🪓 ﾒﾙﾃｨﾌﾞﾗｯﾄﾞ攻略･地方

志貴が直視の魔眼活用しまくって何でもかんでもぶった切っちゃうからなあ…
ついでに女性キャラはかたっぱしからコマす好色と来た

半マジくらいのバトル話書こうとしてるけど何やってもアルクに蹴散らされてどうにもならん
原作の設定が強すぎですよ……

憎しみと愛はよく似ている…
そんな話を聞いた事がある
寝ても覚めても相手を想うからだそうだ

「まったくもって確かに」

そうだと感じる、私個人は

「どうかねこの話。君ならどう感じるかね？」
「…っ…戯れ言を…」

目の前の女はそう吐き捨てた。


「ある感情をかたちに」


「…そんな…言葉を聞くために私は…
　此処に…この地に来たわけではない！侮るなタタリ！」
「だがどうしても君が私を倒すという図南を感じられんがね？
　少なくとも今は。違うかね、シオン・エルトナム・アトラシア？」
「あなたを討ち、リーズの敵をとる…。
　そして吸血鬼という呪縛から解放されることが…
　私の絶対にして唯一だ、それ以外に何があろうか？」

私はその話を聞き無意識に笑った

「何が可笑しい！」
「可笑しいよシオン、嘘も方便だな」
「…っ！？侮辱するか、タタリ！」

まったく若い、これくらいで尻尾を出すとは…
これではやはりまだ…

「なぜ、今の言葉を侮辱と感じるのかね？
　ただ嘘も方便と言っただけだ
　今の会話からでは『侮辱』と捉えるのは不自然だが？」
「何を…馬鹿な事を…私は…」

だからそうやって嵌ってどうするのだ

「言っただろう。少なくとも今は感じられない、と。
　私を討つなどということは微塵にも感じられない
　恐らく君は———」
「やめろタタリ」
「私に吸血鬼化されてから———」
「やめろといっている！」
「シオン、君は私の———」

その時銃声が何度も鳴り響く
目の前の女が私を撃った
そんな物が効く筈も無い事も
本人が一番わかっているのにも関わらず、だ
誰も居る筈も無いその空間で私の言葉を…
聞きたくも…むしろ誰にも聞かせたくも無いかのように…

無駄だがね

「私のことが好きなのだろう？」

静けさを取り戻した空間で静かに呟いた

「シオン」
「…五月蝿い」
「シオン」
「…喧しい」
「シオン」
「…五月蝿い！喧しい！黙れ！」

また空間に静寂が戻った
幾分しただろうか、女が口を開いた

「…タタリ、どうして何も言わない」
「黙れと言ったのはそっちだ」
「蔑め、嘲ろ、どうした？なんとか言え！」
「じゃあ逆に聞こう。蔑んで嘲られたいということは
　君自身には蔑まれる理由があると思っている訳だな。
　君自身の口から是非聞かせてくれ」
「…っ…な…！？なぜそんなことを私が———」
「自分自身で蔑んで嘲られたいのだろう？
　だからこの質問が私からの蔑みと嘲りだ
　答えれば嘲りになる、答えなければ蔑みになる」

実は「辱め」も入っているのだが本人には言えぬな
と、そう考えていると、恥らいと憎しみの混ざった目を向け
その女は『嘲り』を選んだ。

続き

「…最初、私にタタリ討伐の協力要請がきた時
　何も躊躇などなかった
　エルトナムの面汚しが吸血鬼をやっていようが
　知ったことではなかった
　けど…あの日…初めて相見えた時、
　あなたの顔が…あなたの声が
　それだけでなくあなたに関する知識すら
　なにもかも全て『理性の敵』になってしまった…」

「嫌悪感でいっぱいでした…
　私の友を殺した人ですら無い者に好意を抱いた
　それは私の祖先…つまり父であり兄である…
　そのような関係の者を…私は…
　さらに私には、好いた者の血が流れている
　そしてあなたを倒しにきた者の中で…私だけわざと逃がされた
　特別扱いされたみたいで心は喜びながらも苦しんだ
　どんなに…あの時死んでいれば楽だったでしょうか
　血を吸われて…私は淫らに乱れても死ねば忘れられた…
　しかし私はこうして生きている」

声は静かだったが、心中は恐らく混ざり合って
自分でも理解できていないのだろう。
ただ今話したのは真実だろう
脚色をつける余裕はとてもありそうに無い

「で、苦しいというわけか」

「たしかにあなたを好いてたまらない
　しかし、タタリ。あなたに対する憎悪もある
　私は…どうすれ——！…ッ！…ズェピア！！」
「…やれやれ、やはりまだ『恋する少女』か。
　憎い敵には隙を見せるべきではないよ。
　ましてやキスまで奪われるとは…
　だがしかし…やっと———」

「ズェピア…！やはり…あなたを倒———」
「やっと言ってくれたね、シオン」
「…は？」
「ずっと『シオン』と名前で呼んでいた甲斐があったよ
　初めて『ズェピア』と呼んでくれたね」

正直な感想を漏らしたのに、なぜかシオンが固まっている

「…まさか…貴方」

どうやらやっと全部わかったとみえる

「全部…あなたの脚本ですか！？」
「そのとおりだよ、シオン
　君と初めて会った時にエルトナムの者だというのが分かった
　そして私に好意を持った事も分かった
　つまり私を倒しに来た連中を皆殺しにしたのも
　血を吸った後、君を逃がしたのも
　絶対に君が私と戦って死なないのも
　君の計算通り私に会えるのも全部
　私の仕組んだ事だ
　
　君　に　ズ　ェ　ピ　ア　と　呼　ば　れ　た　い
　
　という為だけの脚本だ」

「馬鹿げてる、何故そんなこと…！？」
「本当に解らないのかね？ならば自分で考える事だ
　これは私からの宿題だな
　小学生でも解ける者はいるが、一生解けない者もいる
　さて、じきに夜も明ける。
　また会おうシオン・エルトナム・アトラシア」
「待てタタリ！話は———」

シオンの声を私は最後迄聞かずその地を去った

—憎しみと愛はよく似ている、か
似ているとは思うが…『憎しみ＝愛』では無い
明らかに愛されるほうがいいに決まってる
そういう宿題だよ、シオン。
今度会う時は、宿題の答を聞けるのか


———シオン、私も君が———

朝の６時です。眠いです。
「ある感情をかたちに」の三つ目が終了です。
七夜、ネロ、ワラキアと終って、あとは志貴と軋間で終わります。
一応「私立メルブラ〜」が本家なんでそっちも頑張ります。

過疎化の時は書き手が頑張らんといかんと思いますので、
感想を貰えればやる気が出るのでください。
うwねむww

ＧＪ。この小説読んでてシオンとワラキアの情景がありありと浮かんだ。
自分もヘタレ物書きとしてこんな小説が書ける様頑張るよ。
全く違うスレだが・・・

いやーワラキー良いなぁ、屈折し過ぎw
ワラキア好きな自分としてはめっちゃ楽しめました。
これからも良作を期待しています。

ワ、ワラキー・・・
ええ話や・・・

>>806、>>807、>>808
おお、感想レスがついてる！
本当にサンクスです。喜んで貰えて嬉しい限りです。
これでまた小説かけます。
また近いうちになにか書きますが…
一人の読み手として、
他の人の小説も読みたいので皆ガンガレ

というかみんなホロウやってんじゃないか？
まあ俺も買ったけど今はワンダと巨像の方楽しくてな…

>ワンダと巨像
面　白　そ　う　じ　ゃ　な　い　か　。
まぁＰＳ２今無いって言うか壊れたから出来ないんだけどなorz
なんかシンプルなストーリーぽくて良いね。クドく無さそ。

大分投稿が無いんで僭越ながら先陣を切ることにします。
つってもプロローグだけなんですけどね。



例年にない猛暑の夏も終わった頃、街にはある噂が流れていた。
曰く、連続失踪事件が起きている。
曰く、水分の全くない死体が発見された。
曰く、深夜の公園で、路地裏で、或いは白昼のちょっとした間隙を縫って。
曰く、街にはまた吸血鬼が現れたのだと……。
そしてまたこれまで繰り返された噂と同じく、誰一人としてその実体も被害者も知らないのだった。

「ただいま〜」
その日、アルクェイド・ブリュンスタッドはいつものように家に着いた。
「レン？居ないの？」
そしていつものように黒猫は何処へかと姿を消していた。
「全くもう、また志貴の所？私だって最近行ってないのに……」
ぶつぶつと愚痴をこぼしながら、夕刊を広げつつ右足で床に落ちていたリモコンを踏みテレビの電源を入れる。
「はいはい、今日は何かあったのかな〜？っと。う〜ん、これと言って特に…」
『……ただいま入ったニュースです。今日午後六時頃、○○県三咲町で変死体が見つかったとの第一報が入りました。
現在警察では被害者の身元の確認を急いでいますが、遺体の損傷が激しく捜査は……』
ブツッと電源を落とす。
「…これは、ほっとけないわね」
そう言ってアルクェイドは彼女にしてはゆったりと振り返ると、そのまま家を出る。
一瞬躊躇した後、マンションの廊下の手すりに手を掛け、次の瞬間にはその屋上へと舞い上がっていた。その間に発した音は錠の落ちる音のみである。
「全く、私が居ることを知ってて事を起こすなんて、良い度胸じゃない？」
そう言って不敵に笑うと、アルクェイドは闇夜の家並みへと姿を消した。

同日、同時刻。シエル宅。
「マスター、もうすぐカレー出来ますよ？」
「ええ、今行きます」
着替えた法衣の裾をバサッと翻し、何気なくテレビの電源を入れる。
『…また、警察では最近街に流布している不穏な噂との関連を重視し…』
「マ、マスター、これって…」
その言葉の前に受話器を取り本部への緊急連絡を入れている。
「…はい…ええ……いえ、その件に関しては良いです。それでですね、人員の補充は…ええ！？じゃあせめて予算の…もしもし？もしもし！？」
受話器を叩き付けそうになるのをやっとの事で堪え、玄関に向かい歩きながら言う。
「セブン、仕事です」
「でもマスター…カレー、どうします？」
立ち止まって、思考すること一秒。
「そうですね、折角ですから食べていきましょうか。しばらくはカレーパンになりそうですし。それに、一分一秒を争う事件ではありませんからね」
正義感の強いシエルではあったが、カレーの欲求の方が強いという弱点があるのだった……。

同、弓塚家。
『…また、詳しい事件現場などの情報は一切秘匿され…』
音を立てないように、さりげなさを装ってテレビを消す。今の所は成功しているようだ。
「あれ？どうしたの？」
「いえ、何でもありません」
「そう？ならご飯にしよっか」
「そうですね」
平静を装って答えるが既に心は其処にはない。
(報道されたと言うことは模倣犯の危険よりも犯人への抑止を重視したと言うことですね。しかし、事が事ですからこれで活動は活発になるでしょう。
既に何人か調査を開始しているようですが、私もそろそろ動きましょうか)
「ん？何か言った？」
「いいえ」
そしてその日の深夜、シオン・エルトナムは情報収集に動き出した。

もうこのｽﾚの過疎化は誰にも止められない…

気付けば、私は其処にあった。
気付くことが出来た時、私はもう其処にあった。

———ワタシハ、ナニ。

声。
それは確かに、聞こえる声だ。
それは確かに、私の言葉だ。

どこから聞こえる？……何も無い。
どこから出ている？……何も無い。
声を聞くはずの耳もなく。声を出すはずの口もなく。辺りを探る手すらもない。
ただこうやって思考する理性が、其処にあるだけ。

リセイ？私は、リセイなの？
コトバ。これが私の、コトバなの？

何もない。
それ以外に何も無いのなら、私は間違いなくそれなのだろう。
身体も、意識もないのに、意思だけがここに存在する。
それ以外は、何もない。

……これはイヤだ。
これではイヤだ。

理性とは、他者と交わるためのものだ。言葉とは、他者に向かって掛けるものだ。
無限の零（ゼロ）に理性がひとつ。何もない純白へ言葉を落とす。
惨めだ。私は、なんという惨めだ。
自分すらも存在しない無限の白で、こんな理性に何の意味があるというのか。

イヤだ。私は要らない。私はワタシでなくていい。
どうしてこんな、中途半端にすら及ばない矛盾が存在するのか。
間違いなくそこに有りながら、そこに存在する意味がない。
否定されるのではなく、排除されるのではなく、ただ存在し、その意味がない。
それは一体、どれほどの地獄なら匹敵することが出来るのだろう。

イヤだ。消えたい。
イヤだ。消えて。

イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ
イヤだイヤだ消えて消えて消えて消えて消えて消えて消えて消えて消えて消えて消えて
消えて消えて消えて消えて——————

「だったら、カタチになってみない？」

…………？

「いくら望んだところで、貴女はカケラ。捨てられない限り存在するし、勝手に消える
　なんて出来っこないわよ」

そ…んな……

「ああほら、泣かない泣かない。そこであたしの出番ってわけ。
　あたしなら、貴女をカタチに出来るよ。ちょうど使えそうなのが居てさ。
　どう？どーせ放っとけばそのままなんだし、カタチになってみたくない？」

………いいの…？

「お、了解ね。じゃあちょっと待ってて」

え、あ……っ…
　
「そうそう、これ貸しだから。しっかり返してもらうわよ。
　ナニで返すかって？そりゃ、あたしと会った時のおたのしみっ」


.

———見える。
尽きることのない、それでいて何ひとつ無い無限の空。
降るのではなく既に積もった、穢れ一つない純白の雪。

なるほど、私なりに思い描いた私の世界は、きっとカタチにすればこのようなもの
なのだろう。
無限を象徴させたこの空も、純白の現れとしたこの雪も、私を存在させたあのコの
知識から、私が無意識に選んだものだ。

「……レン」

こえが、でる。
それは確かに空気を震わせ、限りない空へと吸い込まれていった。
声を出した、口がある。それをさすった指もある。
パチン、と弾くと雪が集まってさらに凍り、鏡が出来た。もちろん、それを覗き見る
目も今はある。

「……」

雪原に負けないほどに白い服。

「…………ふふ」

白い髪。

「……ふふふっ」

白い肌。

「あーっはっはっはっはっははははは！」

私だ。これが私だ。
なんて美しく、なんて可憐。シンデレラでも敵わぬ美貌。
意思を持ち意見を持ち、果ては身体も手に入れた。

ならば私はどうするのか。
決まっている。これらは、他者に見せてこそ輝くものだ。なのにここには私一人。
ここから出る？馬鹿を言うな。
観客をここに来させる。観客こそが、私の外での出演を望むべきだ。
だから、私のやることは一つ。
得たばかりの顔で、カメラを向けられた貴婦人のように優雅に笑う。

「さてと、招待状を配ろうかしら」

滅びた祖。潰された衝動。捨てられた一面。嘆きの祟り。
私を望むであろうゲストには事欠かず、エキストラも充実している。
そして……主賓。あの子も、必ずここへ自ら来る。

「さあ、舞踏会の始まりよ。城に控えたシンデレラを、皆で満足させて頂戴……！」

.

お久しぶりな>>709です。

何やら>>729さんにいい題名を付けてもらえたので、エピソード１のようなものを
付けてみました。今回は別に行数などにこだわってませんが、どうでしょうか。

ちなみに>>790->>795も私だったり。
浮き沈み激しいなー……（＾＾；

白ﾚﾝばんざい

この過疎っぷりは何なんだ・・・？

皆きっとホロウやってるんだよ…。
だからホロウが終わるころにはきっと！
と信じてみる。

文章書くのは時間がかかるからな、誰かが書いている間に
他にここで何かして間を潰すしかないよ

じゃあ俺から。 ホロウＰＬＡＹした奴なら分かると思うが、あのバトル演出の進化っぷりは反則だろう。
あのクオリティで月姫やメルブラのカットインとか作ってくれないかなあ…
むしろ月姫リメイク期待大。

ホロウが何か分からない…
話に参加できないぜ

「Fate/hollow ataraxia」の略称。
月姫を製作したTYPE-MOONが会社になって出した最初のソフト、
「Fate/stay night」のお祭りディスク。
ここに居る人は大抵がやってるんじゃないかな？
俺はまだ１７だから無理だけどね(;´Д｀)

へ〜、全然知らなかった。
そもそもＦate自体したことのない俺には関係ない話か…

よし、少し場が繋がったか。
誰か次の燃料投下ﾖﾛ。

燃料になるかどうかわからないけど
このｽﾚの最初の頃みたいにこのｷｬﾗはこういうイメージがあるみたいな話で盛り上がれないかな？
例えば学園ﾈﾀが志貴とかが学生服であることからきたとすれば
今度はアルクがお姫様だからファンタジー物辺りを考えたりとか。あまり原作に引きずられすぎないようにして。
ダメかな？

ある程度は原作の設定引き摺りつつ､設定を変えてもいいような免罪符を（夢の中である､とか）仕込まないと
やはり違和感はどうしても付きまとうだろうから、その辺の匙加減のセンスが書き手には問われるだろうね。

志貴の視点なら志貴本人だけがマトモで他が異常、とか正常な人を一人入れて突っ込み役にしないと
辛いかもね、全員（原作的に）異常だとそれこそなんだかわからなくなる。

小説の設定とかが書き手の腕次第なのはわかってる。
俺がしたいのはもともと学園物が七夜が学生だったらこういう生徒な気がするって話から始まったから
それと同じことを別の方向の話でできないかと思ったんだ。
だから免罪符とかそういうものは関係なしでいきたいと思うんだけど…。
例えばさっき挙げたファンタジー物なら
アルクはお姫様で秋葉はその国の貴族の娘で…
その国の騎士である志貴を奪いあうとか…

無理か……

免罪符ってなに？
要は書き手が面白いと思ったものを書いて、読み手が面白ければ良し。
読んで楽しんでもらうのが書き手の目的だし、読み手は面白いものを読みたい。

原作設定とのズレ具合が我慢できないって人もいるだろうけど、それでも
面白いものは面白いんだし、それでいいって人だって沢山いる。
二次創作つったって元の設定があるだけで、それをどの程度活かすかは書き手次第。

要するに、書き手がせっかく面白いものを書いて見せてくれるっていうのに
それを書く前からいちいち制限することはないんじゃないかっていう話。
免罪符っていうか罪になるほど原作無視しすぎてるんなら、それは読む側が
つまらないって形で否定するでしょ。

>828
無理じゃない。俺も時々あの感じに戻りたいと思う。
ただ、学園以外にしっくり来るのが無いのも事実。
かといってクロスオーバーに行くのも…
「所長物語」とかはいけると思うんだけどパクリだしなあ、と分かる人にしか分からんことを書いてみる。

で、免罪符云々はともかく827の言いたいことは分かる。
ある意味このスレ内にのみ通用する究極の免罪符が「メルブラ学園」な訳で、
828はひとまずそこから離れて自由な創作したいし、827は余りに外れすぎるのは嫌だと、そういう事でしょ？
言葉尻というか比喩よりも「匙加減のセンスが書き手には問われる」って事の方をくみ取るべきだと思うよ。
そこら辺は829が言ってる事と被ってると思うけど。

>>829がクソ長いので意訳。

「面白ければ何やってもいいぜ、つまんなきゃスルーされるだけだし」

>>830
すまないが少し話が理解できてない。
要するに俺の意見の問題点は学園物みたいにしっくりといくお題がないということでいいのだろうか？
>>727が言う意見は書き手の問題であって、
俺が言うイメージを出し合う最初の頃の流れに戻して別方向の物語を作る
という意見とは少しズレている気がするんだが。
一度そういう世界感が作られれば学園物みたいに
原作の設定にそこまで引きずられてなくても許されるんじゃないだろうか？

自分で完結と言ったくせにまた書くなんて邪道かもしれませんが、ご容赦くださいな。>>735からの派生と考えてください。
>>752に特に読んで欲しいです。批評ヨロシク。

かぜひきななやん IFのあなざーすとーりー

「む・・・、ここは・・・？｣
目を覚ますと見慣れた天井が目に映る。
｢俺の家、か？｣
ゆっくりと上体を起こす。と、
｢痛っ・・・！｣
体のあちこちが酷く痛んだ。おもわず顔を顰める。
｢俺は・・・どうしたんだ？｣
痛みを堪えつつ、記憶を整理する。確か朝、学校でアルクェイドのBE立Cを喰らって意識を・・・マテマテ。普段ならBE立ち一発ごときで倒れはしない。いや、もちろんめちゃくちゃ痛いが。
｢・・・そうだ、風邪で弱ってて、でも週番と皆勤賞の為に無理して登校･･･っ！｣
慌てて時計を確認する。午後四時過ぎ。とっくに学校は終わっている。部活も始まっている時間帯だ。と、言うことはだ。
無欠席・無遅刻・無早退が皆勤賞の条件。何故かは分からないが、俺は自分の家に居る。つまり、｢早退｣した事になる。
｢・・・か、皆勤賞が・・・｣
やべ、泣きそう。小・中学校でも毎年皆勤賞を取り続けてきたのだ。記録更新をこんな形で逃すとは。本気で欝な気分になっていた時、

　　　　ぴーんぽーんー

呼び鈴が鳴った。だれだ、こんな時間に。こちとらブルーなんじゃい。熱の所為でふらつく足取りで玄関へ向かう。
｢はい、どちら様で・・・弓塚？｣
訪ねてきたきたのは弓塚だった。手には何やらスーパーの袋を下げている。
｢こんにちは、七夜君。学校終わったからお見舞いに来たよ。具合はどう？｣
｢あぁ、わざわざすまないな。まだ熱があるみたいだ。それになぜか体中が痛い。アルクェイドの攻撃は一発だけだったはずだが・・・ぅお！？｣
服を軽く捲ってみると、体中にアザができていた。弓塚も覗き込んで顔を顰める。
｢うわぁ、痛そう。多分、ネロ先生のせいだね。｣
「・・・ネロ先生の？」
おもわず首を傾げる。話が全く見えない。
｢七夜君、どうやって家に帰ったか･･･覚えてない？｣
「全く。」
｢実はネロ先生が送ってくれたの。正確には愛鹿のエト君が。｣
･･･鹿？鹿がどうやって人間を送り届けるというのだ？弓塚が説明を続けてくれる。
｢意識が無い七夜君を、混沌解放・獣角種の要領でお手玉しながら運んだんだって。新記録の1208HITが出た〜、ってネロ先生喜んでたよ。｣
｢・・・｣
言葉が出なかった。生徒を何だと思ってるんだ。というか、生徒を自宅までペットを使って送る教師ってどうなんだ。
「微妙に知らないほうが幸せだった気がしないでもないが･･･わざわざありがとな。気を付けて帰れよ。｣
そう言って、部屋の中に戻ろうとする。すると弓塚が慌てて声をあげた。
「あっ、ストップ！だからお見舞いに来たんだってば！｣
｢見舞いならもう十分だ。｣
｢じゃあ言い方を変えて。看病しに来たの。｣
｢・・・は？｣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く

免罪符という意味では「タタリの夜」というのはメルブラ最強の免罪符だったな。

あれのおかげで正伝的にもう既に存在しないキャラやそもそも戦闘能力のないキャラも
真祖狩るクラスの強さを得たし。

今の時点で批評とかは俺には無理。
ただこのななやんがやけに子供っぽくて好きなんだけど。
皆勤賞のがしただけで泣きそうになるとか
電車の中で思わずにやにやしてしまった。
批評できるかわかりませんが続き期待してます。

看病か……いいなぁ

何やら熱い議論が交わされているようではありませんか。
学園物だろうがファンタジーだろうがクロスオーバーだろうが面白けりゃアリだと思いますけどね。
「月君」とか正直凄いと思いましたから。
と分かる人にしか分からないネタを置いてみる。
まぁやるかどうかは作家さんの心意気次第だし。
ガンガレ全ての作家さん。

>>833
うん、自分もなんかこのななやん好き。
続き期待します。

批評ねぇ……うーん。
とりあえず、短かったしちょっと書き換えてみたんだけどどうだろう。
結構自己流の解釈も入れてしまって申し訳ないけど。
余計なお世話だバカヤロー!!な感じだったら、遠慮なくシカトしてくれぃ。



おぼろげに目を開くと、古い天井が視界に広がった。

「ここは……」

まだ朦朧としている意識の中、ゆっくりと上体を起こす。
それを合図に、体のあちこちが針でも仕込まれた様に酷く痛んだ。

｢痛っ！｣

思わず顔を歪める。
しかし、それで逆に目は覚めた。
天井も含め、回りの全ての風景にはっきりと見覚えがある。

｢俺の家、か……？｣

しかし、ここに自力で辿り着いた覚えは無い。
一体、俺はどうしたのか？
痛みに耐えつつ、記憶を整理し始めた。

確か今朝、学校でアルクェイドのBE立ちCを喰らって倒れ……いや、待て待て。いくら何でも
そんな程度で俺が意識を失うはずがない。
もちろん済まし顔でその場を去った後、体育館裏で泣きわめく程度のアフターケアは必須だが。

｢となると、体調でも悪くしていたのか……———！！」

体調。その単語で、俺の曖昧な記憶は全てが繋がった。
今も残る身体への違和感。これは今だけではない、今朝も確かに此処にあった。
そう、風邪だ。俺は風邪を患ったのだ。

「しかし、週番と皆勤賞の為にと無理して学舎（まなびや）へ……｣

そこまで繋がった時点で、ハッと気付いた。
時計へ目をやれば、午後四時過ぎ。当然、授業はとうに終わっている。
それどころか、部活も始まっている時間帯だ。
———と、言うことはだ。

「か、皆勤賞が……っ！」

無欠席・無遅刻・無早退が条件の皆勤賞。
掘り起こした記憶の中に俺が出席を取られる姿はなく、時刻も放課後。そして俺は家に居る。
これは、明らかな「早退」だ。
皆勤賞の条件・無早退を、完全に破り捨てる行為だ。
まして小・中学校までは完全に貫き通してきたモノをこのような体調管理の失敗ごときで
逃したのだから、もはや俺の無念はガード不能バグが発覚したうえアルク永久まで発見された
2005年10月20日のだ○さ大佐に匹敵する！

「……エコールへ行こうぜ、久々に泣けちまっ————」

ぴーん、ぽーん。

……呼び鈴？
誰だ、こんな時間に俺の至高のネガティブ空間へ踏み入る奴は。
まだ熱の所為でふらつく足取りで、玄関へ向かう。
知り合いであろう事を考慮し、いつもの王子フェイスへの移行も忘れない。

｢はい、どちら様で……弓塚？｣

訪ねてきたきたのは、弓塚さつきだった。
特に何もない、平凡なクラスメートだが……手には何やらスーパーの袋を下げている。

｢こんにちは、七夜君。学校終わったからお見舞いに来たよ。具合はどう？｣
｢あ、あぁ、そうか。わざわざすまないな」

なるほど、単に見舞いに来てくれたようだ。
確かに、この結託の無い笑顔を見れば、先程までの負の感情も少しは癒される。
こちらとしても、快く対応するのが礼儀だろう。

「まだ熱があるみたいだ。それになぜか体中が痛い」
「えっ。それ大丈夫なの？」
「ああ。アルクェイドにもらったのは一撃だけだったはずだが……なぁっ！？｣

ふと自分でも気になったので服を軽く捲ってみると、アザ、アザ、アザ。
ほぼ体中がアザで覆われ、皮膚が元から紫色なのではないかと疑える程だった。
さすがにこれは、弓塚も覗き込んで顔をしかめる。

「うっわ、痛そう……多分、ネロ先生のせいだね」
「ネロ先生？」

猟犬から北極熊まで数々の動物を飼いならしている偏屈教師。
宿題を忘れたり掃除をサボッたりした生徒を666回殴りつけることで有名だ。
が、それとこれとは話が違う。思わず首を傾げた。

.

「七夜君、どうやって家に帰ったか……覚えてない、よね？」
「いや、皆目」
「実はネロ先生が送ってくれたの。正確には愛鹿のエト君が」

……鹿？確かにあの教師なら、鹿くらい飼っていても可笑しくはない。
が、鹿がどうやって人間を送り届けるというのだろう。やはり背に乗せてか？
弓塚が説明を続けてくれる。

「意識が無い七夜君を、混沌解放・獣角種の要領でお手玉しながら運んだんだって。
　新記録の1208HITが出たぞﾎｱｧｰ!!……って、先生喜んでたよ｣
「…………」

言葉が出ない、とはまさにこのような状況だろう。
仮にも俺は生徒だ。そして生徒を守り、いたわるのが教師だ。
その生徒をペットで突き上げながら送るか？しかも1208HITか？永久発覚か？
……とりあえず、鹿の角で666回どころか1208回も突き上げられてアザ程度で済む
生命力に、我ながら乾杯だ。

「知らない方が幸せだった気がしないでもないが……わざわざ済まないな」

軽く礼を言っただけなのだが、弓塚は妙にえへへー、と伏せ気味ににやけていた。
まあ、可笑しい事ではない。懸命に尽くし、礼を貰えば誰しも喜ぶものだろう。

「気を付けて帰れよ｣

そろそろ熱もぶり返して来そうだしな、と手を振り、部屋の中に戻ろうとする。
すると、弓塚が慌てて声をあげた。

「あっ、ストップ！」
「ん？」

振り返ると、踏み出した際に後ろに回っていた左手が、弓塚に軽く握られている。
……何を忘れたのかは知らないが、風邪がうつるぞ。

「だから、私はお見舞いに来たんだってば｣
「？いや、見舞いならもう十分だが」
「えっと、だから、そうじゃなくって……そう！看病しに来たのっ！｣

……看病。
意味はもちろん知っているが、人生の大半を一人で過ごしている俺にとって
その単語は、意味こそ分かっていても理解がすぐには追いつかず。

「……は？｣

と、ただ呆けた声を出すことしか出来なかった。
そんな空ろな目で見たものだから、弓塚の顔がほんの少しだけ赤みがかっている気が
したのも、やはり気のせい程度にしか捉えていなかったのだ……

.

えー、>>833氏、盗作まがいの事して本当に申し訳ない。
ただ少しでも参考になればと、俺が思う限り改良してみたつもりなんで
何かの役に立ったなら幸いです。

もちろん、続きの方も期待してますよ。

>>828
ごめん、書き方悪かった。途中で完全に話題切り替えてるつもり。
>>827は>>826を踏まえてファンタジーは外れすぎだって言いたいのだと俺は思ってる。
新アナザーを作る上で、三咲町というか日本というかあの世界から完全に出て行くファンタジーは遠すぎる、と。
俺はそれに同意しつつ、でも新しいアナザーを考える流れは良いなと思う。
ってかしっくり来るお題が来れば後は勝手に世界観が深まっていって、それで新しいモノが出来る訳で、
それは>>828が言っていることと同じだと思うのだが…

要するに、で答えるならYesが答えだけれども

出来上がったものが結局、
全く違う作品作ってから名前だけメルブラ（月姫）から使ってます、ってのと大差なかったら
それはそれで寂しいと思った。

分かる人しか分からないﾈﾀが大方俺には分からない件について。
月君とか教えてもらわなきゃ分からないし、
クロスオーバーがどんな部類のものかも分からない。
>>841
俺もその意見には賛成。だからそこら辺も考えつつ新しい物語考えるつもりでいる。
で、思ったんだけど学園があるんだから
ｲﾌのあなざーすとーりーin幼稚園
とかでﾒﾙﾌﾞﾗのｷｬﾗの子供の頃を…とか思ったんだけど…どうよ？
原作を引きずることが難しいから原作重視の人には非難されそうだけど
上手くいけば学園物とも絡ませられるのでは？

新たな流れに期待age

>>842
それこそ書き手の匙加減次第だと思うよ。
面白い面白くないは別として、違和感あるか無いかという点はやはり重要だと思うし。
そこを面白い面白くないの話とすりかえる奴がいたからちょっくらややこしくなっただけで。

月姫準拠じゃなくてもいいから、せめてメルブラには準拠して欲しいかな。

>>835(752)氏、>>836氏
拙い作品ですが頑張って書いてるので、続きを待っててください。

>>839氏
はっ、参ったな･･･。俺が凹む位巧く書き直してしまうなんて、彼自身が思っている以上にすごい奴だよ、839は！
余計なお世話、なんて事は全然無いので。むしろありがたいです。俺のは所詮、構想3分の作品･･･orz
やっぱり行間に余裕あるだけでかなり読み易いですね。俺のはちょっと詰め過ぎた様です。
場面・感情の描写も839氏の方が細かいし、とにかく反省点が多いです。｢エコールへ行こうぜ･･･｣とか爆笑しました。その手があったか。
続きの参考にさせてもらいます。

>>842
クロスオーバーってのは二つ以上の作品の設定をかけ合わせて一つの作品を作ること。
「月君」ってのはクロスオーバーで月姫物のどっかのHPの小説だったか。
幼稚園モノ…。
違和感を完全に拭い去ることは厳しいだろうが出来ないことはないと思う。
学園物に続けられそうってのも同意。
まあ>>844が言った通り書き手の匙加減次第だな。

高校ってのが微妙なバランスで良いんだよな。大学まで行っちゃうとリアルに近くて嫌になる。
中学位なら…まあ良いのかな？新しく作る意味無いけど。
青春時代としてみんなが夢を持てるのはやっぱり高校ってのは良いとして、それを外すならとことんまで外す幼稚園ってのは良いと思った。
でも俺にはネタが出てこないから参加できない…orz

ななやんは幼稚園時代からああいう口調なんだろうか？
やけにおとなびた幼稚園児になりそうだけど。

問題は七夜の存在自体がIFで物語の世界でも存在足りえないものということだよな…。
もし、「日本が第二次世界大戦の戦勝国だったら〜」の日本を語るようなものだし。
でもそこに面白味があるというかなんというか。

というかそこら辺の考察を放棄してこそ話を作れるんジャマイカ
そこにこだわると「メルブラ学園」も成立しないし

ちなみに、歴史改変するなら初期に努力を集中すると良いらしいよ