあればガンガン言ってください。
自分の拙い文章を見てくれるだけでもありがたいのに、レスまでくださるのは感謝の極みです。なによりすごく励みになります。
これからもよろしくお願いします。

自分、ファッションセンスないお陰でキャラ達の服装の描写にすごく困るＯＴＬ
前回は>>448です。

電車を降り、駅を出る。
人のいない寂れた駅は、そのくたびれた外観からずいぶん昔からあるのだろうということを容易に想像させてくれる。
電車を降りたのは俺たち四人だけ。自分、秋葉、アルクェイド、シオンだ。
まだ海は見えないが、風が運んでくる潮の匂いと波の音ですぐそこにあるのがわかる。
一人だけ先行して歩き、秋葉達三人は後ろで肩を並べて歩いている。なぜか女性連中は会話の一つも無かった。
この暑さで誰も喋る気力が無いのかもしれない。クーラーの効いていた電車内から外に出れば、通常よりも暑く感じる。
だが、そういう温度差を抜きにしても今日は格別暑かった。絶好の海水浴日和と言ってもいい。
しかし残念ながら俺は貧血持ちだった。日常生活に支障をきたす事は稀だが、万一海で貧血が起こった場合は死ぬかもしれない。
だから海で泳ぐことはできない。それでも、足の着く場所で遊ぶぐらいならできるだろう。そこまでいかなくとも、秋葉達三人が涼しげに海で戯れる姿を想像しただけでとても楽しい。その姿を見れるだけで満足だった。
そうだ、来れなかった翡翠達に土産でも買ってやろう。わずか５駅程度の距離だからたいしたものはないが、それぐらいしないと翡翠達に申し訳ない。
そんなことを考えていると、海に着いた。
砂浜にも海にも人がたくさんいた。海は澄んだ水色をしていて、まるで空が二つあるような光景だった。
とりあえず、女性連中達と別れて更衣室にいく。こういう時、男である俺はすぐに着替えが済む。
少し遅れて秋葉達三人が更衣室に出てきた。
秋葉は白色のワンピースタイプ。艶やかな黒髪と相まって、単純なカラーリングではあるがそれが逆に目を引く。
アルクェイドは薄い桃色のビキニ。肌の露出は大きいが、健康的な美人といった感じがしてくる。
シオンは花柄のパレオ付き。まさに淑女と形容するに相応しい格好であった。
店からレンタルしてきたビーチパラソルを適当なところに差し、日陰ができた場所にビーチチェアを置く。
とりあえず横になりたかった。アルクェイドが「歳の割にオヤジ臭いよね」なんて言葉を浴びせてくる。
秋葉達は少し話をしたら海の方へ向かっていった。その後ろ姿が砂浜の向こうに広がる空に溶け込んだのを確認してから、瞼を閉じる。
感じるのは夏特有の熱気と肌を焼く紫外線。聞こえてくるのは様々な人の会話や波打ち際で遊ぶ声と音。
そのどれもが幸せだと思う。最近寝すぎかなあと考えつつも、俺の意識は落ちていった。

暑さで頭をやられたらしい。
こんなん書いてみました
↓


それは私がエーテライトの精製を行っていた夜のことだった。

「あれ、シオンまだ起きてるの？」
「そう言うさつきこそ起きて居るではないですか」
「うん、ちょっと寝付けなくて。シオンは何してるの？」
ああこれはとある繊維の合成を、と私が言いかける前にさつきは在る物に目をとめた。
「あ〜っ！　シオン、お酒飲んでるの！？」
それは机の上に積み上がったビールの空き缶だった。そう言えば片づけるのを忘れていた。
「いえ、これは飲む為ではありません」
「……じゃ、何？」
「私が実験で使う繊維の合成です。
一見ただのビールですがここにエルトナム印の極秘酵素を入れて室温で暫く放っておくと、それだけで数百m分は合成できるのでそれをつなげて使うんです」
「本当にビールから繊維が出来るの？　っていうかビールじゃないと駄目なの？」
「他の材料でも出来ないことはありません。
ただ、糖分をそれなりに含むことと、酵素の活動にアルコールが必要なこと、それから弱酸性を要するので結局ビールが一番条件が揃って居るんです。
ちなみに商品名で言うと黒エビスが一番良いですね」
嘘は言ってない。ただ、ビールを使うと大量に必要になって多少コストがかかるだけで。コストがかかるにも関わらずビールで精製する理由は…、まあ言わずもがな事だ。
「ふ〜ん……、じゃあそのコップにつがれたビールは何？」
…しまった、これも片づけておけば良かった。
「ええ、その、つまりですね、一回の精製で3本、余裕を少し見て4本使うので2本余るんです。だから、まあ、その、飲んでしまうのが一番手っ取り早いわけでして…」
これも嘘ではない。まとめ買いする必要がないだけで。
「え、それ、２本目なの？」
「これはまだ１本目です」
「まだ？」
「…その、そう長く置いておくわけには行きませんから……」
アトラスという所は規則が厳しいようで居て変な所は甘々だったりしたのだ。
おかげで私は物心ついた頃から晩酌に親しんでいたし、家系的にも酒に強く、そこへズェピアに何度か潰れるまで飲まされたおかげで、
私はとうとう酒豪と呼ばれる域まで到達してしまった。
半年に一度行われるアトラス大酒飲み決定戦では、ズェピアが出てこなければ毎回私が賞金を手にしていた程だ。
あの男は…ザルでももう少しは引っかかるだろうに、と思う。
「じゃあまだ残ってるって事だよね？」
「確かに残っていますが、駄目です。私はさつきのご両親の代行なのですから」
先回りして答える。とは言う物の私が言っても説得力が無いのは重々承知している。
「自分は飲んでるくせに…」
「まあ、確かに社会勉強として一度は飲んでおくべきだとは思います」
後に不用意に潰されて面倒な事態を起こす前に自分の限界を知っておくことは確かに必要なことだ。少し早い気もするが。
「そう思うならちょっと飲ませてよ」
「そうですね…、ちょっと甘い気もしますがまあ良いでしょう」
普段の私ならもう少し頑なだと思うのだが、その時は見つかってしまったという引け目があったのでつい許可してしまった。
「ありがと、じゃあ貰うね」
さつきはそう言ってコップを持ち上げ、ふと動きを止める。
「どうしたのですか、さつき？」
「えへへ、間接キスだな〜って思って」
「……毎日同じ食器を使っておいて何を今更…」
「な〜んだ、つまんない」
はあ、と一息ついてさつきは恐る恐るビールを飲み始めた。
危ない、危ない。ここで余計な反応を返すとまた話がややこしくなるのを私は経験的に悟っていた。というよりさつきとの生活の中で悟らされた。
他に誰か居るときは別段変わった所は無いのだが、二人きりになるとさつきはそういうセクハラ紛いの発言を繰り返す傾向にある。
「う〜ん、思ってたよりは行けるかな」
「そうですか、それは何よりです」
そう言って私は冷蔵庫の奥からもう１本取り出した。
「ではもう少し飲みましょうか」
「じゃあ私の初飲酒を記念して」
『乾杯』

そうして、１０分ほど経過した。

「シオンはさ〜、遠野君が好きなのかな〜？　それとも他に誰か居るの〜？」
酔っぱらいセクハラ女子高生が誕生してしまった。
「べ、別にそういう対象として見ている人は居ません」
う、アルコールが回った訳でもないのに焦りからか返答を間違えてしまった。
「へえ〜、そっちに反応するんだ〜。じゃあ遠野君以外に好きな人がいるんだね〜」
案の定、酔っぱらいは妙な所で鋭い。
「誰かな〜？　七夜君かな〜？　でも他にめぼしい男の子って居ないから…」
不味い、これは非常に不味い事態かも知れない。いや、勿論、さつきが、だ。
「じゃあ先生の内の誰かかな〜？」
「さつき、飲み過ぎですよ」
「まだ全然飲んでないってば〜。えい！」
「ああ、それは私の分…」
では無くて、そろそろ本気で止めに掛からないと。
「でもさ〜、シオンは良いよね〜」
「…何がですか？」
心なしか一段とさつきの表情が変わったように見え、思わず身構える。
「だってさ〜、私なんかより全然美人だしさ〜、いざとなったらその美貌でイチコロじゃん」
「さ、さつきだってルックスは十分だと思いますよ？」
「“は”？　今“は”って言ったよね？　どうせ私はシオンよりスタイルが悪いですよ…」
ああ、もう、とんだ藪を突いてしまった。
「…まず私と腰の高さが全然違うし…私より胸あるし…なのに私よりウエスト細いし…」
「ええと、あの、それは確かに全て事実ですが、それで貴女の価値が決まるというわけではありませんし…」
「何で知ってるの！？」
貴女が言い出したんです。
「…ほんとにもう、シオンは…」
「さつき？」
「………(ぶつぶつ)」
「さつき、そろそろ寝ないと」
「……ぃ」
「は？」
「…ちょうだい、その胸」
「な、何を言って」
「その胸、私に分けてー！」
わ、ちょ、さｔ
ドスン
椅子に座っていた私には全身で飛びかかってきたさつきを避ける術はなく、立ち上がって受け止めるのが精一杯だった。床に押し倒されなかっただけましか。
「うに〜、シオンって柔らかいね…」
「ちょっ…何をやってるんですか！」
あろう事かさつきは私に抱きついて胸に頬摺りし始めた。
「それに何かあったかいし…」
うう、完全に懐に潜り込まれてしまった。脇が開いてしまっているので引きはがそうにも力が入らない。こんな理想的なクリンチを取るとは、なんてジョーカーっ…！
「ええい、離れてください、この…ひゃん」
「うう〜ん、それに、やっぱりこの大きさは外人さんだね」
「な、なんで揉むんですか！」
「えへへ〜」
こ、答えになっていない。
「足もキレイだし」
な、な、撫でるなーっ！　ああ、背筋を寒気が…
「…ちょ、ちょっとさつき、ん…あの、本当にやめ、あ…やめてください！」
「んん〜、やっぱり服の上からだと良くわかんないな〜」
「え？　さつき、何を…」
ぷちぷち
「よいしょっと」
何でボタン外すんですかーっ！？
「ああもう、ちょっと、やめ、あっ、じゃなくて、本当にやめ、ああ、もう、助けてください！　ズェピアーーｯ！！」

翌朝。

…
「…きて。シオン」
……
「…きてよ、シオン」
………寝返り。
「ねえってば。起きてるんでしょ？」
シーツを引き寄せる
「後五分…」
…眠い私は朝が弱いんです昨夜は貴女が行き倒れるように眠ってしまって大変だったんです放っておいt…
「シオン？　もう、しょうがないなあ…」
…ああこれでやっと眠れ
ちゅっ
「ぅわああぁぁぁっ！」
な、な、な、な…
「何をやって居るんですか貴女は！」
「えへへ〜、シオンっておいしいね」
開いた口がふさがらないとはこのことか。私はぱくぱくと溺れた魚のように口を動かすことしかできない。
「う〜ん、決めた、明日からもこれで起こそーっと。ワラキア先生の目覚まし時計より確実だもんね」
その時、私は人が一線を踏み越える瞬間という物を初めて目撃した。


そして、それ以来彼女は本当に毎朝そうしてくる。私がその前に起きられる確率は五分五分と言った所だった。
最近では暑さの所為か寝起きが悪くなってかなり勝率が低下している。
それに伴ってそうやって起こされるのに慣れていく自分が怖…いや、私は未だに慣れることが出来ない。うん、そうだ、そうだろう。
とにかく、このままではさつきの思うつぼではないのか、そう思えば思うほど悶々として寝付けずに結局朝の惰眠を貪ることになる。
私はパンドラの箱を開けてしまったのかも知れない。そこに残った希望というのが、ひょっとして慣れていく自分のことではないかと思…
いやいやいや、そんな事は決してあるまい。私とてエルトナムの娘だ、そう簡単には、ってそれでは負けることが前提のようではないか。
違う違う、そうではなくて、その、つまり、ああとにかく、そんな次第で、
ひょっとして私は恩など忘れて逃げ出すべきなのではないかと、日々思っているのだった。


めでたくなし、めでたくなし

おいお前------------------------>>459
罪を犯したな、殺人未遂だ。

俺たちを　　萌　　え　　殺　　そ　　う　　と　　し　　た　　ろ

次も作品描いてくれよｧﾊｧﾊｧ

やってくれやがったな>>457よ…｡

萌え尽きちまったぜ……と言いたい所だが､もしかしたら次回作はもっと萌えるかもしれない｡
まだまだこんな所で萌え尽きるわけにはいかないな｡

応援してるぞ!!GJ!!

ついでに次回作という名の懲役も追加な。

大変だ!!>>464が萌え死んだぞ!!!
これはもう殺人罪だな…罪を償ってくれよwww

>>456
すこし思ったんだが、シオンと秋葉って仲がいいわけだし
あまり露骨な争いにはならないのでは？
まあ全然問題にはならないけどね。

>>457〜459
萌えたぜ、真っ白にな。

ということで少し気になったんだけど
>｢ｼｵﾝはさ~､遠野君が好きなのかな~? それとも他に誰か居るの~?｣
から
>｢べ､別にそういう対象として見ている人は居ません｣
ときて
>｢へえ~､そっちに反応するんだ~｡じゃあ遠野君以外に好きな人がいるんだね~｣
という風に繋がるのが少し理解しがたいかな。
このシオンの対応間違ってないと思うけど、
もしさつきがこう反応するようにしたければシオンが
「彼をそういう対象として見ているわけではありません。」
と言う方がわかりやすかったと思う。

以上、文章も書いてない奴のざれ言でした。二人ともＧＪ。

メルブラとは違うのだけど、とあるパロディゲーのものですが。
Fateやってて絵がうまい香具師いねー？
塗り出来るとさらに歓迎。

>>465
なるほど、秋葉とシオンは仲がいいのですか・・・参考になります。実はメルブラのＰＣ版はやってなかったり。
シオンて遠野家に住んでるんでしたっけ？
ここまで書いておいてオチが思いつかなくて死にたくなった。終わらせます。
超つまらなくなってしまったＯＴＬ
前回は>>456です。

ふと、目が覚めると、着替えを終えた三人がそこにいた。
海は淡いオレンジ色をしていて、もう夕方になったのだとわかる。
あれ、なんか夢を見ていたような気がするのだが・・・思い出せない。
ずいぶん泳いだのだろうか、三人の顔から疲労感が漂っている。
「１０回勝負して三人で三回ずつ勝って最後は同着でしたね・・・」
「ていうか、なんで最後に限ってあんたは拳銃使うのよ。パレオの中に隠してまで持ち込むなんて。泳ぎだけで勝負しなさいよ」
「ではあなたが使ったマーブルファンタズムは許されるとでも？」
「まあまあ、お二人とも落ちついて。」
「「檻髪連発されて落ち着いていられるか！」」
内容はさっぱりつかめないが、きっと仲良く遊んでたんだろうなあ。
更衣室に着替えにいこうと、背を向ける。それに気付いたのか秋葉が言葉を投げかけてくる。
「あ、兄さんちょっと待ってください」
なに、と振り返りながら言う。
「私達三人の中で、だれの水着姿が一番心惹かれましたか？」
振り向くと、シオンとアルクェイドも何かを期待しているかのような視線で見つめてくる。
「あはは、みんな綺麗だったよ」
笑いながら言う。本心から出た言葉だった。シオンが「やはり、予測どおりの回答でしたね」なんて呟く。
なぜか肩を落としている三人に背を向け、更衣室へ行く。
着替えを終えて戻ってきたら、なぜか三人は少し言い争いをしていた。
「大きければいいなんてものじゃありません！」
「小さすぎるのもどうかと思うけど？」
「やはりバランスが重要なファクターだと思いますが」
何を話しているのか聞いてみたら、秋葉にものすごい剣幕で追い払われた。
駅に行くまでの間も、三人の口論は続いた。

電車に揺られながら、元いた街へ帰る。
外はもうすっかり夜で、秋葉達三人は小さな寝息を立てていた。
翡翠達のお土産は海で拾った綺麗な貝殻にした。これをキーホルダーにして渡そうと思う。
外の世界は闇。景色を見ていると、何かを思い出しそうになる。
暗い、闇、星、街灯、家の明かり。黒。
「ああ、思い出した」
黒まで連想して、僕は夢の内容を思い出した。
「一番可愛かったのは、レンかもなあ・・・」
ぽつりと呟く。夢に出てきたのはスクール水着姿のレンだった。
今度は、みんなで海に行こう。
FIN

>>467
こいつひでえｗ
このロリコン野郎めｗｗｗｗ

GJ!!
>>457
萌え死んだｗ
>>467
ｵﾁ、ﾜﾛｽｗ

文章&絵描きの皆様、応援してます！

>>465
う〜ん、そっちの方が説得力あるなあ
じゃあそれで(駄
こういう風にだめ出ししてくれると凄く参考になるんでありがたいです

っていうかまずレスしてくれたみんな、ありがとう
遅筆だからそうそう書けないけど頑張って色々書きます
とりあえずは次回作のネタ探しから始めないとな…

ネタはあるのに文章に出来ない。つくづく無能だな俺。

>>467
ＰＣ版してないようなので軽く説明
で、色々あるエンディングの中に秋葉と仲良くなり遠野家にとどまるというエンディングがあり
確かそれ以外に残るエンディングはないはず（記憶が曖昧なので不確か
なのでシオンを登場させるなら新しい設定を>>436みたく考えるかしたら良いかと。
ちなみに俺は月姫読本持ってないので詳しい説明まではわかりません
そのため指摘した部分に間違いがあるかもしれないのでそこら辺は他の人補填ヨロシク！

あとは最初のシオンに負けたルートでさらに秋葉に負けた時
秋葉とシオンは似たもの同士ということで意気投合してたような・・・
うろ覚えでスマソ

>>457-9
萌え死ぬ、萌え死ぬ、さつき×シオンに目覚めるトコだったじゃねーかww

てか俺も何か書きたいけど････厳しい現状････

うーん、やっぱりわかってない部分が多すぎますね。シオンとか扱いが難しくてしょうがない。
やっぱメルブラのストーリーモードやらなきゃいいの書けないよなあ・・・
なんだか最近、創作意欲湧いてきます。これもひとえにレスを下さる方々のお陰です。
駄文ですがよかったら読んでください。次のレスからです。どうぞ。

「じゃあシオン、留守をよろしくね。すぐ戻ってくるから」
引き止める私の声に耳を貸さず、志貴は屋敷を出て行った。
いや、単に夕食を買いにいっただけなのだが。今日は翡翠も琥珀もレンも秋葉もいなかった。翡翠と琥珀と秋葉は旅行らしく、レンが夜にいなくなるのよくあることらしい。
自然、今日は私と志貴が二人きりということだ。さすがに男性と一つ屋根の下というのはどうかと思ったが、相手があの志貴なら間違いは起こるまい。
がらんとした屋敷を見回す。天井は驚くほどに高く、廊下はうんざりするくらい長かった。
まったく、この屋敷の人間は無用心すぎる。赤の他人の私に留守を預けるとはどういうことだ。
これではまるで家族である。家族と同じように扱ってくれるのは嬉しいが、なぜ知り合って間もない人間をそこまで信用できるのだろう。
まったくわからなかった。いくら考えても答えは出ない。
ここにいたらいずれわかることだろうが・・・ここは居心地が良すぎる。
馴染む前に出て行かなければならない。理由はわからないが、そんな気がした。
部屋に戻って、点検をしようと銃を持つ。女の私にも扱えるように、重量は軽めに作ってあるがそれでもずしりとした手ごたえを感じる。
だが、私は手にとった銃を枕もとに置き、ベッドに身を預ける。
柔らかいシーツに身が沈み、このままだと寝入ってしまいそうだ。
瞼を閉じて考える。それは、思考ではたどり着けない類のものだろう。それでも私は考える。
人を信頼するためにはどういうものが必要なのか。いや、そもそも信頼とはどう定義するのだ？
やはり答えは出なかった。うんうんうなっていると、ドアの方からノブを回す音がする。
「誰だ？」
今夜は私と志貴が二人だけなのだから、聞くまでもない。
まったく言葉は発さず、ドアを開けて志貴が入ってくる。
「ノックぐらいしたらどうですか志貴？それに買い物から帰ってくるには早すぎる気がするのですが」
ベッドから立ち上がり、志貴の方へ視線を向ける。志貴はうつむいて顔は見えないが、しっかりと私の方へ歩いてくる。
「何か言ったらどうですか？」
志貴が目の前までやってきてもう一言。それでも相手から返事は帰ってこなかった。

前回は>>475です。。

どんっ。急に顔を上げた志貴は私を突き飛ばす。私は背中からベッドに倒れてしまう。
「な、なにを」
こちらの言葉を待たずに、すかさず志貴がのしかかってくる。
興奮しているのか、獣のように息が荒い。目も血走っているというより真っ赤だ。
首をつかまれ、締め上げられる。それはもはや人の域を越えた力だった。
いや、人の域を外れたというべきか。
私の知っている遠野志貴は女性の部屋にノックも無しに入ってくるような男だったか？
私の知っている遠野志貴は知り合いでも問答無用に組み敷く男だったか？
そんなはずはなかった。ならばこれは遠野志貴ではない。
そもそも始めからしておかしかったのだ。気付くのが遅すぎた。
飛びかける意識を無理矢理抑え、あお向けの状態から相手の脇腹に膝蹴りを入れる。
叫び声こそ上げなかったが、それは私の上から転げ落ち床に突っ伏す。
「う、ごほっ」
呼吸を整える。喉を若干傷つけられたか、口内の鉄の味が広がる。
「言、えおま、えは、なん、だ」
枕もとの銃をとり、しゃがれた声で途切れ途切れに質問する。喋るたびに喉に鋭い痛みが走る。さっきの膝蹴りは常人なら肋骨の一本や二本逝ってもおかしなかったのだが、私の膝には肉や骨の感覚は感じられなかった。
その遠野志貴の外見をしたものは、口が裂け、鮫を連想させる牙を剥いて襲い掛かってきた。
どん。眉間に一発。どんどん。喉と心臓に一発ずつ。
それは、わずかに苦しむ素振りを見せたあと、黒いもやとなって消滅してしまった。
こと、こととん。そいつに打ち込んだ鉛が音を立てて床を転がる。
カスタマイズした銃ですら、体を貫通させるには至らなかったのか。
喉がずきりと痛む。加えてあの力だ。やはり、死徒だったか。
急いで玄関へ急ぐ。志貴が危ない。
二階から一階に続く階段を下りきったと同時に、志貴が勢いよくドアを開いて倒れこんできた。
「大丈夫ですか、志貴！？」
「疲れただけだよシオン。ごめん、晩飯持って帰るの無理だったよ」
肩と足にわずかの裂傷が見られるが、問題はなさそうだった。
「襲われたのですか？」
志貴はうなずく。
「シオンも？」
志貴を心配させまいと、いいえと答える。しかし、志貴は私の首についた手形を見て哀しそうな顔をする。
「ごめん、一人にするべきじゃなかったね・・・」
ああもう、なんでこんなにお人よしなのだ。自分の方が重い傷だというのに。
「いいから自分の心配をして下さい志貴。それより、立てますか？」
うん、と少し頼りない足取りで志貴は立ち上がる。
「学校へ行きましょう。あそこならここよりかは幾分安全です。」
一刻も早く先生達と合流すべきだと思った。ここに残っていては、また襲われる可能性がある。
私と志貴は、夜の住宅街を駆け抜けた。

>>474
別にメルブラとか月姫に完全に準拠しなきゃいけないわけではないのでストーリーモードを知らなくたって問題無いと思う
どこか矛盾してそうな設定に気付いたときには指摘はするけど、
そこがオリジナル設定なんだと説明をしてくれたらそのまま読むしそれも有りだと思うので。
ただ俺が気になるのは口調だとか性格だとかこの辺があまりに変わってしまうこと。ここに気をつけるのであればある程度はずれても大丈夫だと思う。
ただこれは俺の意見なんで他の人がどう思うか分からんが。

でもメルブラの格ゲーパートでの秋葉のお嬢言葉（気分は良くて？とか）にはさすがにちょっと違和感あるけどな。
秋葉はそういう口調じゃないだろーみたいな。

逆にメルブラ（ｶﾃﾞﾝ）しか知らない人にとってはそっちが主になるわけだしそこは妥協するしかないんじゃないか？
製品として出ているわけだし、違和感を我慢するしかないかと

そんなのは知らんがな。
単に原作知らない奴がメルブラ見て勘違いしてるだけ。

う〜ん、ならお嬢様言葉を使って書かないように呼び掛けつつ、間違えて書く人がいたらそのつど訂正していく方がいいか？
そうすれば少なくともこのｽﾚで間違えて書く人はいなくなると思うけど。

>>430
秋葉は別に問題ないと思うが？
例えば原作の秋葉ルートでも、他人である有彦の前では猫かぶりまくりだし。
戦闘中とはいえ他人の前なんだから、お嬢言葉になっても不思議じゃないでしょ。
かと言って、対遠野家専用にセリフ作るのも面倒ってコトで、今の形になったんじゃない？

メルブラでその口調ならそれはそれで有りだろ。 原作口調&性格でいくなら七夜とか味がなくなるし、琥珀は基本的にはっちゃけれなくなる。 キャラの中身は書く人の腕の見せ所と思うので、両方(歌月含む)の設定のいいとこ取りでいいんじゃね？ 携帯からなので改行がおかしいかも…

本編では秋葉と会話しているのは大部分は身内なわけで、
外ではお嬢様面でも矛盾はしないと思う。
有彦との会話もしかり、メルブラもしかり。

本編やったの随分前だからあやふやだけどな。


とと、こんなこと話す目的で来たんじゃなかった。
Fateやってて塗り出来る絵師いたらちょっと返信してくれないｋ
ぶっちゃけていうとFateやってなくてもいいから塗り師ｶﾓﾝﾇ

始めて・・・なのにあんたら天才DEATHか？！！
一発目からなんだな、感情移入できちゃうくらいおもろい！！
もっと書いてたも∑d

↑お前・・・・「うたわれるもの」ってゲームしたことあるだろー
そう、葉っぱゲーだ。ＤＶＤ版も出てるという、アレだ。
ふふん、隠そうとしたってバレバレ・・・全然ダメだ。匂いを消せてない・・・！！
お前からはそういう雰囲気が流れている・・・・この雰囲気は分かる奴には分かっちまうのさ
････俺みたいなやつとかにな。

ﾉｼ　＞Fateやってて塗り出来る絵師

ドット絵も打てるよ。
でも何作るの？

>>487
ttp://typeboon.fc2web.com/
ちょっとこいつを見てくれないか。


やあ　（´・ω・｀)

ようこそ、TYPE-BOONへ。
このstay neetはサービスだから、まずﾌﾞｰﾝして落ち着いて欲しい。

うん、「VIP」なんだ。済まない。
板違いって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この四浪を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「クオリティ」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスレを立てたんだ。


じゃあ、注文を聞こうか。

ﾜﾛｽwwwwwwwwwwwwwwwwww

＞＞４８６
何ソレ

はっ、この期に及んでそんなこと言うか・・・・！
もうネタは上がってんだ、さぁ白状しちまいな。
うたわれるものをやったことがあります、と！！

分かっている｡既に周知の事実だ｡もう言ってしまえ｡獣耳萌えだと｡
仲間なんだと｡

何かの役に立つかもしれんからﾒﾙﾌﾞﾗの台詞集を置いておく。
　
携帯用に作ってるから文字が小さいのは我慢してくれ。
Re･Act完成、AC未完成。

つttp://mbsp.jp/n.php?ID=lenbu&c_num=28865

>>493
GJ
ただ、もうちょいどっちの台詞なのか解るようにして欲しい
勝手なこと言ってｽﾏｿ

>>493、ht抜いて下さい…

>>487
ダメか（´・ω:;.:...

tp://mbsp.jp/n.php?ID=lenbu&c_num=28865

>>493
ＰＣ版やってない自分にはすごく参考になりました。ＧＪ。

>>494
本来は文字に色つけて分ける予定だったんだが…まあ、要はコレ。
つ文字数制限orz

＞＞４９１さん
すいません、Pゲームしたことないんですｗ